2024-03-01から1ヶ月間の記事一覧

願書出し忘れた」と担任から涙の謝罪、女子生徒は第一志望の高校受験できず…「受験生の担当教員に仕事集中」(2024年3月31日)

福岡市の私立中学校で2月、教員が高校入試の出願期限を誤認して高校に「門前払い」され、生徒が志望校を受験できなくなった。高校側は後に方針を撤回したものの、受験校の変更を余儀なくされた生徒は心に深い傷を負った。「15の春」を泣かせる事態はなぜ…

最高の「いい顔」を死後に残す——残された家族の拠り所「遺影写真」を撮り続ける写真家の軌跡#ydocs(2024年3月31日『Yahooニュース』)

最高の「いい顔」を死後に残す——残された家族の拠り所「遺影写真」を撮り続ける写真家の軌跡#ydocs(2024年3月31日『Yahooニュース』) 田之上裕美フィルムメーカー 「亡くなった瞬間に、この写真が母になった」。母・由紀子さんを2021年10月に亡くし…

16年間も働いたのに突然、雇い止め…「就職氷河期世代が切り捨てられた」スクールカウンセラーの嘆き(2024年3月31日『東京新聞』)

東京都が児童生徒や保護者の悩みを聞いて支援するスクールカウンセラー(SC)250人を「雇い止め」にした問題で、労働組合を通じ、雇い止めの撤回を求めた18人のうち8人に4月からの採用(任用)通知が届いたことが分かった。ただ、10人については撤回されず、…

マンツーマン指導、個室鍵なし 障害ある受刑者に寄り添う「市原青年矯正センター」で見た司法福祉の最先端(2024年3月31日『東京新聞』)

知的障害や発達障害がある受刑者を専門的に受け入れる全国初の少年刑務所「市原青年矯正センター」(千葉県市原市)が設置されてから、5カ月が過ぎた。一般的な少年刑務所と違って、一人一人の障害特性に合った関わり方をしている。見えてきた課題や展望とは…

自民がすがる小池都知事が会見で繰り返した「ゲームチェンジ」衆院東京15区補選支援では前面に(2024年3月31日『日刊スポーツ』)

コラム RSS 中山知子の取材備忘録 ◆中山知子(なかやま・ともこ) 1992年に日本新党が結成され、自民党政権→非自民の細川連立政権へ最初の政権交代が起きたころから、永田町を中心に取材を始める。1人で各党や政治家を回り「ひとり政治部」とも。小泉純一郎…

(2024年3月31日『しんぶん赤旗』-「潮流」)

秋田おばこ 秋田・大曲(1953年) ©木村尚子 菅笠(すげがさ)に絣(かすり)の着物の女性が伏し目がちにほほ笑む写真「秋田おばこ」。息をのむみずみずしさです。写真家・木村伊兵衛(1901~74)の代表作の一つ。その没後50年を記念した回顧展が東京…

紅麹サプリ健康被害(2024年3月31日『しんぶん赤旗』-「主張」)

機能性表示食品の見直し急務 健康のためにと飲み続けたサプリメントで逆に健康を害し、死にまで至るとはあまりに理不尽です。飲むだけで「脂肪吸収を抑える」「コレステロールを下げる」などの「機能性」をうたう商品は消費者に魅力的に映り、市場を広げてい…

雪解川(2024年3月31日『福島民友新聞』-「編集日記」)

「雪解川(ゆきげがわ)名山けづる響かな」。高浜虚子に師事した前田普(ふ)羅(ら)の句だ。冬の間にたたえられた山の雪が解け、川の流れが勢いづく今頃の時期に詠んだのだろう。春の長雨が伴えば、時に濁流となる ▼野山の情景を華麗に彩るよりも、自然の…

“小林製薬の紅麹 使用製品を摂取 体調不良3人” 台湾メディア(2024年3月31日『NHKニュース』)

医療・健康 台湾のメディアは、小林製薬の紅麹原料を使った製品を摂取して体調が悪くなったという人の数が3人に増えたと報じました。 これは台湾の中央通信が30日夜、衛生福利部食品薬物管理署の高官の話として伝えました。食品薬物管理署は、小林製薬の紅麹…

小林製薬 紅麹問題 和歌山県の工場に立ち入り検査(2024年3月31日『NHKニュース』)

医療・健康 「小林製薬」の「紅麹」の成分を含む健康食品を摂取した人が腎臓の病気などを発症した問題で、厚生労働省と和歌山県は31日午前、食品衛生法に基づき和歌山県紀の川市の工場に立ち入り検査に入りました。 立ち入り検査が行われているのは、紀の川…

雪解川(2024年3月31日『福島民友新聞』-「編集日記」)

「雪解川(ゆきげがわ)名山けづる響かな」。高浜虚子に師事した前田普(ふ)羅(ら)の句だ。冬の間にたたえられた山の雪が解け、川の流れが勢いづく今頃の時期に詠んだのだろう。春の長雨が伴えば、時に濁流となる ▼野山の情景を華麗に彩るよりも、自然の…

▼▽米海軍のエリートパイロット養成機関を舞台にした青春映画のストーリーは世界中で大ヒットした。ハリウッドを代表するスター、トム・クルーズさんが現在の地位を確立した1986年公開の「トップガン」である。 ▼▽2022年に公開された続編は36年前を知らない世…

 健康リスク知り付き合おう(2024年3月31日『河北新報』-「社説」) 

国内初の飲酒ガイドライン案「男性40g、女性20g以上はリスク . 「百薬の長」とも言われてきた酒を巡り、改めて健康リスクが注目されている。厚生労働省が先月、初の指針「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」を公表。国民一人一人に対し、年齢や性別、…

受刑者の選挙権 剝奪認める論理の危うさ(2024年3月31日『信濃毎日新聞』-「社説」)

憲法は、国民主権の原理に基づき、選挙権を主権者の固有の権利として保障している。立法によって制限できる余地は、極めて限られると見るべきだ。 にもかかわらず、高裁の判決でもその原則がおろそかにされた。長野刑務所(須坂市)で服役中の男性が、受刑者…

原発の燃料装填 高まる不安は見ぬふりか(2024年3月31日『信濃毎日新聞』-「社説」)

東京電力が、再稼働を目指す柏崎刈羽原発7号機(新潟県)で来月から核燃料の装填(そうてん)を始めると発表した。 地元が同意する前に準備だけは着々と進めておこう、との考えのようだ。 同意を得る見通しは立っていない。それなのに、ずいぶんと前のめりの…

ひとり親世帯調査 住まいの貧困 浮き彫り(2024年3月31日『沖縄タイムス』-「社説」)

低い持ち家率に絶対数が少ない公営住宅、家賃が家計を圧迫するなど、浮き彫りになったのは「住まいの貧困」である。 県のひとり親世帯を対象とした2023年度の実態調査報告書が公表された。 ひとり親世帯の支援強化につなげようと5年に1度実施している…

ホテルの沖縄戦(2024年3月31日『琉球新報』-「金口木舌」)

ホテルは時として軍隊の根城となる。戦前、東京・赤坂にあった山王ホテルは1936年の2・26事件では決起軍の拠点となり、戦後はGHQが接収した。今は場所を変え、ニュー山王ホテルという名の米軍宿泊施設である 山王ホテルの反乱部隊=1936年2月26日、東…

全市町村でPFAS 原因特定と汚染除去急げ(2024年3月31日『琉球新報』-「社説」)

発がん性が指摘される有機フッ素化合物PFAS(PFOS、PFOA、PFHxS)について県が初めて実施した全県的な土壌調査で、PFOSとPFOAが全市町村で検出された。水質調査では嘉手納町の比謝川で国の暫定指針値(PFOS、PFOAの合計が1リットル当たり50ナノグラム)を超…

道程を見守る目(2024年3月31日『宮崎日日新聞』-「くろしろ」)

「僕の前に道はない 僕の後ろに道は出来る」。詩人高村光太郎の、教科書にも載る有名な詩「道程(どうてい)」の冒頭だ。わずか9行。何もない荒野に、だれかが歩んでこそ道は切り開かれていくことを教えてくれる。 110年前の1914年に発表されたこの…

学校はなくなっても…(2024年3月31日『佐賀新聞』-「有明抄」)

春、出会いと別れの季節。親しい人との別れもつらいが、思い出の場所との別れも寂しさが募る。今月は特に、「閉校」のニュースが続いた。白石町では 学校はなくなっても…2024/03/31 05:15 中島義彦 春、出会いと別れの季節。親しい人との別れもつらいが、思…

阿蘇草原の野焼き 多様な担い手確保したい(2024年3月31日『熊本日日新聞』-「社説」)

野焼き支援ボランティアのご案内 – 阿蘇草原保全活動センター 阿蘇の草原維持に欠かせない野焼きや防火帯作りを支援する、公益財団法人阿蘇グリーンストックの「野焼き支援ボランティア」が今春、活動25年を迎えた。 初年度に110人だった参加者は、近年延べ2…

非正規公務員 給与抑制の対応は悪質だ(2024年3月31日『西日本新聞』-「社説」)

自治体の非正規職員(会計年度任用職員)はいくら専門知識を持ち、住民に信頼されていても、低賃金と不安定雇用を余儀なくされる。この年度末も不本意な雇い止めに遭う人がいる。 非正規職員の働きなしに、自治体の仕事は回らない。首長や議会はよく分かって…

元帥没後60年(2024年3月31日『高知新聞』-「小社会」)

かねて入ってみたかったその部屋に先日入らせてもらった。皇居前広場向かいの第一生命ビル。6階の一角に、連合国軍最高司令官だったマッカーサー元帥の執務室がほぼ当時のまま残されている。 第一生命、マッカーサー元帥の執務室を公開 | 革張りのソファ。…

【成年後見制度】利用しやすく見直しを(2024年3月31日『高知新聞』-「社説」)

成年後見人とは?利用するメリットは?|ALSOK せっかくの安全網も、使い勝手が良くなければその恩恵は広く行き渡らない。利用が伸び悩む現状が、制度の問題点を提起していよう。高齢化が進むにつれ、潜在的なニーズは高まっているはずだ。必要に応じて利用…

やっかいな黄砂(2024年3月31日『中国新聞』-「天風録」)

気象庁|黄砂に関する基礎知識 春に三日の晴れなし、という言葉通り、先週は全国的に強い雨風など荒天が続いた。ようやくここ数日間は春らしい暖かな日が続いている。だが三日の晴れとはいっても、明るい空は白くかすみ、すっきりしない ▲おととい今年初の黄…

物流の2024年問題 荷主・消費者は意識改めて(2024年3月31日『中国新聞』-「社説」)

働き方改革関連法に基づくトラック運転手の残業規制が4月1日に始まり、人手不足で物流が混乱する恐れが指摘されている。「2024年問題」だ。 一般業種の残業規制は19年4月にスタートしたが、トラック運転手などは業務の特性や取引慣行に課題があるとして適用…

歴史的円安 家計や中小の負担大きい(2024年3月31日『山陽新聞』-「社説」)

東京外国為替市場の円相場が先週、1ドル=151円97銭と1990年7月以来約34年ぶりの円安水準となり、その後も151円台で推移している=グラフ。円安は輸入物価を押し上げ、多くの家計や中小企業にとっては負担が増す。過度な円安には警戒が必要…

スタートアップ/地域活性化へ支援強化を(2024年3月31日『神戸新聞』-「社説」)

「スタートアップ」と呼ばれる新興企業の育成、支援に取り組む自治体が増えている。神戸市は全国に先駆けて施策を打ち出し、8年になる。岸田政権も看板政策「新しい資本主義」の柱の一つと位置付ける。官民が連携して、ビジネスの創出や地域経済活性化の起…

「虎に翼」(2024年3月31日『新潟日報』-「日報抄」)

あすからのNHK連続テレビ小説「虎に翼」は法律家を志す女性が主人公だ。モデルは日本初の女性弁護士で、後に裁判官になった三淵嘉子さんである ▼現在の司法試験に当たる高等文官試験司法科に合格したのは1938(昭和13)年。戦後は女性初の裁判官に…

紅こうじサプリ 被害拡大防ぎ、安全見直せ(2024年3月31日『茨城新聞』-「論説」)

紅こうじを使った小林製薬(大阪市)のサプリメントで健康被害が発生し、死亡事例が報告された。被害把握から使用停止の呼びかけまで2カ月余りかかっており、消費者に情報を伝えるのが遅れた同社の責任は重い。 被害拡大を防ぐのが最優先であり、店頭からの製…