水俣病被害者団体の発言遮断 伊藤環境相がきょう8日午後、現地再訪し謝罪へ(2024年5月8日『西日本新聞』)

水俣病犠牲者慰霊式を終え、記者会見する伊藤信太郎環境相=1日、熊本県水俣市(撮影・軸丸雅訓) 熊本県水俣市で1日に行われた伊藤信太郎環境相と水俣病患者・被害者団体との懇談の際、環境省職員が被害者側の発言中にマイクを切って制止した問題で、伊藤氏…

平和と憲法 守る象徴に 府中に「9条の碑」 都内2カ所目(2024年5月8日『東京新聞』)

除幕されたアヒルを抱いた女性のブロンズ像=いずれも府中市で 憲法9条を守る運動の象徴とする「9条の碑・府中」の除幕式が7日、東京都府中市南町6で開かれた。建立した市民団体「三多摩初の『9条の碑』を府中につくる会」によると、同様の碑は国内では37カ…

「水がない」震度6強の翌日、のとじま水族館の水槽を見た職員は絶句した 避難した生きものたちの行方は(2024年5月8日『東京新聞』)

臨時休園が続くのとじま水族館=石川県七尾市能登島曲町で 能登半島近海の魚や動物を展示する「のとじま水族館」(石川県七尾市)では元日、ダイバーがえとにちなんだタツノオトシゴの着ぐるみで来場者を喜ばせていた。午後4時半の閉館時間まであと20分。震…

「不安しかない」高校生が頑張る「お金の増やし方」の授業 導入2年、記者が見た手探りの教育現場(2024年5月8日『東京新聞』)

学習指導要領に基づき、高校で株式や債券など金融商品の特徴を教える授業が始まり2年。生涯を見据えた資産形成を学ぶ金融経済教育の一環だが、「投資教育」のイメージは根強い。(中沢佳子) ◆人生のイベントを体験しながらゲームで 「やっぱ、株は海外だよ…

「国が自治体に指示」発動条件は不明、チェック機能なし…地方自治法改正案 審議初日に指摘が出た多くの問題(2024年5月8日『東京新聞』)

地方自治法などを審議した7日の衆院本会議 自治体に対する国の指示権を拡大する地方自治法改正案が7日、衆院本会議で審議入りした。改正案には、新型コロナウイルス禍などを受け、緊急時に国民の生命の保護に必要な対策を国が地方自治体に指示できるようにす…

保坂展人・世田谷区長ら「コロナ禍、国の対応は正しかったか」 自治体に「指示」できる法改正に反対集会(2024年5月7日『東京新聞』)

地方自治法の改正案を検証する院内集会であいさつする東京・世田谷区の保坂展人区長(左) 緊急時に国民の生命の保護に必要な対策を国が地方自治体に指示できるようにする地方自治法改正案が7日、衆院本会議で審議入りした。この日、国会内では「徹底検証!…

保坂展人・世田谷区長ら「コロナ禍、国の対応は正しかったか」 自治体に「指示」できる法改正に反対集会(2024年5月7日『東京新聞』)

地方自治法の改正案を検証する院内集会であいさつする東京・世田谷区の保坂展人区長(左) 緊急時に国民の生命の保護に必要な対策を国が地方自治体に指示できるようにする地方自治法改正案が7日、衆院本会議で審議入りした。この日、国会内では「徹底検証!…

<政治まんが>「もはや『聞く力』はなし」 佐藤正明傑作選「一笑両断」発売中(2024年5月8日『東京新聞』)

「もはや『聞く力』はなし」 佐藤正明 東京新聞では、基本的に毎週水曜日と日曜日の朝刊で、日本漫画家協会賞を受賞した漫画家・佐藤正明さんの政治まんがを掲載しています。国内外の政治の現状を鋭く、かつユーモアたっぷりに切り取った本紙の名物コーナー…

<視点>首相が向き合う政治改革 誠実なサプライズが必要だ 政治部・清水俊介(2024年5月8日『東京新聞』)

衆院政治倫理審査会の冒頭、自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件について陳謝する岸田文雄首相=国会で(代表撮影) 「期待値を超えよ」 大学時代に所属した政治学のゼミの指導教授がよく口にした言葉だ。周囲の期待値を超えるよう努力を続けていれば、…

「knock (someone) for 6」という英語の…(2024年5月8日『東京新聞』-「筆洗」)

「knock (someone) for 6」という英語の慣用句がある。相手をひどくやっつけるという意味だそうだ。knockはノックダウンなどのノックだろうが、6とは何か。英国伝統のクリケットに由来する。打球が境界線をノーバウンドで越えれば6点なので、大きな当たり…

学術会議と学問の自由 「戦前」が蘇らぬように(2024年5月8日『東京新聞』)

昭和天皇が学術分野への政治介入を戒めたことがあります。1935(昭和10)年の天皇機関説事件のときでした。 侍従武官長だった本庄繁の「本庄日記」(原書房)の同年4月25日の項に記されています。 <陛下は、若(も)し思想信念を以(もっ)て科学を抑圧し去…

次の「便利」求め、コンビニ50年(2024年5月8日『産経新聞』-「産経抄」)

1974年に東京都江東区でオープンしたセブン―イレブンの1号店 度胸試しというか、自分への過信というか。コンビニエンスストアのセルフレジを近頃、わざわざ選んでいる。レジ袋の「要・不要」に始まり、支払い方法の選択、ポイントを「使う・貯(た)め…

拉致被害者の救出 米国とともに圧力強めよ(2024年5月8日『産経新聞』-「主張」)

米国から帰国し、報道陣を前に訪米の成果を報告する拉致被害者家族会代表の横田拓也さん(中央)と事務局長の飯塚耕一郎さん(右から2人目)ら=東京・羽田空港 北朝鮮による拉致被害者の家族らが訪米して「全被害者の即時一括帰国と引き換えに日本政府によ…

巨大IT規制法案 公正競争で市場活性化を(2024年5月8日『産経新聞』-「主張」)

スマートフォンの画面上に表示されたグーグル(左)とアップルのアプリストアのアイコン 巨大IT企業の寡占による弊害を抑止し、デジタル市場をいかに健全に発展させるかが世界的な課題となっている。 日本でもスマートフォンを動かす基本ソフト(OS)で…

取締役会はファンドと対話し価値向上を(2024年5月8日『日本経済新聞』-「社説」)

英ファンドは東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランド株の一部売却を京成電鉄に提案した。(ハロウィーンのパレード中のミッキーマウス 千葉県浦安市) 6月の株主総会シーズンを前に、投資ファンドがさまざまな提案をしている。そうした市場の声…

南米と互恵関係を深めよ(2024年5月8日『日本経済新聞』-「社説」)

ブラジルのルラ大統領㊨と握手する岸田首相(3日、ブラジリア)=ロイター 岸田文雄首相が大型連休中の南米訪問で、日本の首相として8年ぶりにブラジルを訪れた。ブラジルは国際社会で発言力を増す新興・途上国「グローバルサウス」を代表する国のひとつで、…

プーチン政権 5期目も続く横暴をくじけ(2024年5月8日『読売新聞』-「社説」)

プーチン政権が侵略戦争で勝利することになれば、世界史の大きな汚点となるだろう。 国際社会はウクライナ侵略を成功させてはならない。その一点で、各国は結束を強める必要がある。 プーチン大統領が、通算5期目となる政権運営を始めた。任期は6年間で、…

国の「指示権」 災害時に重要な地方との連携(2024年5月8日『読売新聞』-「社説」)

国と地方自治体は法的に対等な関係にあるとはいえ、大規模な災害や感染症の 蔓延まんえん など非常時に自治体だけで対処するのは限界がある。 対策の責任を明確にするためにも、国が主導し、自治体との連携を円滑に進めるための態勢を整える必要がある。 自…

「怖がらなすぎたり…(2024年5月8日『毎日新聞』-「余録」)

コロナの5類移行から1年。井上尚弥選手らの世界戦を見ようと東京ドームに集まった多くのボクシングファン=2024年5月6日午後3時4分、藤井達也撮影 「怖がらなすぎたり、怖がりすぎたりするのはやさしいが、正常に怖がることはなかなかむつかしい」。米歴史学…

感染症と日本社会 危機に対応できる体制に(2024年5月8日『毎日新聞』-「社説」)

新型コロナの「まん延防止等重点措置」が適用されていた時のJR東京駅前。ほぼ全員がマスクを着用していた=東京都千代田区で2022年1月21日午前8時25分、手塚耕一郎撮影 新型コロナウイルスは消えたわけではない。見えにくくなっただけだ。 新型コロナ対策で…

1日の遅れが生死を分ける「人食いバクテリア」による感染症 早期受診のために知っておきたい「かぜ」との見分け方 志賀隆・国際医療福祉大医学部救急医学主任教授(同大成田病院救急科部長)(2024年5月8日『毎日新聞』)

50代の男性が発熱し、救急外来に救急搬送されました。救急隊が接触した際には、40℃の高熱、心拍数は150回/分、血圧は低すぎて測れず、意識はもうろうとされていました。右足のすねのところが赤くなり一部は紫色になっていました。 男性は搬送後、「劇症型溶…

「子どもの裸、サイトに掲載しないで」 国が全国の保育園などに通知(2024年5月8日『毎日新聞』)

インターネット上で画像が拡散すると、第三者による転載・複製が繰り返され、削除しても追いつかない=ゲッティ(写真はイメージ) 保育園などがホームページ(HP)に園児が裸で写る画像を掲載し、第三者に悪用される事例があるとして、こども家庭庁と文部科…

「脳梗塞を発症しても助かるのは動脈硬化リスクの低い人」専門家が推奨する血管を若返らせる生活習慣と食べ物(2024年5月8日『介護ポストセブン』)

痛みに対してがまん強い女性は、一刻を争う病気だとは思わずに治療が遅れる場合もあるので要注意 血管がつまって起こる脳卒中や心筋梗塞は、日本人の死因上位を占める。こういった血管病は、実は健康にみえてもなんらかのSOSを体が発していることも多く、脳…

衆院補選「立憲民主党3選全勝」 政権交代に向け野党が国会でやるべき「3つ」のこと 古賀茂明(2024年5月8日『AERA dot.』)

古賀茂明氏 4月28日投開票の衆議院の補欠選挙において、立憲民主党が3選挙区全てで大勝した。 【写真】演説する日本維新の会の馬場伸幸代表はコチラ 「次の選挙で政権交代だ!」とリベラル勢力は勢いづいている。 しかし、大手メディアの政治部記者たちの多…

厚生年金「月額15万円」なのに振込額が2万円ほど少ないです…意外と知られていない年金の仕組みとは?(2024年5月8日『LIMO』)

写真:LIMO [リーモ] 2024年1月19日、厚生労働省は2024年度の年金額増額を発表しました。 賃金や物価の上昇を背景に年金額は前年度から2.7%の引き上げとなりましたが、物価上昇率を下回るため実質的には目減りとなっています。 厚生年金の平均月額の一覧表 …

「総理、原発について質問させてください」岸田首相が会見で記者の質問を無視…能登半島地震発生後、政府が行った“奇妙な対応”(2024年5月8日『文春オンライン』)

岸田首相 ©文藝春秋 〈「テレビで総裁選の話をしている場合か!」能登半島地震後の岸田首相に批判殺到…国民が政府の災害対応に違和感を覚えるワケ〉 から続く 【写真】この記事の写真を見る(3枚) 災害対策や防衛費の強化、経済・農業政策など、私たちの暮ら…

目黒蓮、月9ドラマ初主演!「silent」チームと再タッグで初の父親役(2024年5月8日『シネマトゥデイ』)

キービジュアル - (C)フジテレビ アイドルグループ、Snow Man の目黒蓮がフジテレビ7月期放送の「海のはじまり」(毎週月曜21時~21時54分)で月9ドラマ初主演を務めることが明らかになった。社会現象となったドラマ「silent」(2022年10月期/フジテレビ系…

愛子さま 追悼コンサートを退勤後にお忍び訪問…21歳で夭逝した親友チェリストとの知られざる絆(2024年5月8日『女性自身』)

4月30日、サントリーホールには4時間ほど滞在された愛子さま/Copyright (C) 2024 Kobunsha Co.,Ltd. All Rights 天皇陛下ご即位5周年を翌日に控えた4月30日の夕方。日本赤十字社を退勤した愛子さまが向かわれたのは御所ではなく、日赤本社とも同じ港区内に…

佐川急便、トラックの名札廃止 SNS拡散の恐れで(2024年5月7日『共同通信』)

佐川急便のトラックに付けられる営業所名の札=4月、東京都江東区 プライバシーを守って働きやすい業界に―。物流大手の佐川急便が全国の自社トラックに掲示していたドライバーの名札を廃止した。運転マナーの向上を目的に30年以上前から行ってきたが、交流サ…

iPadに“史上最大”の変化 「Appleスペシャルイベント」発表内容まとめ(2024年5月7日『ITmedia Mobile』)

新しいiPad Air Appleは5月7日(米国太平洋夏時間)、新製品を発表するスペシャルイベントを開催した。この記事では、発表された新製品の概要をお伝えする。なお、いずれも予約は既に始まっており、5月15日に発売される。 【画像】新型iPad Proに搭載される…