2024-04-10から1日間の記事一覧

年金月10万円以下は2割超!日本の「高齢化×貧困化」の大問題…老老介護で疲弊、少額年金で困窮。頼みの綱は「生活保護」だけ(2024年4月10日)

(※写真はイメージです/PIXTA) 高齢化の進展で、要支援・要介護者は増加の一途をたどっている。過酷な老老介護を行う世帯のなかには、同時に貧困に苦しむ世帯も多い。厳しい現状を見ていく。 【早見表】年金に頼らず「1人で120歳まで生きる」ための貯 老老…

‟ことば狩り“に遭った川勝知事…メディアは「一部の差別発言」を集中攻撃(2024年4月10日)

「不適切発言」が予想以上に非難される 写真提供: 現代ビジネス 静岡県の川勝平太知事は10日、辞表を提出する予定だ。 4月2日夕方の突然の辞意表明のニュースは、静岡県だけでなく、全国を駆け巡り、まるで、「お笑い川勝劇場」の様相を呈した。 【写真】川…

静岡 川勝知事が退職届提出 当初の意向から時期早める(2024年4月10『NHKニュース』)

静岡県 新人職員への訓示の中で、職業差別とも捉えられかねない発言をしたことなどから辞意を表明した静岡県の川勝知事が10日午前、県議会議長に退職届を提出しました。 川勝知事は、今月1日、新人職員への訓示の中で「県庁というのは別の言葉で言うとシンク…

愛子さま明治神宮を初めて参拝 オフホワイトのロングドレス姿 日赤の勤務を休み皇族としてご活動(2024年4月10日)

FNNプライムオンライン 天皇皇后両陛下の長女・愛子さまは、明治天皇と昭憲皇太后を祀る明治神宮を初めて参拝された。 【画像】オフホワイトのロングドレスに帽子姿で参拝された愛子さま 10日午前10時頃、愛子さまは集まった人たちに笑顔で会釈し、東京・渋…

核燃の中間貯蔵 問題の先送りでしかない(2024年4月10日『信濃毎日新聞』-「社説」)

原発は、稼働すればこの上なく危険で厄介なものを生み出していく。その現実を忘れてはならない。 東京電力と日本原子力発電が出資する株式会社「リサイクル燃料貯蔵」(RFS)が、青森県むつ市に建設した中間貯蔵施設への使用済み核燃料搬入について、7~…

実質賃金減に関する社説・コラム(2024年4月10日)

実質賃金23ヵ月連続減 「好循環」実現、楽観は禁物だ(2024年4月10日『河北新報』-「社説」) 日本経済は本当に賃金と物価がそろって上昇する「好循環」へと向かっているのか。 今春闘で大企業を中心に高水準の賃上げが相次いだことを受け、岸田文…

物流2024年問題(2024年4月10日『しんぶん赤旗』-「主張」)

労働条件の抜本改善こそ必要 トラック運転手の時間外労働の上限が、4月から年間960時間に規制されました。とはいっても、一般労働者は、すでに時間外労働の上限が720時間になっており、上限が240時間も長くなっています。月平均80時間は、過労死…

大東亜戦争(2024年4月10日『しんぶん赤旗』-「潮流」)

その名を政府が決定したのは開戦直後でした。「今次の対米英戦は支那事変をも含め大東亜戦争と呼称す」。時の天皇が発した「宣戦の詔書」は「東亜の安定」を確保することが目的だと ▼日本を盟主にアジアの統合をめざした「大東亜共栄圏」。実際は共栄とは名…

少子化対策法案 財源と中身 根本の議論を(2024年4月10日『信濃毎日新聞』-「社説」)

少子化対策の財源として、公的医療保険料に上乗せして徴収する「支援金」を巡り、こども家庭庁が1人当たりの年収別の負担額の試算を示した。 関連法案の審議が衆院で進む中、野党にせっつかれ、渋々の公表である。これまでは医療保険別の平均額しか示してい…

全国知事アンケート 安保容認 負担に無関心(2024年4月10日『沖縄タイムス』-「社説」)

名護市辺野古の新基地建設について、沖縄タイムス社と朝日新聞社は合同で、沖縄県を除く46都道府県知事にアンケートした。 回答結果からは、「無関心」「当事者意識の欠如」「見て見ぬふり」といった言葉が浮かぶ。 辺野古沿岸の軟弱地盤の改良工事で、国…

「みんな、失敗するので」(2024年4月10日『琉球新報』-「金口木舌」)

米大リーグの往年のスターにジョージ・ブレットという選手がいる。ロイヤルズ一筋で21シーズンプレーし、殿堂入りも果たしている ▼そのブレット氏が3000安打を達成した時のこと。大きな歓声と祝福で数分間試合が中断した後、プレーが再開すると、ブレッ…

米軍のPCB放置問題 日米両政府で処理を急げ(2024年4月10日『琉球新報』-「社説」)

全国各地の在日米軍基地に人体に有害なポリ塩化ビフェニール(PCB)を含む機器が残っている問題で、米軍が流出などの危険性を認識していながら問題を先送りにしている。本来なら米本国で処理すべきだ。日米両政府はPCB処理に向け協議を加速させなけれ…

失言の罪(2024年4月10日『佐賀新聞』-「有明抄」)

中学校時代の話。穏やかな陽気の午後の授業は苦手な理科だった。先生の声が子守歌のように聞こえる。居眠りしそうになるのを何とかこらえて50分。終業のチャイムが鳴ると思わず「あー眠たかった」と大声を出した。先生が何も言わず教室を出て行った後、級…

競走馬が命全うできる社会を まず問題を知り関心広げよう(2024年4月10日『佐賀新聞』-「社説」)

引退した競走馬のよりよい余生を考えるパネルディスカッションが2月、佐賀競馬から動画サイトを通じて全国に配信された。速く走れない馬や引退馬の多くは安楽死となる現状があるといい、長年のタブーに一石を投じた。馬が命を全うできる社会をつくるには資…

配属ガチャ(2024年4月10日『熊本日日新聞』-「新生面」)

満開の桜に祝福されて入社式に臨んだ新入社員の皆さん、研修を終えて、それぞれの部署に配属される頃でしょうか。今の関心事は「配属ガチャ」ではありませんか。希望通りの部署に行けるかどうか、カプセル玩具と同様に開けてみなければ分かりません。結果に…

戸惑う4月(2024年4月10日『高知新聞』-「小社会」)

春らんまんの季節ながら、きのうの朝は荒れた天候に多少戸惑った。高知市で散歩をしていると、真っすぐ歩けないような突風、逆風。川辺の桜もかなり花を散らしたようだ。 お天気博士の故倉嶋厚さんは、ドイツには〈4月よ、4月はいったい自分でどうしたらよ…

一極集中と少子化 韓国の教訓踏まえ対策を(2024年4月10日『山陽新聞』-「社説」)

衝撃的な数字と言えるだろう。韓国で、女性1人が生涯に産む子供の数を示す合計特殊出生率が、2023年は0・72となった。世界でも類を見ないほどの急速な少子化が進んでいる。 既に世界最低水準だった22年の0・78をさらに下回り、過去最低を更新し…

台湾地震に関する社説・コラム(2024年4月10日)

台湾地震 息の長い支援で恩返しを(2024年4月11日『河北新報』-「社説」) 台湾東部沖地震は、今月3日の発生から8日たった。山間部の孤立状態が解消され、倒壊したビルの解体も進む一方で、景勝地「太魯閣(タロコ)国立公園」などでは行方不明者…

「明日はヒノキになろう」(2024年4月10日『新潟日報』-「日報抄」)

「明日はヒノキになろう」というのがアスナロの名の由来とされる。ヒノキは緻密で耐水性や防虫効果にすぐれた高級材だ。アスナロはヒノキより小ぶりなことが多く、ヒノキに劣るイメージを持たれることもある ▼しかし実際は強度も高く、ヒノキに匹敵する優良…

裁判官の罷免 表現の在り方議論深めて(2024年4月10日『新潟日報』-「社説」)

裁判官の表現行為を巡る前例のない重い判断だ。被害者遺族の心情を著しく傷つけた特異のケースで、やむを得ない面はある。 しかし、表現の自由や権力批判を巡り、裁判官の萎縮を招くことになってはならない。 交流サイト(SNS)への投稿で殺人事件の遺族…

政治改革特別委 脱法行為も封じ込めよ(2024年4月10日『東奥日報』ー「時論」/『茨城新聞』-「論説」)

順法精神を踏みにじり、自民党安倍派による巨額の裏金事件の真相解明にも後ろ向きの姿をさらした以上、「政治とカネ」については、がんじがらめに縛るほかない。 衆参両院は近く、政治改革特別委員会の設置を決め、信頼回復と再発防止に向けた政治資金規正法…

産業情報機密化 恣意的運用の懸念残る(2024年4月10日『北海道新聞』-「社説」)

機密情報の保護対象を経済安全保障分野に広げる新法案「重要経済安保情報保護・活用法案」が衆院を通過した。 国が身辺調査で信頼性を認めた人のみが情報を取り扱う「セキュリティー・クリアランス(適性評価)」制度の導入が柱となる。 衆院では、対象とな…

アイヌ民族研究 謝罪は尊厳回復の一歩(2024年4月10日『北海道新聞』-「社説」)

日本文化人類学会がアイヌ民族に対し、過去の研究姿勢について国内外の学会として初めて謝罪する声明を発表した。 19世紀から20世紀にかけ、国内外の研究者がアイヌ民族の同意を得ず遺骨や副葬品を持ち出すなどした。尊厳を踏みにじる行為だ。 声明は「研究…

“能登 今後も強い揺れや津波伴う地震に注意” 政府地震調査委(2024年4月10『NHKニュース』)

令和6年能登半島地震 ことし1月に発生した能登半島地震から3か月余りとなり、政府の地震調査委員会は、地震活動は低下してきているものの、依然、活発な状態だとして、今後も強い揺れや津波を伴う地震に注意が必要だとする評価をまとめました。 政府の地震調…

韓国総選挙 きょう午前6時に投票開始 ユン政権の中間評価(2024年4月10『NHKニュース』)

韓国総選挙 韓国で4年に1度、国会議員を選ぶ総選挙は、10日、投票が行われています。ユン・ソンニョル(尹錫悦)政権の中間評価とも位置づけられていて、安定した政権運営を支えたい保守系の与党と、政権を審判すべきだとする革新系の野党のどちらが第1党に…

バイデン大統領 日米首脳会談通じ 安全保障で連携強化の考え(2024年4月10『NHKニュース』)

日米首脳会談 アメリカのバイデン大統領は、岸田総理大臣との首脳会談を通じて、覇権主義的な行動を強める中国を念頭に、インド太平洋地域を重視する姿勢を改めて示すとともに、安全保障分野で日本との連携を一段と強化したい考えです。 バイデン政権は、中…

日米首脳会談 首相 防衛面で協力深め 経済安保など連携確認へ(2024年4月10『NHKニュース』)

日米首脳会談 アメリカ訪問中の岸田総理大臣は、日本時間の11日、バイデン大統領との首脳会談に臨みます。自衛隊とアメリカ軍の部隊連携の円滑化など、防衛面での協力を深めるとともに、経済安全保障、宇宙など幅広い分野での連携強化を確認する見通しです。…

神宮前で銭湯、焼き鳥屋、VR体験…「ハラカド」17日オープン、新たな原宿文化の拠点に(2024年4月9日『東京新聞』)

東急不動産(東京都渋谷区)は9日、東京・原宿で17日に開業する複合商業施設「東急プラザ原宿 ハラカド」を報道陣に公開した。地下1階には昔ながらの銭湯も設置されるなど、若者文化の発信地として知られる原宿で、新しいタイプの文化創造拠点を目指す。 「…

「能登特有の手話」も…被災地で孤立しがちな聴覚障害者、ニーズくみ取る福祉避難所の設置を(2024年4月10日『東京新聞』)

能登半島地震では、石川県内の聴覚障害者の避難の在り方が課題として浮かんだ。手話通訳者がいない避難所での孤立を恐れて自宅などにとどまると、周囲の目が行き届きにくい。能登特有の手話ができる通訳者も足りない。聴覚障害者で石川県聴覚障害者協会の藤…

安倍派失脚でも1200兆円借金は減らない? 財政再建派のはずの岸田首相「今や安倍氏より財政拡張志向が強い」(2024年4月10日『東京新聞』)

自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件の一斉処分を受け、財政政策に変化の兆しが出ている。最大派閥の安倍派を中心とする積極財政派に勢いがあったが、派閥解散と幹部失脚で発言力が低下しているためだ。日銀の異次元金融緩和策の転換で「金利のある世界…