2024-03-10から1日間の記事一覧

「忘れないよ」を支えに 震災で気付いた一人息子との13カ月の幸せ(2024年3月10日『毎日新聞』)

津波に流された自宅跡地を訪れ、地面に手を触れる小原武久さん。震災後に道路になったその場所には、亡き聖也さんの部屋があった。平穏な日々の記憶がよみがえり、「悔しい」とつぶやいた=宮城県名取市で2024年3月9日、貝塚太一撮影 27歳の時、待望の長男が…

東日本大震災13年 がんばらない、がまんしない 2人の子供を失った鈴木義明さん、実穂さん夫妻から、能登へ(2024年3月10日『産経新聞』)

東日本大震災で子供を亡くした鈴木義明さん、実穂さん夫妻。能登半島地震の被災者を思いやる=宮城県東松島市 行方不明となっている娘の巴那さんの筆でメッセージを書く鈴木実穂さん 「鈴木巴那」 名前が書かれた白いテープが、ぐるりと軸に貼られた筆。愛娘…

自民会合“不適切ショー”出席者語る詳細“口移しチップ”準備したのは…県議認める(2024年3月10日『テレビ朝日ニュース)

自民党の会合に露出の多い女性ダンサーが招かれていた問題。出席者の証言で会合の詳しい状況が見えてきました。 ■「ダンサーは2度登場」出席者語る詳細 去年11月、和歌山市のホテルで開かれた自民党青年局の近畿ブロック会議。党本部から青年局の2人の国会議…

三輪記子弁護士が、夫婦の秘密を法廷で暴く『落下の解剖学』を解説「有罪と認定できないものは、すべて無罪。白黒つけたい欲望に抗うことも大事」(2024年3月10日

証人として法廷に立たされる11歳の息子、ダニエル 第76回カンヌ国際映画祭で最高賞パルムドールを受賞し、現地時間3月10日に授賞式が迫ったアカデミー賞では作品賞など5部門にノミネートされている『落下の解剖学』(公開中)。雪の山荘で転落死した小説家志望…

「自民は末端までおごり」 女性ダンサー招致で立民(2024年3月10日)

安住淳国対委員長 立憲民主党の安住淳国対委員長は10日、新潟県新発田市で講演し、自民党和歌山県連が主催した会合に露出の多い衣装の女性ダンサーを招いた問題を批判した。「自民は地方の末端まであぐらをかき、おごっている」と述べた。「10年ぐらい政権を…

安倍派改選組「全額還流」焦点 参院政倫審14日にも(2024年3月10日『時事通信』)

自民議員ら32人を審査対象にすることを全会一致で議決した参院政治倫理審査会=8日、国会内 週明けの国会では、自民党派閥の裏金事件を受けた参院政治倫理審査会が14日にも開かれる。安倍派は改選を迎える同派議員に派閥パーティーで集めた資金を全額還…

政倫審、説明果たさず91% 内閣支持20%、過去最低(2024年3月10日『共同通信』

共同通信社が9、10両日に実施した全国電話世論調査で、自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けて衆院政治倫理審査会に出席した安倍派と二階派の幹部5人について「説明責任を果たしていない」との回答が91.4%に上った。 内閣支持率は20.1%で、前回調…

【調査】子持ち既婚者の2割が不倫経験あり!最多の理由、男性は「性的欲求」、女性は?(2024年3月10日)

【調査】子持ち既婚者の2割が不倫経験あり!最多の理由、男性は「性的欲求」、女性は? 子供のいる既婚女性の不倫ドラマが話題になっている昨今。しかし、実情はどうなのだろうか? パートナーシップ塾や恋愛塾を主宰する「LOVE is ALL」が、35歳以上45歳未…

立民の岡田幹事長、不記載82議員の政倫審出席求める…「見え透いたうそ」と安倍派幹部ら批判(2024年3月10日『読売新聞』)

立憲民主党の岡田幹事長は10日、長崎県壱岐市内で街頭演説を行い、自民党派閥の政治資金規正法違反事件を巡り、政治資金収支報告書に不記載があった衆参国会議員計82人の全員が政治倫理審査会に出席すべきだと訴えた。 立憲民主党の岡田幹事長 岡田氏は…

「福島第一原発事故」の「緊急記者会見」を遮った「東京電力社員の怒声」の衝撃的な内容(2024年3月10日)

写真提供: 現代ビジネス 東日本壊滅はなぜ免れたのか? 取材期間13年、のべ1500人以上の関係者取材で浮かび上がった衝撃的な事故の真相。他の追随を許さない圧倒的な情報量と貴重な写真資料を収録した、単行本『福島第一原発事故の「真実」』は、2022年「科…

JR予土線 人気の3つの観光列車連結し特別運行 全線開通50年で(2024年3月10日『NHKニュース』)

鉄道 3月に全線開通から50年を迎えたJR予土線の人気の3つの観光列車を連結した特別運行が行われ、鉄道ファンや家族連れなどが楽しみました。 愛媛県と高知県を結ぶJR予土線は、3月に全線開通から50年を迎えましたが、赤字路線となっていて、沿線の自治体で作…

岸博幸氏 自民“口移しチップ”セクシーダンサー懇親会に「言い訳が国民をなめくさってます」(2024年3月10日)

岸博幸氏 元経産省官僚の経済学者・岸博幸氏が10日、TBS系「サンデージャポン」(日曜前9・54)に出演。自民党和歌山県連が主催し、党青年局幹部や近畿の若手地方議員らが参加した会合に、露出の多い衣装の女性ダンサーを複数招いていたことについてコメント…

「バーン」靖国神社に落ちた爆弾、生き残った8歳 メラメラ燃える自宅は「美しかった」 #戦争の記憶(2024年3月10日『Yahooニュース』)

「焼夷弾があめあられのように降ってきて、バーンバーンってはねて火を吹くんです。よく当たらないで生き残ったなと思います」。靖国神社の近くに住む女性は8歳のとき、1945年3月10日の東京大空襲と5月の山の手空襲を体験した。家は燃えてなくなった。「一番…

断水でも水が使える「井戸」活躍…能登半島地震「重宝な井戸やわいね」 災害時に急いで掘っても大丈夫?(2024年3月10日『東京新聞』)

能登半島地震では広い地域で断水が続き、今も水の確保ができず問題となっている。水道管が復旧せず、飲み水やトイレ、炊事洗濯などに使う生活用水から、いざというときの消火栓が使えない地域もある。そんな中、井戸が注目されている。直後の急場で既存の井…

東京大空襲「封印ビデオ」公開は一歩前進、でも道半ば…証言者の思いをくんで、歩みを止めないで(2024年3月10日『東京新聞』)

<取材ファイル> 東京都が1990年代に収録し、長く封印してきた東京大空襲など戦争体験者の証言ビデオが、2月末からようやく公開された。一歩前進も、開催中の東京空襲資料展でしか現状では見られず、公開は収録した330人のうち同意を得た122人分にとどまる…

「撃ち合いではなく話し合いを」 東京大空襲79年 惨禍を知る人たちは絶えない戦火に平和を願った(2024年3月10日『東京新聞』)

一夜にして10万人もの命が奪われた東京大空襲から79年となった10日、東京都慰霊堂(墨田区横網2)で春季慰霊大法要が営まれた。秋篠宮ご夫妻が参列され、遺族ら約210人が記憶の継承を誓い、亡くなった人々を悼んだ。 東京大空襲 1945年3月10日未明、現在の東…

【震災13年】経験を語り継ぐのは “震災を知らない世代”(2024年3月10日『NHKニュース』)

東日本大震災 「私は被災者ではありません。ですが何年か後、何日か後に被災する1人かもしれません」そう語りかけるのは、高校生の語り部です。震災から13年。東日本大震災の経験をどう伝え続けていくかが各地で課題となるなか、震災の経験のない若い世代が…

夫婦別姓で集団提訴 今度こそ前に進めねば(2024年3月10日『沖縄タイムス』-「社説」)

夫婦別姓を認めない民法や戸籍法の規定は、個人の尊重などを定めた憲法に違反するとして、男女12人が、国に損害賠償などを求める訴えを起こした。 「自分が自分ではなくなる気がしてつらかった」。原告の一人、札幌市の医療専門職の女性は姓を変えなければ…

震災13年に関する社説・コラム(2024年3月10日)

原発 住民避難、複合災害前提に(2024年3月10日『河北新報』-「社説」) 能登半島地震の被害を目の当たりにして、原発事故を伴う複合災害に危機感を覚えた 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から13年が過ぎようとする中、中学2年生以降は震…

女性解放運動を先取り(2024年3月10日『宮崎日日新聞』-「くろしお」)

宇宙服をまとう少女。鋭い視線は時代の最先端をとらえているようだ。宮崎市安井息軒記念館(同市清武町)で開かれている企画展「息軒の娘」(24日まで)のポスターに描かれたイラストには息をのんだ。 幕末の儒学者・安井息軒は二男四女に恵まれたが、この…

「再審」議連発足 法改正で冤罪被害者救え(2024年3月10日『西日本新聞』-「社説」)

無実の人に刑罰を与え続けるのは、国家による犯罪に等しい。国会は不備が指摘されている再審制度の在り方について速やかに議論を始め、冤罪(えんざい)被害者を救う法改正に臨まなければならない。 刑事裁判をやり直す再審法(刑事訴訟法の再審規定)の改正…

【国の指示権拡充】地方自治をゆがめないか(2024年3月10日『高知新聞』-「社説」)

非常事態が起きた時に地方をコントロールする権限を国が強めようとしている。自治体に対する国の「指示権」を拡充する地方自治法改正案が閣議決定された。 国の指示権は現在、災害対策基本法など個別法に規定があれば行使できるが、発動の可能性は最小限に抑…

「書店」10年間で764社が倒産や廃業で消えた(2024年3月10日)

「書店」倒産、休廃業・解散、新設法人 社数推移(1-12月) 書店運営会社(以下、書店)の市場退出が止まらない。2014年以降、書店は倒産・休廃業が新設法人を上回る状態が続き、10年間で764社が市場から退出した。店舗数の減少も続いている。 経済産業省は3…

日産の下請法違反 中小の苦しみ、軽視するな(2024年3月10日『中国新聞』-「社説」)

立場の弱い下請け業者に負担を押しつけ、自らの利益を膨らませて胸が張れるのか。 日産自動車が、部品メーカー36社への支払いを不当に減額していたとして、公正取引委員会(公取委)から再発防止の勧告を受けた。 日産は事実関係を認め、確認された2021年1月…

健康に配慮した飲酒の目安(2024年3月10日『山陽新聞』-「滴一滴」)

左党にとって厳しいデータを突きつけられた。厚生労働省が先月公表した「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」。がんや脳梗塞などの疾患別にリスクを高める飲酒の目安が初めて示された ▼指標は酒量ではなく1日当たりの純アルコール量。大腸がんや前立…

米大統領選/混乱回避へ日本も備えを(2024年3月10日『神戸新聞』-「社説」)

11月の米大統領選に向けた共和党候補の指名争いは、15州の予備選などが集中した5日のスーパーチューズデーでトランプ前大統領が圧勝し計23勝2敗となった。ヘイリー元国連大使は振るわず、選挙戦からの撤退を表明した。 トランプ氏の候補指名は確実と…

米軍オスプレイに関する社説・コラム(2024年3月10日)

日産の下請法違反 中小の苦しみ、軽視するな(2024年3月10日『茨城新聞・山陰中央新報・佐賀新聞』-「論説」) 立場の弱い下請け業者に負担を押しつけ、自らの利益を膨らませて胸が張れるのか。 日産自動車が、部品メーカー36社への支払いを不当に減…

ビキニ70年 世界の核被害を見つめて(2024年3月10日『信濃毎日新聞』-「社説」)

核兵器は、それが実際に使われた場合はもとより、実験や開発、製造の過程でも、深刻な被害をもたらす。その現実に目を向け、廃絶に向けた取り組みを強めなくてはならない。 世界でこれまでに行われた核実験は2千回を超える。太平洋のマーシャル諸島では、米…

「海外勢や一握りの富裕層だけの話だ」…日経平均バブル超え、届かぬ恩恵「株価上がっても変わらない」(2024年3月10日)

和歌山県 バブル経済崩壊以降、長らく低迷してきた日経平均株価がバブル期の最高値を超え、7日は一時、4万472円11銭をつけて取引時間中の史上最高値を更新した。終値は4万円台を割ったが、高値が続いている。 一方、物価高が続き、それに見合う賃上げは実現…

クマ被害防止策 生息実態の把握が重要(2024年3月10日『秋田魁新報』-「社説」)

環境省は来月にもクマを「指定管理鳥獣」に追加する。2023年度のクマによる人的被害が全国で過去最多となったことを受けた措置だ。これによって、都道府県による捕獲などの事業が国の交付金の対象となる。人的被害を防ぎつつ、クマの生息実態の把握や生…