2024-03-12から1日間の記事一覧

谷原章介 辞任した自民党「過激パーティー」企画の川畑哲哉県議「多様性」発言に断「多様性というより不要にしか思えない」(2024年3月12日)

谷原章介 フジテレビ系「めざまし8」(月~金曜・午前8時)は12日、自民党和歌山県連が主催した会合に露出の多い衣装の女性ダンサーを招いた問題で、企画した県連青年局長の川畑哲哉県議が11日に離党届を提出したことを報じた。 【写真】「過激パーテ…

「明治大学では戦争反対の表明もできないのか」 警察沙汰にもなった明大「立て看板」問題の実相(2024年3月12日)

東大駒場キャンパスに設置してもらった、明治大学立て看同好会の立て看板(中央)。左は東大立て看同好会が制作した、明大での立て看板撤去に抗議を示す看板(写真はすべて明治大学立て看同好会提供) 今年2月、「明治大学立て看同好会」なる団体のXへの投稿…

島根県吉賀町が手話条例 津和野町もきょう制定へ(2024年3月12日『山陰中央新報』)

手話言語条例の制定を記念して記念写真に納まる関係者=島根県吉賀町六日市。町役場 島根県吉賀町は12日、手話を言語として認め、普及を促進する手話言語条例を制定した。県内自治体では出雲、益田両市に続き3番目。津和野町も13日に制定する見通しで、…

【震災13年 記憶と教訓】世代を結び継承へ(2024年3月12日『福島民報』-「論説」)

未曽有の被害をもたらした東日本大震災と東京電力福島第1原発事故は、一方で県内に何を芽吹かせたのか。福島市で11日に催された復興祈念式で、教訓をしっかりと受け継ぎ、伝えようとする多くの10代の決意だと気づかされた。大人は実体験を語り、子ども…

自然災害と原発 課題やリスクの直視を(2024年3月12日『秋田魁新報』-「社説」)

東日本大震災発生から13年を迎え、昨日は被災地をはじめ全国各地で追悼行事が行われた。震災は大地震と巨大津波、そして東京電力福島第1原発事故という人類が経験したことのない複合災害だった。犠牲者を悼むとともに、あらゆる災害に備えることの大切さ…

生活保護の申請 増加は社会のひずみ映す(2024年3月12日『信濃毎日新聞』-「社説」)

生活保護の2023年の申請件数が、最多となった。4年連続で増えている。 25万5千件余に上り前年から7・6%の増だ。県内の伸びはさらに大きく、前年から15・3%増の1700件超となった。 生活保護は、憲法が定めた「健康で文化的な最低限度の生…

米駆逐艦石垣港寄港に関する社説・コラム(2024年3月12日)

米駆逐艦石垣港寄港 軍事力より交流で平和を(2024年3月12日『琉球新報』-「社説」 軍事化、戦争準備がまた一段階、進められてしまった。米海軍ミサイル駆逐艦「ラファエル・ペラルタ」が、沖縄県の自粛要請を無視して石垣港沖合に停泊する形で寄港…

東日本大震災13年(2024年3月12日『宮崎日日新聞』-「社説」)

◆教訓学び「想定外」つぶそう◆ 13回目の追悼・誓いの日を迎えた。年明け早々の能登半島地震は、いつ大きな地震に直面してもおかしくない現実を突き付けただけに、今年の3・11の意味は重い。被害を最小限に抑える備えと行動をあらためて学び直したい。 …

主婦の勘(2024年3月12日『高知新聞』-「小社会」)

主婦の勘が鈍ったという投稿が交流サイト(SNS)で話題になったのは1年半ほど前だろうか。日常的に買い物をしていると、会計前に何となく、支払額の見当は付く。それがこの時期、よく外れた人も多かったのでは。生活に根付いた表現に共感が広がった。 勘…

福島原発事故の教訓 いま一度、立ち止まるべきだ(2024年3月12日『中国新聞』-「社説」)

13年前の過酷な東京電力福島第1原発事故の教訓を、改めて直視すべき時だろう。 炉心溶融(メルトダウン)した原発の放射性物質から逃れるため、身一つで避難した住民が古里に戻れていない。7市町村に帰還困難区域が残り、居住人口が事故前の1割に満たない町…

広域避難 官民の仕組みづくり急げ(2024年3月12日『山陽新聞』-「社説」)

大規模な災害が起きた際、住まいのある地域で安全な避難先が確保できない場合に、市町村や都道府県を越えて避難することを「広域避難」と呼ぶ。 発生からきのうで13年を迎えた東日本大震災では東京電力福島第1原発事故の影響も大きく、広域避難が相次いだ…

難航する廃炉/災害列島に原発立地は可能か(2024年3月12日『神戸新聞』-「社説」)

東日本大震災の発生から11日で13年となった。地震や津波で被災した各地では、犠牲者を追悼する行事などが開かれた。甚大な被害を生んだ災害の教訓をしっかりと継承する。その決意を新たにしたい。 震災では、津波などで東京電力福島第1原発が全電源を喪…

乖離(2024年3月12日『新潟日報』-「日報抄」)

恥ずかしい話だが、読めるけれど書けない漢字が数多くある。若い頃から原稿を書く際はパソコンの変換に頼ってきたから、不勉強を後押ししている ▼書けない字の一つが「乖」だ。「乖離(かいり)」という単語を紙面で目にする機会は少なからずある。自分の原…

オスプレイ飛行再開決定に関する社説・コラム(2024年3月12日)

住民の不安拭えず拙速だ/オスプレイ飛行再開決定(2024年3月12日『東奥日報』-「時論」) 米軍は昨年11月に鹿児島県・屋久島沖で起きた墜落事故を受けて停止していた輸送機オスプレイの飛行再開を決定、日本に配備している機体の飛行再開に向けた調…

インバウンドの回復 最強クラスの平和産業 論説委員・富田光(2024年3月12日『東京新聞』-「視点」)

東京・渋谷の世界的な観光スポットとなったスクランブル交差点をガラス越しに一望できる場所がある。そこは自分の出勤ルートなのだが、脇を通るたびに多くの外国人観光客がスマートフォンで交差点を撮っている光景に出くわす。 先日、そこで若い男性観光客に…

除染対象は一部だけ…「それで生活できるのか」福島・浪江の鴫原さん夫妻 不安を抱えながら帰還の時を待つ(2024年3月12日『東京新聞』)

1日も早く除染してもらい故郷の家に帰りたいけど…。東京電力福島第1原発事故から13年。今も避難指示が続く区域の解除に向け、帰還を希望する人の家と道路などを除染する取り組みが始まった。地域のごく一部の除染だけで生活はできるのか。住民の不安は消えな…

あの日の11日後に生まれたFM局「ラヂオ気仙沼」、きょうも放送続ける理由は…「次こそは助かる命を救う」(2024年3月12日『東京新聞』)

13年前の3月11日、大津波に襲われて1300人超の人が犠牲となった宮城県気仙沼市。内湾の港を見渡せるガラス張りのスタジオに「ぎょっとFM」のロゴがある。港町の「魚」と「ぎょっとする情報」をかけたコミュニティーFM「ラヂオ気仙沼」の愛称だ。 ◆「防災のバ…

雨風が吹き込み、横にもなれない家に「屋内退避」しろと? 原発事故対策の絵空事を能登で見た(2024年3月12日『東京新聞』)

<連載・能登から見る 3.11後の原発防災>㊥ ◆「危険」を示す赤い紙が貼られた家屋 地震で被害を受けた藤田賢誠さんの自宅 鉛色の空から横殴りの風と雨が吹き付ける。3月3日、石川県志賀(しか)町の富来領家(とぎ・りょうけ)町地区の細い道に入ると住民の…

司会者、ジミー・キンメル氏がトランプ氏に皮肉「刑務所の就寝時間が過ぎているのでは」 アカデミー賞、会場爆笑(2024年3月12日『産経新聞』)

アカデミー賞授賞式では、人気コメディアンのジミー・キンメル氏が司会を務めた(ロイター) 米ハリウッドで10日夜に開かれたアカデミー賞授賞式で、司会者が4事件で起訴されたトランプ前大統領を皮肉り、会場を爆笑が包む一幕があった。式典のさなかにト…

LINEヤフー 個人情報の管理体制を改めよ(2024年3月12日『読売新聞』-「社説」)

国内で普及した無料通信アプリを巡り、個人情報の 杜撰ずさん な管理が続くようでは困る。運営するLINEヤフーは責任の重さを自覚し、管理体制を改める必要がある。 LINEヤフーは昨年11月、無料通信アプリ「LINE」の利用者などの個人情報約44…

福島事故から13年 脱原発への道筋再構築を(2024年3月12日『北海道新聞』-「社説」)

東京電力福島第1原子力発電所の事故から13年となった。 溶け落ちた核燃料(デブリ)の試験採取が今年1月に3回目の延期となるなど、廃炉への道筋は一層不透明になっている。 事故に対する社会の関心が薄れ、原発のリスクが忘れられがちになっているのも気がか…

アカデミー賞に関する社説・コラム(2024年3月12日)

「君たちはどう生きるか」が米アカデミー賞に輝いたスタジオジブリの中島清文副社長(中央)ら=(AP=共同) 米アカデミー賞長編アニメーション賞の受賞発表の瞬間、喜びに沸くスタジオジブリのスタッフら=東京都小金井市 米アカデミー賞 戦争と核兵器なくす…

自民党青年局近畿ブロックに関する社説・コラム(2024年3月12日)

相次ぐ不祥事 政権の緩みが極まった(2024年3月12日『東京新聞』-「社説」) 自民党派閥の裏金事件に厳しい視線が注がれる中、党所属議員の不祥事が相次いで発覚した。自民党政権の長期化が国民代表としての緊張感や責任感の欠如を生んだと言わざる…

「美人局」と「多様性」(2024年3月12日『産経新聞』-「産経抄」) 

自民党和歌山県連の懇親会を巡り、取材対応する青年局の藤原崇局長(左;世耕弘成・自民党前参院幹事長の元秘書)と中曽根康隆局長代理(大勲位・中曽根康弘元首相の孫)=8日午後、岩手県奥州市 娼妓(しょうぎ)が青年を誘い、後から出てきた男が、娼妓を…

「雲のある日は爆撃しないこと…(2024年3月12日『毎日新聞』-「余録」)

映画館に設置されている映画「オッペンハイマー」の広告=米南部バージニア州で2023年8月5日、西田進一郎撮影 米プリンストン高級科学研究所前で語り合うオッペンハイマー、湯川秀樹、朝永振一郎の日米3博士(左から)1949年撮影 「雲のある日は爆撃しないこ…

宮崎作品にオスカー アニメの可能性を広げた(2024年3月12日『毎日新聞-「社説」)

映画「君たちはどう生きるか」の米アカデミー賞受賞の発表を受け、製作した「スタジオジブリ」のスタッフらから歓声が上がった=東京都小金井市で2024年3月11日午前、広瀬登撮影 生と死、破壊と創造が交錯する世界に生きる少年の痛みが、独創的な映像美で描…

福島原発の廃炉計画 困難な現実を直視せねば(2024年3月12日『毎日新聞』-「社説」)

福島原発の廃炉計画 困難な現実を直視せねば 廃炉作業が続けられている東京電力福島第1原発。(左から)1、2、3、4号機=2024年2月11日午後1時35分、本社ヘリから 東日本大震災から13年が過ぎた。しかし、事故を起こした東京電力福島第1原発の廃炉作業は思う…

夫婦あわせて180歳超。3人の中年息子はみな独身。シビアな現実をユーモアで吹き飛ばすシニア世代の御守小説(レビュー)(2024年3月12日)

『じい散歩 妻の反乱』藤野千夜[著](双葉社) 90歳を超え、老妻の自宅介護をする夫。中年となった子どもたちをあてにせず、日々を楽しむコツは「割り切り」と「潔さ」。 問題山積に見える一家が描かれながらも、なぜか読み心地がいい家族小説『じい散歩』…

斎藤佑樹氏&桐谷美玲、日テレ『news every.』でキャスター就任 自ら取材するコーナーも(2024年3月12日)

『news every.』に出演する(左から)桐谷美玲、森圭介アナウンサー、鈴江奈々アナウンサー、斎藤佑樹氏(C)日本テレビ 元プロ野球選手の斎藤佑樹氏とモデル・タレントの桐谷美玲が、25日に鈴江奈々アナウンサーと森圭介アナウンサーのWメインキャスター制…

皇族最高齢100歳の百合子さま集中治療室から一般病棟に 脳梗塞診断もリハビリで手足の動きも改善傾向に(2024年3月12日)

軽い脳梗塞のため入院している、最高齢の皇族で100歳の三笠宮妃百合子さまは、症状が改善傾向にあるということで、一般病棟に移られたことがわかった。 百合子さまは3月3日、右の手足が少し動かしにくい軽い「脳梗塞症の疑い」と、誤えん性肺炎との診断を受…