2024-02-15から1日間の記事一覧

【詳報】自民裏金「20年以上前から…」 聞き取り結果発表 不記載の理由は? 何に使った?(全文PDFあり(2024年2月15日『東京新聞』)

自民党は15日、派閥の政治資金パーティー裏金事件を受け、政治資金収支報告書に不記載があった安倍派や二階派の議員らへの聞き取り調査の結果を公表した。 「裏金」の使い道については「会合費」や「車両購入費」、「手土産代」などの回答があった。「気持ち…

【飯塚事件】最後の目撃者とされる女性が証言を翻す「見たのは別の日で捜査員に見ていないと伝えても『いや見たんだ』と押し切られた」 福岡(2024年2月15日)

FBS福岡放送 今から32年前に女の子2人が殺害された「飯塚事件」で新たな展開です。裁判のやり直しをめぐる三者協議が開かれ、弁護団は、女の子を最後に目撃したとされる女性が当時の証言を翻していることを明らかにしました。 この事件は32年前、福岡県飯塚…

プルサーマル計画 女川原発、東北電は説明必要(2024年2月15日『河北新報』-「社説」)

原発から出た使用済み核燃料の処理を進めるため政府と事業者でつくる対策推進協議会は先月、青森県六ケ所村の使用済み燃料再処理工場の早期稼働に向けた支援強化を確認した。斎藤健経済産業相は「核燃料サイクルの中核を担う再処理工場の完工は極めて重要」…

セクシー田中さん』問題で日本テレビが特別調査チームを設置へ「早急に調査を進め、真摯に検証」(2024年2月15日)

日本テレビ 昨年放送された日本テレビ系ドラマ「セクシー田中さん」の原作者で漫画家の芦原妃名子さんが急死した問題で、日本テレビは15日、外部有識者にも協力を依頼し、社内特別調査チームを設置することを発表した。 作品のドラマ化を巡り、芦原さんと…

内閣支持16.9%、最低更新 不支持初の6割台―時事世論調査(2024年2月15日『時事通信』)

時事通信が9~12日に実施した2月の世論調査によると、岸田内閣の支持率は前月比1.7ポイント減の16.9%となり、発足以来の過去最低を更新した。不支持率は同6.4ポイント増の60.4%で、初めて6割を超えた。 二階氏、書籍代に3500万円 …

疑惑議員自ら弁明する「セイリンシン」で裏金問題は全容解明されるのか 神保町で聞いた1番出席してほしい議員はあの権力者(2024年2月15日『東京新聞』)

自民党裏金事件で開催要求が強まる国会の「政治倫理審査会(政倫審)」。「政治とカネ」問題が絶えない永田町でも最近はご無沙汰で、政治家が出席すれば実に18年ぶりだ。政治資金収支報告書への不記載が85人もいた実態の全容解明が期待されるが、原則非公開…

自民 聴き取り結果 “還付総額 おととしまでで5億7949万円に”(2024年2月15日『NHKニュース』)

派閥の政治資金パーティーをめぐる問題を受けて、自民党は安倍派や二階派の関係議員などに行った聴き取りの結果を公表しました。議員らへの還付の総額は、おととしまでの5年間で5億7949万円にのぼるとしています。 今回の問題を受けて自民党は先に、森山総務…

松本人志 週刊文春提訴の第1回口頭弁論は3月28日 東京地裁(2024年2月15日)

ダウンタウンの松本人志 週刊文春に性加害疑惑を報じられたお笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(60)が、週刊文春の発行元・文芸春秋などを相手取り、名誉毀損(きそん)に基づき約5億5000万円の損害賠償などを求めて東京地裁に提訴した件で、訴訟の第1…

同姓の義務づけ 現状はもう放置できない(2024年2月15日『信濃毎日新聞』-「社説」)

経団連の十倉雅和会長が記者会見で、選択的夫婦別姓制度の導入を「やるべきだと思っている」と述べた。 「女性の働き方をサポートするため」として、政府に「一丁目一番地としてやってほしい」と要望した。経団連会長が同制度に明確な賛意を示したのは今回が…

ベテラン横やりで大甘政治刷新では逆効果 予算通過前の政倫審開催実現するか(2024年2月15日『日刊スポーツ』-「政界地獄耳」)

★衆院での予算審議が大詰めを迎え、与野党の駆け引きも激しくなってきた。年度内に参院まで通過させるには3月2日が衆院通過のデッドラインだ。野党は裏金事件で不起訴になっている安倍派5人衆や元幹事長・二階俊博を視野に衆院政治倫理審査会の開催を求めて…

真剣さがまるでない裏金事件のアンケート 国税が厳しく追徴金を取りたててくれないことには、確定申告などやってられない(2024年2月15日『サンケイスポーツ』-「甘口辛口」)

■2月15日 この時期の風物詩ともいわれる確定申告が今年も16日に始まる。個人事業主やフリーランスの人たちなどは必要な書類や領収書を前に頭を痛めているだろう。不動産の売買や、相続が発生したときなどは贈与税の申告漏れには細心の注意が必要とか。…

屈服感をいつまで(2024年2月15日『琉球新報』-「金口木舌」)

あらかじめ契約もしていない場所に基地を造ったり訓練で使ったりすることができる。そんな特権が在日米軍にあるのだから驚く。国内の基地問題の元凶はここにあるようだ ▼「全土基地方式」と言われる。米軍が望めばどこにでも基地が造られる。日米安保条約や…

必要なのは「99%の努力」(2024年2月11日『琉球新報』-「金口木舌」)

1847年2月11日、米国の発明王トーマス・エジソンが生まれた。白熱電球や蓄音機など、現在につながる技術を数多く生み出し、人類の未来を切り開いた ▼エジソンは「天才とは、1%のひらめきと99%の努力である」と語った。新製品の開発を目指して挑戦をやめず…

石垣市避難訓練 自衛隊増強の地ならしだ(2024年2月15日『琉球新報』-「社説」)

多くの市民は冷めた目で避難訓練の実効性を見ている。危機をあおるような避難訓練よりもミサイル飛来を防ぐための外交努力を市民は求めているのだ。 国、県、石垣市は12日、国民保護法に基づき、弾道ミサイル飛来を想定した住民避難訓練を石垣市内で実施した…

「裏金」アンケート 国民への説明が足りない(2024年2月15日『熊本日日新聞』-「社説」)

たった二つの質問で何が分かるというのか。自民党の「裏金」アンケートは、実態解明への消極姿勢を際立たせた。国民への丁寧な説明を欠いたまま、政治改革を進められるはずはない。 「政治とカネ」を巡る衆院予算委の集中審議で、岸田文雄首相は「党として説…

核のごみ調査 原発政策と併せて議論を(2024年2月15日『西日本新聞』-「社説」)

原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)を地下300メートルより深い地中に埋める最終処分地の選定作業が難航している。 核のごみの処分は避けて通れない問題だ。とはいえ、多額の交付金と引き換えに地方に受け入れてもらうような手法では、国民の理解…

【自民裏金事件】疑問晴れぬ形だけの調査(2024年2月15日『高知新聞』-「社説」)

政治資金の透明性を確保する方策をいかに整えるかが問われている。形ばかりの取り組みでやり過ごそうとしては、かえって政治不信を強めてしまう。問題との向き合い方が注視されていることを真剣に受け止める必要がある。 自民党は派閥の政治資金パーティー裏…

犬食禁止法(2024年2月15日『中国新聞』-「天風録」)

藤沢周平には古里の山形県庄内をイメージした短編小説が多い。「岡安家の犬」は、若い武士が親友の家族が飼う赤犬を鍋にして騒動になる筋立て。江戸時代の庄内の実話を基にしたらしい。今は目を背けたくなるが、昔は日本も犬食が珍しくなかった ▲「食文化」…

成年後見制度 利用者本位で改善急げ(2024年2月15日『中国新聞』-「社説」)

認知症や知的障害などがある人に代わって財産管理などをする「成年後見制度」を抜本的に見直す議論が始まる。小泉龍司法相がきょう、法制審議会に諮問する。 後見人を一度選任すると原則として利用をやめられない仕組みを改め、期間限定での利用を可能にする…

地方創生10年(2024年2月15日『山陽新聞』-「滴一滴」)

「地方創生に失敗すると日本が消滅する」。2015年に岡山初開催となった全国知事会議で担当相が言い切った言葉である ▼若い女性が減り、約900の自治体は消滅の可能性があると民間団体が前年に衝撃的な試算を公表した。対応は会議の焦点となり「魅力あ…

地方の人口移動 岡山からの流出止まらず(2024年2月15日『山陽新聞』-「社説」)

岡山県からの人口流出が拡大していることが、総務省のまとめた2023年人口移動報告で明らかになった。 変動が大きい外国人を除いて、日本人のみの移動を分析した。転出から転入を引いた「転出超過数」は前年より22%増えて4270人となり、過去10年…

能登地震(2024年2月15日)

住宅の耐震化 命守る改修工事進めよ(2024年2月15日『秋田魁新報』-「社説」) 最大震度7を記録した能登半島地震では石川県内の住宅の全半壊、一部破損が現時点で6万5千棟に上る。住宅の倒壊が人的被害を拡大させた大きな要因となっており、命を…

首相の裏金対応 後ろ向きにも程がある(2024年2月15日『北海道新聞』-「社説」)

衆院予算委員会は、自民党派閥の政治資金パーティーの裏金事件を巡って集中審議を行った。 岸田文雄首相は、これまでと同様の言い回しで真相究明に踏み込まず、改革を主導する姿勢は最後まで乏しいままだった。 首相が実績として強調した自民党の全国会議員…

再審の重い扉 制度改正待ったなしだ(2024年2月15日『北海道新聞』-「社説」)

三重県名張市で1961年に女性5人が死亡した名張毒ぶどう酒事件の第10次再審請求審で、最高裁が先月、殺人罪などで死刑が確定した故・奥西勝元死刑囚の妹による特別抗告を棄却した。 奥西元死刑囚は無実を訴え、一審は無罪判決だった。逆転で死刑が確定…

性犯罪など被害者名秘匿し手続き可能に 改正刑事訴訟法が施行(2024年2月15日『NHKニュース』)

性犯罪などの被害者の情報を保護することを規定した改正刑事訴訟法が、15日施行され、逮捕や起訴に際して、被害者の名前などを容疑者や被告本人に明らかにしないまま、刑事手続きを進められるようになります。 逮捕状や起訴状には被害者の名前などを原則、記…

能登半島地震 住宅の耐震基準と被害との関連を検証へ(2024年2月15日『NHKニュース』)

能登半島地震では多くの建物が倒壊するなど、甚大な被害となったことを受けた専門家による国の委員会の初会合が開かれ、住宅の建築年代や耐震基準と被害との関連などについて検証することになりました。委員会ではことしの秋ごろに結果をとりまとめることに…

自民 政治倫理審査会の開催検討 安倍派5人衆の1人は出席に難色(2024年2月15日『NHKニュース』)

派閥の政治資金パーティーをめぐる問題を受けて自民党は野党の求めも踏まえ政治倫理審査会の開催を検討しています。今のところ出席の意向を明らかにしている議員がいないことから、党内で調整が行われる見通しです。 国会は14日、自民党の派閥の政治資金パー…

能登でキャンピングカーが活躍中 応援職員の宿泊所不足&移動ロスを解消 居心地良さに戸惑う職員への声掛けは…(2024年2月15日『東京新聞』)

能登半島地震の復旧要員の滞在拠点として、キャンピングカーが活躍している。宿泊地から現場までの移動時間を大幅に短縮でき、過酷な条件で働く人々のストレス軽減にも役立つ。(沢井秀之、井上京佳) 珠洲市が用意した応援職員向けのキャンピングカー ◆金沢…

政倫審を開く気ある? 「人ごと」答弁の岸田首相に野党怒り 出席について聞かれた安倍派や二階派幹部は…(2024年2月15日『東京新聞』)

自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件の真相究明が進まない中、野党が求める衆参両院の政治倫理審査会(政倫審)の開催が焦点となっている。安倍派や二階派の幹部らは事件後に政治資金収支報告書を一斉に訂正したが、裏金づくりの状況や使い道など国民が…

自民裏金の実態 身内では解明できない(2024年2月15日『東京新聞』-「社説」)

自民党は派閥の政治資金パーティー裏金事件を受け、党所属国会議員らを対象にしたアンケート結果を公表した=写真。しかし、新たな事実や背景は判明せず、身内による調査の限界を露呈した。 野党側は政治資金収支報告書への不記載があった安倍、二階両派幹部…