2024-02-15から1日間の記事一覧

地下シェルター 数値目標掲げ整備進めよ(2024年2月15日『産経新聞』-「論説」)

ウクライナの首都キーウの中央駅にある地下シェルター(共同) 外国からのミサイル攻撃などに備え、政府は3月末をめどにシェルター(避難所)整備に関する基本方針を策定する。 ウクライナを侵略するロシアは弾道・巡航ミサイルや自爆型の無人機(ドローン…

最悪の特殊詐欺 捜査突きあげ「上」を割れ(2024年2月15日『産経新聞』-「論説」)

住人の女性が死亡した事件現場の住宅。その後、事件は急展開した=1月、狛江市(寺河内美奈撮影) 「ルフィ」など匿名で、5都府県8件の強盗事件を指示した容疑者が、警視庁の捜査で全て立件された。フィリピンからスマートフォンを使い、匿名に隠れて犯行…

この診療報酬改定では改革が進まない(2024年2月15日『日本経済新聞』-「社説」)

2024年度の診療報酬改定は賃上げに目配りしたが、医療の効率化は不十分だ(東京・霞が関の厚生労働省) 医療機関が受け取る診療報酬の2024年度改定の内容が決まった。医療従事者の賃上げなどを目的に基本報酬が軒並み引き上げられる一方、ムダを省いて筋肉質…

犯罪被害者 社会で支える意識を高めたい(2024年2月15日『読売新聞』-「社説」)

犯罪の被害は、いつ誰の身に降りかかるか分からない。突然の悲運に見舞われた被害者や家族が自力で生活を再建するのは極めて難しい。社会全体で支えていくことが重要だ。 国は、犯罪被害者の遺族に支払う給付金の最低額について、現行の320万円から100…

政治資金問題 改革につながる論戦に努めよ(2024年2月15日『読売新聞』-「社説」)

政治とカネの問題で議論を重ねたが、堂々巡りに陥ってしまった。与野党とも政治資金の透明化に向けて具体策を論じ合う必要がある。 衆院予算委員会で政治資金問題に関する集中審議が行われた。 野党側は、裏金作りが疑われている自民党安倍派や二階派幹部の…

戦争でのゾウ利用は古代インドで発達し…(2024年2月15日『毎日新聞』-「余録」)

食料不足の中、慈善団体が提供する食料配布を待つ子供たち=ラファで2月13日、ロイター タイのナショナルデーに合わせた大阪万博の「象まつり」で披露された戦象パレード=1970年8月13日 戦争でのゾウ利用は古代インドで発達し、アレキサンダー大王の東征を…

自民全議員の裏金調査 自浄能力のなさ露呈した(2024年2月15日『毎日新聞』-「社説」)

衆院予算委員会で自民党のアンケート結果を見る岸田文雄首相=国会内で2024年2月14日午前10時27分、竹内幹撮影 形ばかりの調査では実態の解明につながらない。国民の政治不信を深めるだけだ。 自民党が派閥裏金事件を受け、全所属議員らを対象としたアンケー…

八代亜紀さんお別れ会 3・26コンサート形式で入場料無料「たくさんの“ありがとう”を」(2024年2月15日)

八代亜紀さん 昨年12月30日に急速進行性間質性肺炎のため73歳で死去した歌手の八代亜紀さんのお別れ会が3月26日、東京・片柳アリーナで開催される。14日、公式サイトで発表された。 同所は、音楽業界を志す生徒が多く在籍する日本工学院専門学校が保有の多目…

ペットオークションで出生日偽装が常態化 ブリーダー行政指導も(2024年2月15日『毎日新聞』)

オークションで取引される子犬は小さければ小さいほど高値で取引されるという=関係者提供 ペットオークションが開催される9道府県の全ての会場で、幼すぎる子犬・子猫の売買が常態化していたことが環境省への取材で判明した。動物愛護管理法は生後56日(8週…

10代将軍家治は田沼意次の言いなりだったわけではない…緊急の登城に遅れた田沼を叱りつけた意外な「将軍力」(2024年2月15日)

「徳川家治像」18世紀(画像=徳川記念財団蔵/CC-PD-Mark/Wikimedia Commons) ドラマ「大奥」(フジテレビ系)では老中・田沼意次に出生の秘密を握られ脅されている10代将軍・徳川家治。作家の濱田浩一郎さんは「近年まで、家治の27年の治世は田沼に実権を…

弱った地方に食い物にする「過疎ビジネス」と、そこにすがる自治体が陥ったガバナンス不全(2024年2月15日)

福島県国見町が公募を開始する前から受注製造がはじまっていた救急車(写真/河北新報) 財政難や人材不足にあえぐ小さな自治体が、官民連携の名の下に協力姿勢を示した企業に施策を丸投げした挙げ句、公金を食い物にされた――。 ふるさと納税で寄付をした企…

河野大臣「マイナ保険証と一緒に避難を!」に“二次災害引き起こしかねない”“被災地で役立たず”と疑問の声(2024年2月15日)

震災で使えなくなったマイナ保険証(写真:時事通信) 《まったく使っていない》 《機械がないと、保険者番号もわからない。紙くず以下》 被災地からはこんな声が。能登半島地震によって、災害時に通信インフラが止まってしまうと、まったく使えないことが…

「マイナ保険証の専用窓口を」厚労省から公立病院に異常指令 普及は現場任せの実情(2024年2月15日)

マイナ保険証の普及に躍起になっている河野大臣(写真:時事通信) 「保険に加入しているのに該当番号がなく“無保険”にされたり、1割負担の方が3割負担で登録されていて、後から返金に追われるケースもあります。 そもそも、体調不良のときは人相も変わるこ…

維新が審議拒否の可能性 政倫審の開催めぐり“異例の対応”に幹部ら相次ぎ言及(2024年2月15日)

FNNプライムオンライン 政治とカネの問題をめぐり、14日、日本維新の会の馬場代表ら幹部が、政治倫理審査会(政倫審)が開催されない場合、予算審議に応じない可能性に言及した。 政倫審について、維新を含む野党側は、安倍派・二階派の幹部らが出席して、派…

【一覧】二階俊博氏3500万円書籍代の内訳公表 3年で2.7万冊、小池都知事関連本も(2024年2月15日)

自民党の二階俊博元幹事長(2023年4月撮影) 自民党の二階俊博元幹事長の事務所は14日、二階氏の資金管理団体「新政経研究会」が先月訂正した2020~2022年の政治資金収支報告書で、書籍代として計上した約3500万円分の内訳を公表した。総購入冊数は2万7700冊…

「ずうずうしい」去年6月、名古屋城木造復元をめぐる討論会で障害者へ差別発言が相次いたことをうけ、検証委員会が中間報告書を市長に提出(2024年2月15日)

名古屋城の木造復元事業のバリアフリー化をめぐり、差別発言があった問題で、検証委員会が中間報告書をとりまとめました。 この問題は、名古屋城の木造復元をめぐり、去年6月の討論会でエレベーター設置を求めた障害者の男性に対し、一部の市民から「ずうず…

ドラマ「花咲舞が黙ってない」 今田美桜で9年ぶり新シリーズ 池井戸潤氏原作 入念に意思疎通(2024年2月15日)

主演を務める今田美桜 日本テレビのヒットドラマ「花咲舞が黙ってない」の新シリーズが9年ぶりに制作され、女優の今田美桜(26)が主演する。4月から7年ぶりに復活する土曜午後9時台の新ドラマ枠で放送される。 銀行員の主人公が職場で起きる不祥事を解決し…

「セクシー田中さん」問題で傾聴すべき米ハリウッドの声 映像化に8年かかるケースも(2024年2月15日)

ハリウッドの手法を語ったジェイソン・ブラム氏 日本テレビの昨年10月期ドラマ「セクシー田中さん」の原作漫画を描いた漫画家の芦原妃名子さん(享年50)が急死し、2週間が経過した。日テレはその間、詳細な説明をしておらず、SNSで疑問視されている。芦原さ…