2024-06-01から1ヶ月間の記事一覧

五輪のための「弱者の追い出し」がパリでも…華やかな祭典では隠しきれない「五輪災害」「負の遺産」の存在(2024年6月29日『東京新聞』)

開会まで1カ月を切ったパリ五輪・パラリンピック。華やかな演出の裏で、反五輪の市民団体がジェントリフィケーション(都市の富裕化)や人権侵害などの「五輪災害」を列挙した地図を作った。コロナ禍で強行された東京大会でも問題になった五輪の「負の遺産」…

多摩地域のPFAS汚染、小平市議会が請願書を採択 米軍基地の調査を市に求める 「調査は可能」と訴え(2024年6月29日『東京新聞』)

東京・多摩地域の水道水源の地下水が発がん性の疑われる有機フッ素化合物(PFAS)で汚染されている問題で、小平市議会が28日、汚染源特定のために在日米軍基地や工場を調べるよう市に求める請願書などを採択した。 発がん性の疑いがある有機フッ素化合物(PF…

てんかんを理由に強制不妊手術をされた弟 専門医の兄が初証言(2024年6月29日『毎日新聞』)

開示された行政資料を手に、当時の記憶を思い起こす曽我孝志さん=宮城県岩沼市で2024年6月24日午後1時52分、遠藤大志撮影 障害者へ不妊手術を強制してきた旧優生保護法(1948~96年)の問題を巡り、てんかん専門医の曽我孝志さん(75)が毎日新聞の取材に応…

強毒ヒアリ、万博会場の夢洲で発見…不安の声 「次から次へと問題が」「肝試し会場かな」(2024年6月29日『中日スポーツ』)

夢洲 大阪府と大阪市が28日、大阪・関西万博の会場となる夢洲(ゆめしま)で強い毒を持つ南米原産の「ヒアリ」約550匹が見つかったと発表した。ヒアリは、刺されると死亡することもあるため「殺人アリ」とも呼ばれるだけに、ネット上には「怖くていけな…

非正規公務員「再採用2回まで」の制限を撤廃 人事院 雇用安定に前進、でも「いつでも切られる」不安残る(2024年6月29日『東京新聞』)

人事院は28日、国の非正規公務員(期間業務職員)について、公募試験をせずに再度の採用ができる回数を原則2回までとする「3年目公募」の制限を撤廃すると各省庁に通知した。3年目公募の際に雇い止めが増えることへの懸念に対応した形で、雇用の安定に寄与す…

敦賀原発2号機に初の「再稼働不適合」の可能性 「原子炉直下に活断層」原電が否定できず 7月にも再稼働判断(2024年6月29日『東京新聞』)

原子力規制委員会は28日、日本原子力発電(原電)が再稼働を目指す敦賀原発2号機(福井県)が新規制基準に適合するかどうかの審査会合を開き、敷地内の断層について議論した。審査チームは7月下旬にも開かれる次回会合で、原子炉直下にある断層が大きな地震…

非正規公務員「再採用2回まで」の制限を撤廃 人事院 雇用安定に前進、でも「いつでも切られる」不安残る(2024年6月29日『東京新聞』)

人事院は28日、国の非正規公務員(期間業務職員)について、公募試験をせずに再度の採用ができる回数を原則2回までとする「3年目公募」の制限を撤廃すると各省庁に通知した。3年目公募の際に雇い止めが増えることへの懸念に対応した形で、雇用の安定に寄与す…

萩生田光一氏「逆風招いた私も、批判を恐れず先頭に立つ」 自民新人候補の出陣式でマイク<都議補選・八王子>(2024年6月29日『東京新聞』)

東京都議補選が28日告示された。投開票は、都知事選と同じ7月7日。自民党は9選挙区のうち、南多摩をのぞく8選挙区に候補を擁立。非自民との一騎打ちとなった八王子市では、地元選出の「あの人」が応援に立った。 「逆風の原因を私自身がつくってしまい、申し…

ついに菅前首相の「岸田降ろし」が始まった…焦る岸田・麻生・茂木の次の一手(2024年6月29日『現代ビジネス』)

「岸田降ろし」に踏み出したか 写真提供: さすがに岸田文雄首相も自民党の麻生太郎副総裁と誼を通じることなく総裁選再選は果たし得ないと深く自覚したのだろう――。 【一覧】「次の総選挙」で落選する「裏ガネ議員」の全実名…! 岸田、麻生両氏は6月25日夜、…

雅子さまのオックスフォード留学生活は? 「勉強があるの!」と大急ぎで寮に、「皇后」を育てた努力の2年間(2024年6月29日『AERA dot.』)

英オックスフォード大を訪問し、マートンカレッジに到着した天皇、皇后両陛下=2024年6月28日 英国を訪問中の天皇陛下と皇后雅子さまが28日、それぞれ留学経験があるロンドン郊外のオックスフォード大学を訪ねた。若き日のおふたりの「青春」の日々だったとと…

小学5年生の請願、大和市議会が全員賛成で採択…市の計画に「子どもの意見反映」求める(2024年6月29日『読売新聞』)

神奈川県大和市議会は27日、6月定例会最終日の本会議で、市内の小学5年生、荒谷愛架さん(10)が提出した請願を全員賛成で採択した。「こども基本法」(昨年4月施行)に基づく同市こども計画を策定する際、子どもの意見を反映させることや、定期的な…

米兵性犯罪、沖縄県への連絡遅れ相次ぐ…「被害者のプライバシーを配慮」政府の釈明に県反発(2024年6月29日『読売新聞』) 

沖縄県内で発生した米兵による性犯罪事件を巡り、捜査当局と政府の間で共有された情報が、県に迅速に伝達されないケースが相次いでいる。政府は被害者のプライバシーを配慮して公表しないとした捜査当局の判断を踏まえたと釈明するが、県は日米間の事件・事…

現金決済、いまだに6割…紙幣流通量の半分60兆円は「タンス預金」とも

[紙幣新時代]<上> 渋沢栄一が肖像の1万円札など20年ぶりとなる新紙幣の流通が7月3日に迫る。6月末までに国立印刷局から日本銀行の本支店に納入される新紙幣は約52億枚に上る見通しだ。国内の現金自動預け払い機(ATM)約18万台、自動販売機…

「紅麹」死者調査の報告3月以降なし、武見厚労相「もう任せておけない」…小林製薬「確認を重視」と釈明(2024年6月29日『読売新聞』) 紅麹問題 小林製薬の「 紅麹べにこうじ 」成分入りサプリメントを巡る健康被害問題で、同社が摂取との因果関係を…

首相在職1000日 政権の信頼回復に何が必要か(2024年6月29日『読売新聞』-「社説」)

防衛力の強化や少子化対策の拡充など一定の実績を残しているのに、岸田内閣の支持率は20%台で低迷し続けている。どこに問題があるのか。 内外とも問題が山積している今、政局の安定的な運営が何よりも大事だ。首相自身が現状の問題点を自覚し、体制を立て…

NHK受信契約が4年で100万件減、不払いは倍増「テレビ離れがどう影響しているか答えるのが難しい」(2024年6月29日『読売新聞』)

東京・渋谷のNHK放送センター NHKの受信契約総数が過去4年間で100万件以上減っていることが、6月25日に発表された2023年度決算で明らかになった。受信料で運営される公共放送にとって、契約総数の減少は死活問題。人海戦術に頼っていた契約…

警察官・消防官・自衛官の就職に強い大学トップ10、警察官は法学系、自衛官就職率は音楽大が上位に(2024年6月29日『東洋経済オンライン』)

就職者数と就職率の両面からランキングした 18歳人口が急減する日本では、私立大の半数以上が定員割れで、赤字も4割に達する。一方、研究成果の社会還元など大学の新たな役割も期待されている。では、そんな中で勝ち組となる「本当に強い大学」はどこか? 『…

皇后両陛下の英国ご訪問に関するコラム(2024年6月27・29日)

日本のソフトパワー見せつけた天皇、皇后両陛下の英国ご訪問(2024年6月29日『産経新聞』-「産経抄」) 天皇、皇后両陛下のご訪英に際し、バッキンガム宮殿へと続く大通り「ザ・マル」に掲げられた日本と英国の国旗=23日午前、英国・ロンドン(鴨…

20代で英オックスフォード大に留学された天皇陛下の研究テー…(2024年6月29日『東京新聞』-「筆洗」)

20代で英オックスフォード大に留学された天皇陛下の研究テーマはテムズ川の水運史。現地で川を眺め、文書館で史料と格闘した▼小学生の時、散策した赤坂御用地で「奥州街道」と書かれた標識を見つけた。鎌倉時代の街道が御用地を通っていたことを知り興奮した…

東京女子医大 入試疑惑の膿出し切れ(2024年6月29日『東京新聞』-「社説」)

東京女子医科大の推薦入試で、同窓会組織「至誠会」が持つ推薦枠の対象者を選ぶ際、大学や同会への寄付額を考慮した疑いが浮上している。 事実なら公正な入試を妨げる重大問題だ。文部科学省も同大側に調査報告を求めた。不正を見逃さず、徹底解明するよう求…

電気ガス代補助に関する社説・コラム(2024年6月28・29日)

電気ガス代補助/再開は政策の一貫性欠く(2024年6月29日『神戸新聞』-「社説」) 政権維持の思惑が透けて見えるかのような、拙速な政策と言わざるを得ない。 政府は8月から10月までの3カ月間、物価高対策として電気とガス料金への補助を復活さ…

祭りと女性参加 「新たな伝統」の一歩を(2024年6月29日『東京新聞』-「社説」)

各地から初夏の祭りの便りが届く。近年、伝統的に参加が認められなかった女性も活躍できる祭りが増えてはいるが、地域がこぞって祝うべき祭礼に、なおも「女性排除」の慣習が残るのは残念だ。女性も男性も手を携え「新たな伝統」を築く一歩を踏み出したい。 …

ハンセン病と人権 誤った医療の記録後世に(2024年6月29日『西日本新聞』-「社説」) 

ハンセン病患者を隔離収容していた国立療養所で、人倫にもとる医療行為の実態が明らかになった。 熊本県合志市の菊池恵楓園で戦中、戦後にかけて、開発中の薬剤を入所者に投与する臨床試験が行われ、多数の副作用が確認されたにもかかわらず継続された。試験…

ハンセン病と人権 誤った医療の記録後世に(2024年6月29日『西日本新聞』-「社説」) 

ハンセン病患者を隔離収容していた国立療養所で、人倫にもとる医療行為の実態が明らかになった。 熊本県合志市の菊池恵楓園で戦中、戦後にかけて、開発中の薬剤を入所者に投与する臨床試験が行われ、多数の副作用が確認されたにもかかわらず継続された。試験…

障害者ホームの不正 福祉食い物にした虐待だ(2024年6月29日『毎日新聞』-「社説」) 恵が運営するグループホームで、スタッフが記録する利用者の生活記録。実際には働いていないスタッフのハンコが押された形跡があった=名古屋市中村区で2024年6月…

国会答弁の作成着手8分しか早まらず…河野行革相、質問通告「委員会の前々日までにいただけるよう改善必要」(2024年6月29日『読売新聞』)

内閣人事局は28日、中央省庁の国家公務員が今年の通常国会で委員会の答弁を作り終えた時刻の平均は、委員会開催当日の午前0時48分だったとする調査結果を発表した。昨年の臨時国会での前回調査に比べて43分早まったが、未明まで残業が続く状態は変わ…

天皇皇后両陛下がオックスフォード大をご訪問 皇后さまは名誉学位授与式に2024年6月29日『FNNプライムオンラ

イギリスを訪問中の天皇皇后両陛下は、“思い出の地”オックスフォード大学を訪問されました。 日本時間28日夜、両陛下は、皇后さまが留学していたオックスフォード大学のベリオールカレッジを訪問されました。 大学の印をあしらったネクタイ姿の陛下と白色の…

絶好のチャンス!石破茂氏 総裁選出馬へ 党内人気低くても国民の支持あり 菅前首相の動向が鍵(2024年6月29日『スポニチアネックス』)

石破茂氏 自民党の石破茂元幹事長が9月に予定される総裁選立候補に向け調整していることが28日、分かった。出馬すれば5回目の挑戦。岸田内閣の支持率が最低水準で推移する中、最大のチャンスに勝負を懸ける意向だ。 石破氏はこの日夜、出馬表明時期を質問す…

両陛下がオックスフォード大マートン校でサクラを植樹…帰国の途へ(2024年6月29日『読売新聞』)

【オックスフォード=水野祥】英国訪問中の天皇、皇后両陛下は28日夕(日本時間29日未明)、天皇陛下が学んだオックスフォード大マートン校を訪ねられた。 両陛下は午後5時半頃(同29日午前1時半頃)、マートン校に到着。陛下が同大に足を運ぶのは2…

都議補選が9選挙区で告示 自民の最大会派維持が焦点 2議席差の都民ファと3選挙区で対決(2024年6月28日『東京新聞』)

東京都知事選と同じ7月7日に投開票される都議補選が28日、江東区、品川区、中野区、北区、板橋区、足立区、八王子市、府中市、南多摩(多摩市、稲城市)の9選挙区(いずれも被選挙数1)で告示された。裏金問題で逆風下にある自民が、最大会派を維持できるか…