2024-04-14から1日間の記事一覧

増えるタッチパネルに困ってます 視覚障害者には何も伝わらず 「世の中は便利になるけど」増す生きづらさ(2024年4月14日『東京新聞』)

セルフレジや飲食店の注文などの場面で、タッチパネルの普及が進む。目の見えない人には凹凸のないパネルはどこを押していいのか分からない。人件費削減や人手不足解消に役立つデジタル化の推進が、視覚障害者の暮らしに新たな壁をつくっている。(鈴木里奈…

目黒区長選が告示、午前10時現在5人が立候補 6選を目指す現職に新人が挑む構図 投開票は4月21日(2024年4月14日『東京新聞』)

目黒区長選は14日告示され、同日午前10時現在で、いずれも無所属で元都議の新人伊藤悠さん(47)=国民民主、都民ファーストの会推薦、現職の青木英二さん(69)、元区議の新人河野陽子さん(61)=自民推薦、IT企業社員の滝下隆行さん(41)、元都議の新人…

地域コミュニティーの再生を(2024年4月14日『しんぶん赤旗』-「潮流」)

地域コミュニティーの再生を(2024年4月14日『しんぶん赤旗』-「潮流」) 能登半島地震3カ月を前に、半島突端の珠洲市の被災地を取材したときのことです。観光名所の見附海岸には地震と津波で浜に打ち上げられた船が残され、壊れた漁具が散乱してい…

うるま訓練場断念(2024年4月14日『しんぶん赤旗』-「主張」)

市民が団結すれば勝利できる 「住民の力で勝ち取った」「団結すれば大きな力を発揮できる」―防衛省は、沖縄県うるま市石川のゴルフ場跡地に陸上自衛隊の訓練場を新設する計画を断念しました。党派や世代を超え全県民規模の大きなうねりとなった世論と運動が…

思ってもみない経験(2024年4月14日『』-「明窓」)

街頭演説を終え、SPらに囲まれ車に乗り込む岸田文雄首相=2023年10月、高知市内 思ってもみない経験をした。先日上京した際のこと。出雲空港の保安検査場を通過し、手荷物を元の位置に戻していると、「ピー」という金属探知機の電子音が次々に鳴り響い…

深まる日米の一体化 安全と安定に資するのか(2024年4月14日『信濃毎日新聞』-「社説」)  誇らしい気分だっ

誇らしい気分だったか。 首相として9年ぶりに国賓待遇で訪米した岸田文雄首相が、バイデン米大統領と車の後部座席に並び、満面の笑みを浮かべている。 首相が9日(日本時間10日)にX(旧ツイッター)に投稿した写真だ。大統領夫妻との夕食会に向かう際…

(2024年4月14日『秋田魁新報』-「北斗星」)

県内でギョーザやホルモンなど食品の無人販売店を目にするようになった。秋田市に先頃開店したスイーツの無人店は、商品を冷蔵庫から取り出して、設置された端末に個数などを入力して計算し、キャッシュレスで決済するか、現金を箱に入れる仕組み。端末操作…

楽しい夕食(2024年4月14日『福島民報』-「あぶくま抄」)

反則技が横行するプロレス、親の目を盗んでチャンネルを回した深夜番組…。昭和のブラウン管を彩った思い出の数々も、令和の今では放映がはばかられる。俳優の金子信雄さんが出演した「楽しい夕食」も、そうかもしれない ▼県内でも、1987(昭和62)年か…

セレンディピティ(2024年4月14日『福島民友新聞』-「編集日記」)

「辞書は、言葉の海を渡る舟」。三浦しをんさんの人気小説「舟を編む」の一節だ。多くの人が長く安心して乗れるような、寂しさに打ちひしがれそうな旅の日々にも心強い相棒になるような舟を―。出版社の人々が新しい辞書「大渡海」の編集に情熱を注ぐ ▼ドラマ…

残業規制の強化/労働力確保も同時に進めよ(2024年4月14日『福島民友新聞』-「社説」)

長時間労働の解消にとどめず、処遇の改善、人員確保に向けた施策を強化することが重要だ。 働き方改革関連法に基づく時間外労働(残業)の上限規制が今月から、建設業、自動車運転業、医師など4業種に導入された。長時間労働が常態化する業種で過労死などを…

衆院3補選、政権の命運左右 裏金で論戦、16日告示―自民異例の2不戦敗(2024年4月14日『時事通信』)

衆院東京15区補欠選挙の告示を控え、立候補予定者の街頭演説会に集まった聴衆=13日午後、東京都江東区 春の衆院補欠選挙が16日、東京15区、島根1区、長崎3区で告示される。自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けた初の国政選挙で、「政治…

「ママに誓う」で借金重ねた水原一平容疑者 金欠訴えながら野球カード購入…選挙戦同様、「最後のお願い」はアテにならない!(2024年4月14日『サンケイスポーツ』-「甘口辛口」) 2024年3月、携帯電話を手にするド軍通訳時代の水原一平容疑者 ■4月14日 「一生のお願い」-。自分で言うのも何だが、生まれてこの方、このフレーズを結構使った。親にも友達にも、取材対象者にも、まるで決めゼリフのように口にしていた。「それ、この前も言うたやないか」と故・星野仙一さんに、何度も突っ込まれたものだ。  

2024年3月、携帯電話を手にするド軍通訳時代の水原一平容疑者 ■4月14日 「一生のお願い」-。自分で言うのも何だが、生まれてこの方、このフレーズを結構使った。親にも友達にも、取材対象者にも、まるで決めゼリフのように口にしていた。「それ、こ…

高齢者が単身化 「異次元」の孤立対策を(2024年4月14日『沖縄タイムス』-「社説」)

2050年には世帯の半数近くが1人暮らしとなり、高齢単身世帯は2割に達するとの将来推計が公表された。単身化は予想を上回るスピードで進む。 同居する家族のいない高齢者を、誰が、どのように支えていくのか。地域社会からの孤立を防ぐ仕組みの構築が急…

那覇中心地も土地規制 構造的差別そのものだ(2024年4月14日『琉球新報』-「社説」)

行政やビジネスの中心である県庁所在地の一等地が監視下に置かれ、土地利用の制約を受ける。国の安全保障の名の下に、沖縄の経済や生活が犠牲にされる。他県では決して許されまい。沖縄への構造的差別そのものだ。 安全保障上重要な施設や国境離島周辺の土地…

上手な政治利用?(2024年4月14日『高知新聞』-「小社会」)

何かとお騒がせなトランプ前米大統領は、楽曲の政治利用でも何度も物議を醸している。ローリング・ストーンズ、エアロスミス、ニール・ヤング…。そうそうたるアーティストの作品を前回大統領選で無断で使い、本人たちから抗議された。 もっとも、政治と音楽…

熊本地震に関する社説・コラム(2024年4月14日)

熊本地震の教訓(2024年4月14日『中国新聞』-「天風録」) 雄大な外輪山の一角が大きく崩れた跡が生々しい。阿蘇の景観に溶け込むような、熊本地震震災ミュージアムを訪ねた。昨年開館し、約千人が在籍した旧東海大阿蘇キャンパス一帯の地下に眠って…

政治改革特別委 自民は透明化から逃げるな(2024年4月14日『中国新聞』-「社説」)

自民党派閥の裏金事件を受け、衆参両院は「政治改革に関する特別委員会」を設置した。後半国会の最大の焦点となる政治資金規正法の改正に向けた議論の舞台となる。 再発防止に向け、金の流れを抜本的に透明化する必要がある。「政治とカネ」問題のたび、小幅…

沼の怖さ(2024年4月14日『山陽新聞』-「滴一滴」)

魚介や野菜を酢みそであえる料理「ぬた」に季節はないが「青ぬた」は春の季語だ。青々とした菜の色が映える一皿に、春到来の喜びを感じるからだろう ▼ワケギ、アサツキの類いに貝のむき身などを合わせる。今ならベイカやワカメもいい。ぬたは「饅」や「沼田…

ガソリン補助延長 「出口」ますます遠のいた(2024年4月14日『山陽新聞』-「社説」)

今月末が期限となっていたガソリン価格を抑える補助制度が、5月以降も継続されることになった。巨額の財源を必要とし、脱炭素化の流れに逆行するなど、多くの課題が指摘されている政策だ。終了の時期が示されず「出口」はますます遠のいた。 制度は、新型コ…

医療産業都市/市民に集積効果の還元を(2024年4月14日『神戸新聞』-「社説」)

神戸市がポートアイランド2期で展開する「神戸医療産業都市」が、阪神・淡路大震災の復興プロジェクトとしてスタートしてから四半世紀が過ぎた。 理化学研究所に代表される研究機関や高度医療を提供する病院群、世界トップ級の性能を誇るスーパーコンピュー…

万博開幕まで1年に関する社説・コラム(2024年4月14日)

大阪万博まで1年 国挙げて準備加速したい(2024年4月14日『産経新聞』-「主張」) 「大阪・関西万博 開幕1年前イベント」 公式ユニホーム発表。お披露目されたユニホームを着るモデルとミャクミャク=13日午後、東京都港区(安元雄太撮影) 20…

自民の裏金問題、再発したら何らか罰を確実に科せる仕組みが必要 真相解明を続けながら防止策の議論を(2024年4月14日『東京新聞』)

<政治とカネ考> 東大大学院・谷口将紀教授 自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受け、衆参両院に政治改革特別委員会が設置され、政治資金規正法改正に向けた議論が本格化する。自民党の調査では実態解明が進まず、関係議員に対する党の処分は公平さ…

「柿沢票」はどの候補へ? 混沌とする東京15区補選は告示直前 有権者は「またか」「もう勘弁」(2024年4月14日『東京新聞』)

公職選挙法違反罪で有罪判決を受けた柿沢未途氏=自民離党=の議員辞職に伴う衆院東京15区(江東区)補欠選挙(16日告示、28日投開票)を前にした13日、早くも街頭は選挙モードの様相を見せた。自民が候補者の擁立、推薦を断念するなか、現時点で立候補を予…

増えるタッチパネルに困ってます 視覚障害者には何も伝わらず 「世の中は便利になるけど」増す生きづらさ(2024年4月14日『東京新聞』)

セルフレジや飲食店の注文などの場面で、タッチパネルの普及が進む。目の見えない人には凹凸のないパネルはどこを押していいのか分からない。人件費削減や人手不足解消に役立つデジタル化の推進が、視覚障害者の暮らしに新たな壁をつくっている。(鈴木里奈…

尻の突き出しは禁止、TバックはOK…? 公営プールでの水着撮影会、なぜ醜悪ルールまでつくって認めるのか(2024年4月14日『東京新聞』)

埼玉県営プールで業者が開く水着女性の撮影会について、県公園緑地協会が定めた新ルールが物議を醸している。過激なポーズや水着での撮影が行われていたことを受け、NG項目を列挙したために全国でも例のない事細かな内容になった。識者からは「ここまで規制…

進学、就職など新たな出会いの季節だろう。初対面の人とどうや…(2024年4月14日『東京新聞』-「筆洗」)

進学、就職など新たな出会いの季節だろう。初対面の人とどうやって親しくなるか。お悩みの方もいるだろう ▼幼いころの「共通の話題」はいいきっかけになるらしい。子どものときに見たテレビ番組や聴いた音楽。自分と似た経験をしてきたのだなと思わせれば相…

週のはじめに考える アベノミクスの片付け方(2024年4月14日『東京新聞』-「社説」) 2024年4月14日 07時16分

日銀が3月の金融政策決定会合で17年ぶりに政策金利を引き上げました。日本の金利が上がれば円を買う動きが強まって過度な円安は収まるだろうと、多くの人が思ったのではないでしょうか。 ところが、外国為替市場で円は買われるどころか売られるばかりで、4月…

韓国与党大敗に関する社説・コラム((2024年4月14日)

韓国の尹錫悦大統領(聯合=共同) 韓国与党の大敗 対話重ね丁寧な運営を(2024年4月14日『北海道新聞』-「社説」) 韓国の総選挙で、尹錫悦(ユンソンニョル)政権の保守系与党が大敗した。 選挙は来月で就任2年を迎える尹政権の中間評価と位置づけ…

万博開幕1年前 吉村洋文・大阪府知事 ライフサイエンスと移動革命、レガシーに(2024年4月14日『産経新聞』)

インタビューに応じる吉村洋文大阪府知事=3月28日、府庁(山田耕一撮影) いよいよ2025年大阪・関西万博の開幕まで残り1年となった。会場の建設では日本側が担当する施設は予定どおり進み、海外パビリオンも続々と着工している。幅約30メートル、…

知事辞任を機にリニアを前へ(2024年4月14日『日本経済新聞』-「社説」)

報道陣に公開されたリニア中央新幹線の地下トンネルの工事現場=川崎市 静岡県の川勝平太知事が辞職する。4月1日の新入職員への訓示で職業差別とも取れる発言をしたことの責任を問われた。発言の中身は言語道断で弁護の余地はなく、辞職はやむを得ない。 県政…