2024-03-15から1日間の記事一覧

離婚後共同親権(2024年3月15日『しんぶん赤旗』-「主張」)

子の権利が最優先 拙速避けよ これまで、離婚時には父母のどちらか一方を親権者と決めなければならなかった民法を変え、父母の両方に親権を認める「共同親権」を導入する改定案が14日、衆院で審議入りしました。この問題を考えるとき一番にすえるべきなの…

同性婚訴訟判決に関する社説・コラム(2024年3月15日)

同性婚訴訟判決 違憲是正の法整備急げ(2024年3月15日『北海道新聞』-「社説」) 同性婚を認めない民法などの規定について札幌高裁がきのう、憲法に違反するとの判断を示した。 2021年3月に一審の札幌地裁が初の違憲判断を示して以降、同性婚を認め…

「人を人として」(2024年3月15日『熊本日日新聞』-「新生面」)

歴史学者の磯田道史さんが先日、司会を務める『英雄たちの選択』(NHKBS)の締めくくりで語っていた。「人を人として扱い、言葉で政治をする。この基本を離れたところに社会の安定はないと思います」と ▼「これが言いたくて、この番組をやっているようなもん…

還暦の公明党(2024年3月15日『高知新聞』-「小社会」)

今は当たり前に行われる自民、公明党の選挙協力だが、国政選挙で初めて実現したのは意外にも高知だった。 1992年の参院選県選挙区。前年の知事選で自民党が橋本大二郎さんに惨敗し、県内政界が混乱する中、保守中道勢力がまとまる形で両党は無所属の平野…

春闘に関する社説・コラム(2024年3月15日)

【進む賃上げ】中小企業を取り残さない(2024年3月15日『高知新聞』-「社説」) ピークを迎えた2024年春闘で大手の記録的な賃上げが続いている。労働組合の要求に対し満額回答が相次ぎ、要求を上回った企業もあった。 歴史的な物価高が続く中、…

オスプレイ飛行再開 に関する社説・コラム(2024年3月15日)

オスプレイ飛行再開 原因説明なき運用許されぬ(2024年3月15日『中国新聞』-「社説」) 事故の根本原因が分かっていないのに、在日米軍がきのう、国内に配備する垂直離着陸輸送機オスプレイの飛行を再開した。点検や整備の回数を増やせば大丈夫―。そ…

オッペンハイマー(2024年3月15日『山陽新聞』-「滴一滴」)

昨年夏に米国など多くの国で公開されたのに、日本公開はなかなか決まらなかった。米アカデミー賞の作品賞など7冠に輝いた「オッペンハイマー」である ▼第2次大戦中、米国の原爆開発を主導した物理学者ロバート・オッペンハイマー(1904~67年)の生…

日産の下請法違反 あしき慣習を根絶せよ(2024年3月15日『秋田魁新報』-「社説」)

日産自動車が下請け業者に支払う代金を不当に減額したのは下請法に違反するとして、公正取引委員会から再発防止の勧告を受けた。取引先が得るはずだった利益を奪う行為にほかならず、看過できるものではない。「下請けいじめ」とも呼ばれるあしき慣習を断た…

脳死と臓器提供 移植希望かなえる体制へ(2024年3月15日『福井新聞』-「論説」)

臓器移植法が1997年に施行されてから、臓器提供のための脳死判定が本年度、千例を超えた。約26年かけての数である。昨年7月には福井県内で7例目の提供があった。人のために役立ちたいとの善意は広まりつつあるが、移植の希望をかなえる体制づくりが…

【有機農業】地域ぐるみで産地化を(2024年3月15日『福島民報』-「論説」)

化学肥料や農薬などを使わず、環境に優しい有機農業を地域ぐるみで推進する動きが県内で広がり始めている。二本松市は、農林水産省が提唱する「オーガニックビレッジ」を宣言し、喜多方市も準備を進める。先進的なモデル地区を多数誕生させ、安全安心な本県…

自民刷新本部急きょ開催、「スケジュールありきだ」反発受け…「森元首相ら聴取」求める意見も(2024年3月15日『読売新聞』)

政治資金問題 自民党の政治刷新本部であいさつする岸田首相(中央)。右は麻生副総裁、左は茂木幹事長(14日午後、自民党本部で)=源幸正倫撮影 自民党は14日、党本部で政治刷新本部の会合を開き、派閥の政治資金規正法違反事件を受けた党改革案につい…

国連報告書“国民の豊かさ”日本24位 世界は格差拡大し二極化(2024年3月15日『NHKニュース』)

国連 UNDP=国連開発計画は、世界各国の国民の豊かさを示す「人間開発指数」について最新の報告書を発表し、日本の順位は前回より下がって24位となりました。 「人間開発指数」は、国民ひとりあたりの所得や教育、平均寿命をもとに算出したその国の暮らしの…

「よくやっているなという印象」公務から垣間見えた佳子さまの“性格”と父・秋篠宮さまからの評価(2024年3月15日)

外交関係樹立150周年記念式典に和服姿で花を添え、スピーチも(写真:AFP/アフロ) 「日本から移住された方々とそのご子孫が、その後、幾多の困難や悲しみを乗り越え、誠実に勤勉にお互いに助け合いながら、日々を過ごしてこられたことを、そして、ペルー社…

【セクシーダンス懇談会は至る所で…】キャバクラ接待はオワコンなんかじゃない。32歳営業マンが「今夜も心を殺して酒を飲む理由」(2024年3月15日)

FORZA STYLE 昨年11月に和歌山市で行われた自民党青年局近畿ブロック会議後の懇親会が物議を醸している。危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏はこう話す。 「露出度の高いセクシーなダンスをするダンサーを招き、口移しでチップを渡すなどの行為をしたことが…

自民党青年局はダンサーと“チップ口移し”会合…「夫の夜のハメ外し」どこから浮気と不倫?(2024年3月15日)

肌への直接的な接触がひとつのポイントに(写真:iStock) 自民党青年局の“チップ口移し”会合が大炎上 詫び文を掲載する事態に…自民党青年局HPから 夫の夜の店通いやハメ外しは裁けないのか――。 2023年11月、自民党青年局の懇親会で行われた過激なダンスショ…

ドジャース 大谷翔平と妻との写真を投稿 公式SNSで(2024年3月15日『NHKニュース』)

大リーグ 大リーグ、ドジャースが球団の公式SNSで、大谷翔平選手が開幕シリーズが行われる韓国へ向かう航空機の前で女性と一緒に撮影した写真を投稿し「大谷選手と彼の妻が韓国に向かう前の写真だ」と紹介しました。 ドジャースの公式SNSは韓国で行われる開…

《自民党「過激パーティー」問題》なぜ開催理由に「多様性」「ダイバーシティ」という言葉を使ったのか?説明した議員が狙ったこと(2024年3月15日)

和歌山県の自民党といえば二階俊博元幹事長(右)と世耕弘成前参院幹事長。世耕氏の元秘書2人が過激パーティに関わっていたことが分かっている(時事通信フォト) 臨床心理士・経営心理コンサルタントの岡村美奈さんが、気になったニュースや著名人をピック…

次期戦闘機輸出、15か国限定…防衛装備品の運用指針を今月下旬にも改正(2024年3月15日『読売新聞』)

防衛省が開発を目指す次期戦闘機のイメージ図(防衛省提供) 日本が英国、イタリアと共同開発する次期戦闘機の第三国への輸出に向け、政府が検討している防衛装備移転3原則の運用指針改正案の概要が判明した。輸出の対象を次期戦闘機に限り、輸出先も紛争の…

多言語・手話対応を拡充 安曇野市窓口 共生社会を推進(2024年3月15日『市民タイムスWEB)

市人権共生課で多言語映像通訳サービスを利用しているタブレット端末 長野県安曇野市(あづみのし)は、タブレット端末で外国語や手話の通訳を受けられる民間企業のサービスを利用し、視覚障害者や外国籍市民が利用しやすい窓口づくりを進めている。新年度は…

<見つけて!お得な食材>じゃがいもが今週も割安 北も南も出荷増 白菜は暖冬で高値続き今週も割安 北も南も出荷増 白菜は暖冬で高値続き(2024年3月15日『東京新聞』)

<見つけて!お得な食材>じゃがいもが今 ばれいしょの割安感が今週も続いています。生育のよい北海道産が出荷のピークを迎えたことと、2月の干ばつで遅れていた鹿児島産の新じゃがの出荷が増えたことが要因です。はくさいは暖冬で出荷が前倒しされたため品…

能登の高校でも合格発表 受験生が地震の試練の中で固めた決意を語る 地元を離れ金沢の高校に進学する人も(2024年3月15日『東京新聞』)

石川県内の全日制公立高校で14日、入学試験の合格発表があり、計6504人に吉報が届いた。能登半島地震で被害が大きかった奥能登の高校でも、試練を乗り越えた受験生たちが合格を勝ち取り、高校生活に向けて期待を膨らませた。 自分の受験番号を見つけ、喜ぶ中…

本当に安全だと言い切れるのか? オスプレイが沖縄で飛行再開 立川や木更津で噴出した不安と怒り(2024年3月15日『東京新聞』)

鹿児島県・屋久島沖で墜落事故を起こした在日米軍の輸送機オスプレイを巡り、米海兵隊は14日、世界中で停止していた飛行の再開を発表した。沖縄県宜野湾市の米軍普天間飛行場でも、離陸したMV22が市街地上空を飛んだ。オスプレイが配備されている関東の米軍…

いつまで国会は裁判所のメッセージを無視し続けるのか 同性婚訴訟 判決文を識者と読み解く(2024年3月15日『東京新聞』)

同性婚を認めない現行制度は違憲・違憲状態という判断が14日、札幌高裁と東京地裁で、それぞれ示された。札幌高裁はこれまでの同種訴訟判決よりもさらに踏み込み、当事者の思いを代弁した形になった。国会で具体的な法整備の動きが見られない中、司法が背中…

世耕弘成氏、裏金経緯は「知らなかった」「分からない」 贈答疑惑クッキーは「個人的に用意した」 参院政倫審(2024年3月15日『東京新聞』)

自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けた参院政治倫理審査会(政倫審)が14日開かれ、安倍派の世耕弘成前参院幹事長と西田昌司氏、橋本聖子元五輪相の3人が出席した。安倍派がパーティー券の販売ノルマ超過分のキックバック(還流)を継続した経緯に…

裏金「政治活動に使った」から納税はしない世耕弘成氏 苦しい釈明の数々と「内輪もめ」をさらした参院政倫審(2024年3月15日『東京新聞』)

自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件に関する14日の参院政倫審では、安倍派幹部だった世耕弘成前参院幹事長が計20回以上も「分からない」「記憶にない」「知らない」と繰り返した。秘書に責任をなすりつける姿勢が目立ち、続いて弁明に立った西田昌司氏…

巣立ちの春。大手ハンバーガーチェーンの新CMはなかなか秀逸…(2024年3月15日『東京新聞』-「筆洗」

巣立ちの春。大手ハンバーガーチェーンの新CMはなかなか秀逸で、上京した若い女性が慣れぬ都会で店を見かけて入り、ほっとする ▼古里にある店で家族と語らった思い出が懐かしい。ナレーションが心中を伝える。「何もかもが違う街。でもここは地元と同じ匂い…

参院「裏金」政倫審に関する社説・コラム(2024年3月15日)

参院政治倫理審査会で弁明する自民党の世耕弘成前参院幹事長=国会内で2024年3月14日午前11時4分、毎日新聞北山夏帆撮影 参院政倫審 やはり証人喚問必要だ(2024年3月15日『北海道新聞』-「社説」) 自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受け、…

新幹線、敦賀へ 復興への「輝き」乗せて(2024年3月15日『東京新聞』-「社説」)

北陸新幹線金沢-敦賀間が16日に開業する。国が能登半島地震の被災地支援として観光需要を喚起する「北陸応援割」も同じ日に始まる。震災復興への「輝き」を乗せた往来となるよう願う。 北陸新幹線の延伸は長野-金沢間の開業以来9年ぶり。福井-東京間は速…

戦闘機輸出解禁に関する社説・コラム(2024年3月15日)

戦闘機輸出解禁 平和国家の理念損なう(2024年3月15日『東京新聞』-「社説」) 政府が英国、イタリアと共同開発する次期戦闘機=イメージ、防衛省提供=の第三国への輸出を解禁する。戦闘機は殺傷能力が高く、国際紛争を助長するとして輸出を禁じて…

古代ギリシャではてんびんが正邪を測る象徴とされたが…(2024年3月15日『毎日新聞』-「余録」)

富雄丸山古墳の割竹形木棺に副葬されていた青銅鏡=奈良市で2024年3月12日、久保玲撮影 「銅出徐州」「師出洛陽」などの文字が記された三角縁神獣鏡のレプリカ=奈良県天理市で2020年3月5日14時21分、大森顕浩撮影 古代ギリシャではてんびんが正邪を測る象徴…