2024-02-19から1日間の記事一覧

ペットと災害(2024年2月19日『しんぶん赤旗』-「潮流」)

能登半島地震ではペットの被災も深刻です。家族がペットとともに過ごせる同伴避難の指定避難所が少ないためです。せっかくペットを連れて逃げても、被災家屋に戻ったり車中避難をする人も多い ▼珠洲市では、納屋で避難生活をしていた男性が火災により死亡す…

中小企業の賃上げ(2024年2月19日『しんぶん赤旗』-「社説」)

中小企業の賃上げ(2024年2月19日『しんぶん赤旗』-「社説」) 実効性ある直接的支援実現を 物価の上昇に賃金の伸びが追い付きません。厚生労働省が6日発表した毎月勤労統計調査(速報、従業員5人以上)によると、2023年の現金給与総額(名目…

膠着のリニア 地域と向き合えているか(2024年2月19日『信濃毎日新聞』-「社説」)

東京・品川―名古屋間で建設工事の続くリニア中央新幹線の開業時期が、見通せない状態になっている。 JR東海が、昨年12月に国に出した工事実施計画で「2027年」から「27年以降」に変更した。 当初掲げた27年の開業はこれまでも「困難」としてきた…

高齢化や担い手不足で歴史に終止符打った「蘇民祭」 1000年の重みをもう一度考えてみては(2024年2月19日『サンケイスポーツ』-「甘口辛口」)

最後の開催となった「蘇民祭」で、かけ声を上げながら境内を練り歩く男衆(共同) ■2月19日 いまをときめくドジャース・大谷翔平の出身地は岩手県奥州市。2006年2月20日に水沢市、江刺市、前沢町など5市町村が大合併して誕生した。大谷が生まれた…

少子化対策閣議決定 将来不安の払拭は不十分(2024年2月19日『琉球新報』-「社説」)

加速する少子化に歯止めをかけられるのか。 政府は16日、少子化対策関連法案を閣議決定し、衆院に提出した。岸田文雄首相は、人口減少を最大の課題と位置付け、「次元の異なる少子化対策」を掲げている。子どもの出生数はピーク時だった1973年の約209万人か…

言葉を言い換えても…(2024年2月19日『宮崎日日新聞』-「くろしお」)

「セクハラってさあ、絶対に男が考え出した言葉だよね」。飲み会の席で、酔っ払った先輩記者が突然こう切り出した。セクハラという言葉が「新語・流行語大賞」に選ばれた1989年ごろだったと思う ▼「何をいきなり?」と思いつつも、続きを聞いた。「だっ…

子育て支援金 (2024年2月19日)

子育て支援金 負担増ごまかす説明やめよ(2024年2月19日『中国新聞』-「社説」 政府は少子化対策の関連法案を国会に提出した。人口の半減や高齢化率の4割超えが現実味を帯び、ラストチャンスとして子育て世代に集中投資する方針に異論はない。 問題…

神奈川の中学2年生「10人に1人が貧困家庭」 県が初調査、支援ニーズ把握へ(2024年2月19日)

神奈川県庁(資料写真) 中学2年生の子どもがいる神奈川県内世帯の貧困率が10・1%に上ることが19日、県が初めて実施した調査で明らかになった。 子どもの貧困は学力や進学率と相関関係があるとされ、黒岩祐治知事は「約10人に1人が厳しい経済環境…

システムの危うさ(2024年2月19日『山陽新聞』-「滴一滴」)

芥川賞作家の藤原智美さんがフィットネスクラブでの体験を著書に書いている。受付で会員証を示すと、係の人が女性用ロッカーの鍵を渡してきた。自分はどう見ても中年男性なのに ▼理由は想像がついた。係の人はパソコン画面の名前を見て瞬時に女性と思ったら…

災害犠牲者の氏名 原則公表の議論を始めよ(2024年2月19日『山陽新聞』-「社説」)

災害が起きた際、亡くなった犠牲者の氏名の公表をどうするのか。今回の能登半島地震でも問われた課題だ。 災害時の死者や行方不明者、安否不明者の氏名を公表するかどうかについて、基準や公表する主体を定めた法律はない。個人情報保護との兼ね合いで、自治…

診療報酬改定 看護師らの処遇改善急げ(2024年2月19日『新潟日報』-「社説」)

看護師らの処遇改善を急がねばならない。一方、国民の負担が増す可能性がある。政府は改定の理由を丁寧に説明するとともに、効果を検証していく必要がある。 厚生労働省は、医療機関の収入に当たる診療報酬の2024年度の改定内容を決めた。 看護師ら医療…

記憶にございません(2024年2月19日)

(2024年2月19日『東奥日報』-「天地人」) 日本と違い、米国の捜査機関の率直な説明には驚くことがある。検察当局は今月、機密文書を持ち出したとして捜査対象だった81歳のバイデン大統領を「記憶力の悪い老人」と指摘、有罪認定できる証拠が不十分…

自民議員も「ピンとこない」とダメ出し…裏金事件に揺れる党本部主導で若手教育の笑止(2024年2月19日『日刊ゲンダイ』)

自民党本部(C)日刊ゲンダイ 拡大する 毎日新聞が17~18日に行った全国世論調査で、前回調査から7ポイント減の14%となり、政権発足以来最低となった岸田内閣の支持率。自民党派閥の政治資金パーティーの裏金事件を巡り、国民世論の批判はますます高まるば…

いじめ情報開示 再発防止へ教訓とせよ(2024年2月19日『北海道新聞』-「社説」)

札幌市立中1年の女子生徒がいじめを受け自殺した問題で、市教委は調査報告書を再公表した。当初の報告書はいじめの具体的内容など、公開すべき多くの情報が黒塗りにされ批判を浴びたからだ。 黒塗りについて市教委は当初、「個人や学校の特定の恐れがあるた…

能登半島地震7週間 奥能登 復旧の人手や作業時間の確保 課題に(2024年2月19日『NHKニュース』)

令和6年能登半島地震 最大で震度7の揺れを観測した能登半島地震の発生から19日で7週間です。水道などのインフラ設備の被害が大きい石川県の奥能登地域では、復旧やがれきの撤去を進める人手や作業時間をどう確保するかが課題となっています。 元日に発生した…

鳥取では是正勧告も 自治労県本部の労務管理(2024年2月19日)

自治労県本部の労務管理を巡っては、鳥取県本部(鳥取市)が昨年3月、三六協定を締結せずに法定外の残業をさせたとして、労働基準監督署から是正勧告を受けた。 「労働者の権利を守る」ことを目的に掲げる自治労の不適切な労務管理について、関係者は「役員…

「医者と数値の言いなりにはならなくていい」…精神科医・和田秀樹氏が91歳の樋口恵子氏に語った「生き方上手」のコツ(2024年2月19日)

「医者と数値の言いなりにはならなくていい」…精神科医・和田秀樹氏が91歳の樋口恵子氏に語った「生き方上手」のコツ(2024年2月19日) photo by gettyimages 「70代、80代、90代で、人はどうやって老いていくのか? 92歳・樋口恵子氏が和田秀樹氏と…

広島中央署で勾留中の警視正死亡、監視強めていたはずがなぜ? 事件の真相は闇に 管理体制の検証不可欠(2024年2月19日)

岩本被告が勾留されていた広島中央署 広島中央署の留置施設で意識不明の状態で見つかり、死亡が確認された岩本幸一被告は、同署が「特別要注意被留置者」に指定し、監視を強めていたはずの人物だった。法廷審理は打ち切られ、事件は全容解明に至らない見通し…

本命は上川陽子大臣!? "学級崩壊状態"の自民党内で始まる「初の女性総理レース」研究(2024年2月19日)

上川陽子外相は1月にウクライナを訪問。ゼレンスキー大統領との会談に加え、空襲警報下でも粛々と日程をこなす姿に「胆力がある」と高評価が集まった 派閥解消を主導しても支持率が上がらない岸田内閣と、一気に求心力を失った派閥の実力者たち。"力の空白…

遊川和彦、岡田惠和、野島伸司…60代脚本家で「打倒TBS日曜劇場」のハズが大苦戦!「テレ朝・日曜ドラマ」が直面する「打ち切り危機」(2024年2月19日)

福士蒼汰らアラサーの人気者が集結も photo by iStock 1990年代台は『予備校ブギ』(TBS系)、『GTO』(カンテレ・フジテレビ系)、『魔女の条件』(TBS系)、2000年代は『オヤジぃ。』(TBS系)、『幸福の王子』(日本テレビ系)、『女王の教室』(日本テレビ系)、2010…

周囲からの“過度な敬意”は要注意…売れっ子ネット編集者が明かす「ソフト老害」にならない「5つの処世術」(2024年2月19日)

40歳で長老 まさか自分が老害?と思っている40代以上は多いのでは(写真はイメージです) 放送作家・鈴木おさむ氏が提唱した「ソフト老害」が昨今話題だ。鈴木氏は今年3月末で放送作家を引退することを明かしたが、きっかけの一つは、“大御所”である自分の一…

自民党・熊本県議、14歳年下女性との不倫トラブルで露見した“賭けゴルフLINE”「勝ち分14000円」の記述も(2024年2月19日)

県議らとのゴルフ写真。左から2番目が増永県議、右端が松村・国家公安委員長(2018年8月に沖縄で撮影/Aさん提供) 3月に知事選挙を控える熊本で、自民党県議らの肝を冷やす“告発”が浮上している。 【写真8枚】「6000円の負けね」などと書かれた増永慎一郎県…

「政倫審」出席を消極的ながら望む「安倍派5人衆」のひとりとは誰か(2024年2月19日)

ザルだらけの政倫審 岸田首相 自民党の派閥による裏金問題をめぐって、野党側が求めている国会の政治倫理審査会(政倫審)が開催される可能性が高まっている。安倍派5人衆や二階派幹部らの出席が焦点になりそうだが、安倍派5人衆の中でも出席するか否かで立…

無実で逮捕された大川原社長が体験した“人質司法”のリアル「事件のことは黙秘して、反論してはいけないというのがものすごく辛い」(2024年2月19日)

大川原社長 大川原化工機(おおかわらかこうき)の冤罪事件で「人質司法」が問題になっている。 【映像】ある技術者の死…追い込んだ「ずさんな捜査」 2020年3月、生物兵器製造の恐れがある噴霧乾燥機「スプレードライヤ」を不正輸出したとして外為法違反に問…

「東大はハードルが高い。上智大進学説も」…悠仁さま「浪人NG」高二の冬の差し迫った進学事情とは(2024年2月19日)

今後の進学先について注目を集める悠仁さま(右)。佳子さまに相談されることもあるのだろうか 写真:共同通信社 2月中旬となり、世の中は受験シーズンに突入。筑波大附属高2年の悠仁(ひさひと)さま(17)の受験までも、あと1年を切ったことになる。 【…

20歳を迎えた佳子さまが『歌会始の儀』で詠みあげた母・紀子さまへの思いと今年の歌の“特徴”(2024年2月19日)

佳子さま 《待ちわびし木々の色づき赤も黄も小春日和の風にゆらるる》 新春恒例の皇室行事『歌会始の儀』が1月19日、皇居・宮殿「松の間」で行われた。今年のお題は「和」で天皇、皇后両陛下や秋篠宮ご夫妻などが詠んだ歌、それに応募作約1万5000首から選ば…

五輪新種目ブレイキン、18歳菱川一心「シゲキックスに勝つための新技」で全日本初優勝(2024年2月19日『東京新聞』)

ブレイキン(ブレイクダンス)の全日本選手権最終日は18日、東京・NHKホールで行われ、女子は福島あゆみ(ダンサー名・AYUMI)が決勝で昨年大会3位の半井彩弥(AYANE)に勝ち、3連覇を果たした。男子は18歳の菱川一心(ISSIN)が決勝で、大能寬飛(HIRO10)…

電子処方箋導入わずか6% 運用1年、費用負担も要因(2024年2月19日『共同通信』)

紙の処方箋を電子化した「電子処方箋」の医療機関と薬局でのシステム導入率が、運用開始から1年で約6%にとどまることが19日、厚生労働省への取材で分かった。導入費用がかかることや、患者からの認知度の低さが要因とみられる。政府は2025年3月ま…

柳田国男の未発表書簡2通見つかる 離島の昔話を収集、民俗学への熱意もにじむ<ニュースあなた発>(2024年2月19日『東京新聞』)

日本民俗学の祖として知られる柳田国男(1875~1962年)が、鹿児島県の離島・甑島(こしきしま)の調査協力者に送った未発表の書簡が東京都世田谷区で見つかった。日本文化の保存に情熱を注ぐ柳田の思いと、戦争前後の日本を地方で支えた協力者の姿が垣間見…

核のごみ調査/国民的な議論が不可欠だ(2024年2月19日『神戸新聞』-「社説」)

原発の高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定に向け、北海道の寿都(すっつ)町と神恵内(かもえない)村で実施した文献調査の報告書案を、原子力発電環境整備機構(NUMO)が公表した。同調査の報告は全国初で、寿都町全域と神恵内村の一部…