2024-02-21から1日間の記事一覧

京大の吉田寮 学生の自治 重たくみた判決(2024年2月21日『信濃毎日新聞』-「社説」)

学生たちは何代にもわたり、寮の自治に関して大学と合意を積み上げてきた。それによって培われた自治の場の価値を重んじ、一方的に反故(ほご)にした大学に厳しい姿勢を示した判決だ。 京都大の吉田寮に住む学生らに大学当局が明け渡しを求めた裁判である。京…

避難所対策 真冬の災害備え再点検を(2024年2月21日『新潟日報』-「社説」

発生から7週間が過ぎた被災地で、なお多くの人が避難所に身を寄せている。季節外れの暖かさとなる日もあったが、寒さが戻り、被災者の疲労感に追い打ちをかけていないだろうか。 冬の避難生活は、命の問題に直結する。被災地に限らず、自治体はリスクを再確…

文科相の不信任否決 これで免責とはならない(2024年2月21日『福井新聞』-「論説」)

世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との「密接な関係」が明らかになったとして、立憲民主党が提出した盛山正仁文部科学相の不信任決議案が自民、公明両党などの反対多数で否決された。ただ、そうであっても、今後の説明責任が免除されたわけではないことを…

災害死者の氏名公表 国が統一基準の策定を(2024年2月21日『佐賀新聞』-「論説」)

能登半島地震で甚大な被害を受けた石川県は、発災2日後には連絡が取れない安否不明者の氏名公表を始めた。結果、生存情報が早期に多数寄せられ、捜索対象を絞り込むのに寄与した。 一方で死者の氏名公表は、地震の2週間後にずれ込んだ。初日は23人だった…

盛山文科相の不信任否決 これで免責にはならぬ(2024年2月21日『山形新聞』-「社説」)

不信任決議案が否決されても、説明責任が免除されたわけではない。真摯(しんし)な反省と対応が求められる。 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との「密接な関係」が明らかになったとして、立憲民主党が提出した盛山正仁文部科学相の不信任決議案が自民、…

文科相不信任案否決 政権の自浄能力欠如またも(2024年2月21日『河北新報』-「社説」)

自民「1強」の国会はまたしても、国民の感覚と懸け離れた結論を下した。 宗教法人を所管する政府の責任者として、その任に堪えるのか。選挙支援を受けたかどうかさえ「記憶がない」と繰り返す人物に国会議員が務まるのか。自浄能力を欠く政府、自民党に深刻…

盛山氏の説明 教団対応に疑念拭えぬ(2024年2月21日『北海道新聞』-「社説」)

衆院はきのうの本会議で、立憲民主党が提出した盛山正仁文部科学相に対する不信任決議案を与党と日本維新の会などの反対多数で否決した。 盛山氏は2021年の衆院選で世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体から選挙支援を受けた疑いがある。 岸田…

介護報酬改定 訪問サービス維持図れ(2024年2月21日『秋田魁新報』-「社説」)

厚生労働省は介護事業所の収入に当たる介護報酬の2024年度改定で、介護職員の賃金底上げに重点配分する方針を決めた。全体は1・59%のプラス改定で、うち0・98%を賃上げに充てる。他産業より賃金が低いため人手不足は深刻。その解消へ処遇改善は…

トヨタ・豊田章男会長に社外取締役が実名で苦言 「副社長を次々放逐して、率直に物を言う人がいなくなった」 《グループ3社で不正が連続発覚》(2024年2月21日)

創業家出身の豊田会長 ©時事通信社 グループ会社3社での検査不正が相次いで発覚したトヨタ自動車。同社の社外取締役を務める菅原郁郎氏(66)が「 週刊文春 」の取材に応じ、豊田章男会長(67)の経営姿勢に苦言を呈した。 【画像】「章男さんは変わってしま…

誤認逮捕された男性が胸中を語る”テキトーな捜査”(2024年2月21日『九州朝日放送』)

アリバイがあるにもかかわらず、公然わいせつの疑いで福岡県警が誤って逮捕し、その後、釈放された男性がきのうKBCの取材に応じ、胸の内を語りました。 「どれだけテキトーな捜査をしているのって感じですよね」 警察によりますと、今月11日、北九州市小倉南…

ENEOS系、会長解任 またセクハラ行為(2024年2月21日)

ENEOS系、会長解任 またセクハラ行為(2024年2月21日) ENEOSグループの看板 ENEOSの子会社で、再生可能エネルギー事業を行うジャパン・リニューアブル・エナジー(JRE、東京)は21日、懇親の場でセクハラ行為があったとして、安茂会長を解任し…

SDカードからわいせつ動画が50点以上見つかる 俳優志望の女性に性的暴行疑いで映画監督・榊英雄容疑者を逮捕 警視庁(2024年2月21日)

映画監督の男が俳優志望の女性に性的暴行をした疑いで逮捕された事件で、男の自宅から複数の女性とのわいせつ動画が50点以上見つかったことがわかった。 【画像】イベントで話をする榊英雄容疑者(2010年) 映画監督の榊英雄容疑者は2016年、演技指導を装い2…

【速報】愛子さま天皇誕生日の一般参賀にご出席 宮内庁が正式発表(2024年2月21日)

FNNプライムオンライン 宮内庁は21日、2月23日の天皇誕生日の一般参賀に、天皇皇后両陛下、秋篠宮ご夫妻、愛子さま、佳子さまが出席されると発表した。 【画像】去年の一般参賀ではマスク姿だった愛子さま 一般参賀は天皇誕生日の午前中に3回開催され、およ…

悠仁さまの学力、佳子さまの別居…いまだ晴れない「紀子さま」の憂うつ 愛子さま人気も“心労”に?(2024年2月21日)

第69回青少年読書感想文全国コンクール表彰式で話す秋篠宮妃紀子さま(2024年2月2日) かつて日本中を魅了した“紀子さまスマイル”が、ここ数年、どこかぎこちなく感じられるのは体調の異変が原因だったのだろうか。 【写真】紀子さま戴冠式での着物なぜ「た…

大阪・関西万博で「2億円トイレ」複数設置の計画…能登の下水道復旧を邪魔することは本当にないのか(2024年2月21日『東京新聞』)

無駄遣い批判が根強い大阪・関西万博で、さらに1カ所あたり2億円のトイレが複数設置されることが判明した。能登半島地震では下水道被害によりトイレが使えない地域も続く中での話だけに、疑問の声が噴出。建設業の残業規制徹底が4月から始まることもからみ、…

適格性に疑問、免責されぬ/文科相不信任案否決(2024年2月21日『東奥日報』-「時論」/『茨城新聞・山陰中央新報・佐賀新聞』-「論説」)

世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との「密接な関係」が明らかになったとして、立憲民主党が提出した盛山正仁文部科学相の不信任決議案が自民、公明両党などの反対多数で否決された。 否決されても、説明責任が免除されたわけではない。国会議員としての適…

【原発汚染水漏れ】重層的対策が不可欠(2024年2月21日『福島民報』-「論説」)

東京電力福島第1原発の高温焼却炉建屋の外壁にある排気口から放射性物質を含む水が漏えいした問題は、ずさんな安全管理態勢を重ねて浮き彫りにした。東電は協力会社の作業員による人為ミスと結論付けたが、再発を防げない要因をしっかりと検証する必要があ…

GDP4位転落/生産性高める取り組み急げ(2024年2月21日『福島民友新聞』-「社説」)

昨年の国内総生産(GDP)速報値で、日本は経済規模をそのまま表す名目がドル換算で、ドイツに抜かれて世界4位に転落した。 円安ドル高やドイツの物価高が影響したことによるもので、ドイツと日本の順位が再び入れ替わる可能性はある。ただ国際通貨基金が…

文科相不信任案否決(2024年2月21日)

盛山氏の説明 教団対応に疑念拭えぬ(2024年2月21日『北海道新聞』-「社説」) 衆院はきのうの本会議で、立憲民主党が提出した盛山正仁文部科学相に対する不信任決議案を与党と日本維新の会などの反対多数で否決した。 盛山氏は2021年の衆院選で…

高齢女性の低年金と第3号被保険者の「薄氷」(2024年2月21日)

中村琢磨撮影 上智大学教授の丸山桂氏は毎日新聞政治プレミアの取材に応じた。 丸山氏は、「共働き世帯が専業主婦世帯より多くなったといいますが、共働きの中身を見る必要があります。フルタイムで働く女性も増えてはいるのですが、より増えているのは短時…

【独自】西村康稔「松本人志と違って自分のは嘘だ!」東京では出せない地元講演会のヤバすぎる発言録《黒ビキニ秘書から裏金疑惑まで赤裸々テープを入手》(2024年2月21日)

突然開かれた「世話人会」に登場 西村氏が地元で配付したビラ 「まあ(週刊文春の)松本人志さんは本当かウソかしりませんけれども、私のは、まったく嘘です!」 【写真】個人資産800億円超の日本人投資家「200万円持っていたらこう投資する」 こう声を張り上…

男女の性の格差に切り込んだ衝撃作「先生の白い嘘」主演・奈緒で実写映画化! 監督は三木康一郎、脚本は安達奈緒子(2024年2月21日)

7月5日から全国公開。劇映画では初となる「3面ライブスクリーン」での同時公開も決定 奈緒が、映画「先生の白い嘘」に主演することがわかった。同作は、男女の性の格差に切り込んだ衝撃作を実写映画化したもの。7月5日から公開され、劇映画では初となる「3面…

高齢者の詐欺被害防止 AI機器設置を全額助成へ 東京 調布(2024年2月21日『NHKニュース』)

高齢者の詐欺被害を未然に防ぐため東京 調布市は新年度、AIが詐欺のおそれがある通話を判別する機器を自宅の電話に取り付ける場合に全額を助成する方針を固めました。 「オレオレ詐欺」などの被害額は去年、全国で440億円余りに上り、調布市内でも過去最も多…

朝鮮人追悼碑撤去(2024年2月21日『しんぶん赤旗』-「主張」)

歴史修正に屈した行政代執行 群馬県立公園「群馬の森」(高崎市)に設置されていた朝鮮人追悼碑が1月末、多くの市民の反対を押し切って、県による行政代執行で撤去されました。 この碑は、市民団体「『記憶 反省 そして友好』の追悼碑を守る会」の前身の「…

国民をキレさせる天才…岸田首相「納税呼びかけ」で支持率過去最低16.9%!「万博延期を」と権力闘争を仕掛けてきた高市早苗の初の女性総理説(2024年2月21日)

AdobeStock 2025年に予定されている大阪・関西万博開催がピンチを迎えている。想定以上の費用膨張に加え、元日に発生した能登半島地震の復旧・復興に支障が生じるとの見方からだ。 そんな中、時事通信が実施した2月の世論調査によると、岸田内閣の支持率は前…

災害時に役立つ手話講座 府中で来月10日(2024年2月21日『読売新聞』)

避難所生活を想定 災害時の避難所で、聴覚障害者とコミュニケーションを図るための手話講座が3月10日、府中市市民活動センタープラッツで開かれる。能登半島地震で、多くの住民が今も避難生活を余儀なくされていることも踏まえ、手話の普及に取り組む「デ…

樋口恵子 残り少ない人生なのにみんな友達づきあいや親子関係に悩んでいて…人間関係の問題は<棚上げ方式>であの世にもっていこう(2024年2月21日)

さまざまな悩みの中でもなかなかスマートに解決しにくいのが、人間関係の問題でーー(写真提供:PhotoAC) 厚生労働省が公表している「令和4年簡易生命表」によると日本の平均寿命は、男性が約81歳、女性は約87歳だそう。年齢を重ねるごとに「老い」を感じる…

毒物カレー事件で再審請求 3回目、鑑定の誤り主張(2024年2月21日)

林真須美死刑囚 和歌山市で1998年、4人が死亡した毒物カレー事件で、殺人罪などで死刑が確定した林真須美死刑囚(62)が、和歌山地裁に3回目となる再審請求をしていたことが20日、関係者への取材で分かった。5日に再審請求書を送付した。 請求書によると、祭…

【音声入手】伊東純也「性加害騒動」…女性が事件後に語っていた「衝撃の内容」(2024年2月21日)

写真提供: 現代ビジネス 女性側と伊東側、双方の刑事告訴は受理されたものの、実際に刑事事件になるかは未だ不透明だ。「日本のイナズマ」に突如浮上した今回の騒動は、なぜ起きたのか。当事者らへの取材から背景を探る。 【写真】世界騒然… 「何もつけずに…

【物議】大阪万博に“2億円デザイナーズトイレ”を設置 「わざわざお金をかける意味が分からない」街からは賛否の声(2024年2月21日)

FNNプライムオンライン 大阪万博の会場建設費が、当初の約2倍となる2350億円まで膨らんでいる。そんな中、若手建築家が設計する2億円のデザイナーズトイレが、40カ所の公衆トイレのうち8カ所に設置されるという。この“2億円トイレ”を巡って、街からは賛否の…