松本前社長の辞任受け(2024年4月19日『NHKニュース』)

 小売業

 

 


ドラッグストア最大手のウエルシアホールディングスは、私生活での不倫関係が確認されたとして前の社長が17日付けで辞任したことを受け、池野隆光会長が、社長を兼任すると発表しました。

ウエルシアホールディングスは、前の社長の松本忠久氏について、私生活での不倫関係が確認され「会社の信用を傷つけるものと判断した」として、16日に辞任を勧告し、松本氏は、17日付けで社長を辞任しました。

これを受けて会社は、18日開いた取締役会で、池野隆光会長が社長を兼任する人事を決めたと発表しました。

池野氏は80歳。

1971年に埼玉県内でドラッグストアを開業し、2002年にウエルシアの前身の会社と合併したのち、2013年から会長を務めていました。

ウエルシアをめぐっては、ことし2月、「ツルハホールディングス」との経営統合に向けた協議を始めることを、親会社のイオンを含む3社で合意したと発表していましたが、今回の社長人事を受けてイオンは「統合に向けた協議に影響がないように進めていきます」とコメントしています。

 

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