兵庫 淡路「水仙の丘」約10万本の色鮮やかなスイセンが見頃(2024年3月22日『NHKニュース』)

兵庫県淡路市でおよそ10万本の色鮮やかなスイセンの花が咲き、見頃を迎えています。

淡路市多賀にある「水仙の丘」と呼ばれる施設では、農家の井上善人さんがおよそ40アールの丘陵地で、白や黄色などおよそ15種類、10万本のスイセンを育てています。

ほとんどがラッパスイセンという品種で、外側が黄色、内側がオレンジ色に色づいた直径8センチほどの花を咲かせています。

丘の斜面は一面が黄色く染まり、風が吹くと一斉に揺れて春の訪れを告げています。

見学に来た人たちは、青空のもと、色鮮やかな光景を写真に収めるなどして楽しんでいました。

兵庫県明石市から来た70代の女性は「こんなにきれいな場所があるなんて驚きました。いろんなスイセンがあってとてもきれいで、心が洗われました」と話していました。

農家の井上さんは「淡路島で多くの花を見てもらいたいという思いで育てています。黄色いスイセンを見て春を感じていただきたい」と話していました。

このスイセンは3月いっぱい楽しめるということです。