土田晃之 母が一時心肺停止で緊急搬送 意外な原因受け注意喚起「知っておいた方がいい」(2024年5月7日『スポーツニッポン』)

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 お笑いタレント土田晃之(51)が5日、パーソナリティーを務めるニッポン放送土田晃之 日曜のへそ」(日曜正午)に生出演し、母が緊急搬送されたことを明かした。
 この1週間を振り返るトークで、「びっくりしたことがありまして。うちの母が…死にまして」と衝撃の告白。出演者らが驚く中、「これがね、すごいんですよ。生き返った。さすが土田の母」と続けた。
 アシスタントの新内眞衣から「どういうことですか?」と説明を求められると、土田はそのいきさつを語り始めた。
 その日は長男、次男と3人で飲みに行く約束をしていたが、「午前中に電話があって、“今、お母さんが意識がなくなっちゃって、心肺停止で、今救急車で搬送されている。今、まだ搬送先の病院が決まってないので、決まったら連絡します”って話だった。その時に意識は戻ってますって話だった」と説明。意識が戻ったと聞いたことで、土田は安堵したようで、その後、伝えられた病院に母の様子を見舞ったという。
 母が倒れた原因は、アナフィラキシーショックだったという。アレルギー反応で血圧が低下したり、意識状態が悪化するというもの。「2回目の電話がかかってきた時、“お母さんはアレルギーありますか?”って言われたんだけど、ちょっと分からない。たとえば、そばアレルギーとか甲殻アレルギーとか聞いたことないし、“ちょっと分からないですね”という話をしていた」。土田の弟によると、前日から風邪っぽい症状を訴えていた母がこの日、病院で診察を受けていたという。土田は「吸引っていう、それをやっている時に意識がなくなって、血圧が低下して、心肺停止になっちゃった」と説明した。
 不幸中の幸いだったのは、倒れたのが医療機関だったこと。「すぐ蘇生処置をして下さって、心肺停止は2分くらいだったんだって。心肺が戻って、意識も戻って、救急車で搬送されている時に連絡があって」。倒れた原因は、合わない薬で起きたアレルギー反応だったようで、「いろんな偶然がたぶん重なってて、ちょうどその医療機関で母がそういう状況になったので、すぐ蘇生してもらえた」と説明した。搬送先の病院は偶然、両親のかかりつけの病院だったといい、「うちの母親のカルテがあって、その病院では“この薬はダメだ”って書いてある」と、すぐに原因が特定されたと明かした。
 高齢の母に突然、訪れた、九死に一生の出来事だった。既に母は退院したというが、土田は「家で、それ系の薬をのんで、血圧が下がって意識がなくなって、倒れてたら、たぶん死んでた」と、最悪の事態になっていた可能性を口に。「アレルギー検査と、身内が何アレルギーを持っているか知っておいた方がいい。高齢者は病院に通うから、おくすり手帳とかも(持っていた方がいい)」と、リスナーに注意を促していた。