不同意性交などの疑いで拘留中だった警視正が広島中央警察署で死亡した問題を受け、県警の幹部が28日開かれた県議会で陳謝しました。
(長野吉克警務部長)
「警察に対する県民の信頼を損なうこととなりましたことについて深くお詫び申し上げます」 28日の県議会で県警の長野吉克警務部長は陳謝したうえで「発生後、直ちに各警察署に対して被留置者の動静監視の再徹底を指示した」と説明しました。
不同意性交などの疑いで逮捕・起訴された中国四国管区警察学校の警視正・岩本幸一被告は今月17日夜、留置されていた中央署のトイレで意識不明の状態で発見され、その後、搬送先の病院で死亡が確認されました。 遺書のようなものが見つかっていることから自殺とみられています。
警察は岩本被告を「特別要注意被留置者」に指定し、監視を強化していましたが自殺を防ぐことができませんでした。 県警は警視正の死亡の経緯などについて現在、調査を行っていて長野警務部長は再発防止に取り組むとしました。
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