原告側は27日、新潟市中央区で記者会見を開き、この判決を不服として5月1日をめどに控訴すると発表しました。
理由について、国の賠償が認められず、原告の高齢化が進むなか水俣病と認められなかった人も含め、被害に苦しむ人全員の救済を早期に目指すためだとしています。
原告団の皆川栄一 団長は「全員がまとまって最後まで戦うんだと確認しました。気持ちは一つになったと思っています。われわれは高齢化していて、これ以上戦う力はないんだと訴え続けていって、早期解決を求めていきたい」と話していました。
原因企業はこの判決を不服として4月19日に控訴しています。