不倫口止め事件でトランプ氏出廷、大統領経験者で初の刑事裁判被告人…有罪なら大統領選へ影響必至(2024年4月15日)

不倫口止め事件でトランプ氏出廷、大統領経験者で初の刑事裁判被告人…有罪なら大統領選へ影響必至(2024年4月15日)

大統領選への影響が指摘されていたが、トランプ氏は民主党のバイデン氏による「魔女狩り」だとする主張を繰り返し、呼応した支持者はむしろ結束した。トランプ氏は今後、公判を「ショー」に変え、支持固めに利用するつもりだ。米紙USAトゥデーは14日、「裁判所から選挙活動を行うトランプ氏の戦術が本格化する」と伝えた。

 ただ、トランプ氏の思惑通りに進むかどうかは不透明な部分もある。刑事事件で有罪になっても大統領選出馬の資格を失うわけではないが、有罪判決が大統領選で勝敗のカギを握る無党派層の離反を促す可能性がある。

 このため、トランプ氏は裁判をできる限り遅らせる遅延戦術を展開する。例えば、大統領在任中の行為は刑事訴追が免責される「特権」があると主張することで、3月に初公判が予定されていた議会占拠事件関連の初公判を延期させた。

 

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