米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手(29)の銀行口座から不正送金したとして、銀行詐欺容疑で訴追された元通訳の水原一平容疑者(39)の弁護人は12日、声明を発表し「彼(水原容疑者)は大谷選手、ドジャース、大リーグ機構(MLB)、そして家族に謝罪することを望んでいる」と表明した。
米メディアが伝えた。声明は、水原容疑者はギャンブル依存症の治療に真剣に取り組む姿勢を見せているとして「法的な手続きが進めば、水原容疑者はコメントを出すつもりだ」と述べた。
また、大谷選手も12日、米紙ロサンゼルス・タイムズの取材に対し「司法省の調査には非常に感謝している」とコメント。「私個人としては、これは一つの区切り。野球に集中していきたい」と述べた。【ロサンゼルス中村聡也】