太平洋戦争で激戦地となったパラオのペリリュー島の遺骨調査で、2柱分にあたる遺骨が見つかり、国の委託を受けて調査を行っている団体は、1000人あまりの日本兵が埋葬された「集団埋葬地」の可能性があるとみて特定に向けた調査を進めていくことにしています。
協会はこれまで10か所以上で調査を続けてきましたが、今回、初めて遺骨が見つかったということで、「集団埋葬地」である可能性が高まったとしています。
次回の調査は9月に予定されていて、協会は同じ場所からさらに遺骨が見つからないか調査したうえで、集団埋葬地が特定できれば遺骨の収容作業も本格化させることにしています。