武田鉄矢 八代亜紀さんが歌う予定だった“幻の新曲”披露「独特のにおいを持っている人だった」(2024年6月7日『スポーツニッポン』)

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八代亜紀さんの幻の新曲「海の子なれば」を初披露する武田鉄矢(右)と合田道人
 歌手の武田鉄矢(75)が6日、都内で「日本歌手協会 夏まつり唄まつり」に出演し、昨年12月に亡くなった八代亜紀さんを追悼した。
 ライブでは司会の合田道人(62)と「海の子なれば」を初披露。同曲は武田が作詞し、合田が作曲した一曲で、八代さんが歌う予定だった。
 しかし、レコーディング前に八代さんが入院。その後帰らぬ人となり、“幻の新曲”となった。武田は「八代さんがいるような感じだった。独特のにおいを持っている人だった」と悼んだ。
 

 

八代亜紀さんに幻の新曲あった 武田鉄矢が作詞のフォーク調バラード 23年9月に完成、レコーディングを残すのみだったが…歌い継ぐ歌手まだ見つからず(2024年3月27日『スサンケイスポーツ』)
 
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数々の名曲を残した八代亜紀さん(享年73)に未発表の〝遺作〟があることが26日、分かった。歌手、武田鉄矢(74)が作詞、歌手で日本歌手協会理事長、合田道人(62)が作曲したフォーク調望郷バラード「海の子なれば」で、2023年9月の入院前に完成。新曲として発売する予定だったという。
同曲は、日本の神話にも登場する最古の神社の一つ、福岡・宗像大社の三女神をイメージした歌で、合田はこの日、サンケイスポーツの取材に「亜紀さんに歌わせてあげたかった」と唇をかんだ。
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合田によると、武田との初コンビで女神のイメージに合う歌手を選ぶ際、共に旧知の八代さんで一致。大人の色気もある八代さんに合わせ、武田が♪あなた残した 桜貝 そこだけ熱く まだ火照(ほて)る―と書き加え完成したという。
後はレコーディングを残すだけだったが、八代さんが入院。そのため、「復帰第1弾の新曲にしましょう」と関係者で合意したが、年末に予期せぬ他界となってしまった。合田は「亜紀さんもデモテープを聞いて、『うん、いいわね』と太鼓判を押してくれていたんです」と振り返った。
しかし、そんな思いをくんで、29日放送のBSテレ東「武田鉄矢昭和は輝いていた」(金曜後8・0)が、八代さんを特集。生前の歌唱を貴重映像で振り返るとともに、合田がキーボード弾き語りで武田とともに「海の子なれば」を初披露することが決まった。