6月9日に東京・渋谷区の古賀政男音楽博物館けやきホールで開催されるエターナルソング・コンテストの授賞作品お披露目コンサートでデビューする。
志穂美は70年代から80年代にかけ、日本初の本格アクション女優として一時代を築いた。アクションだけでなく、演技力も高く評価された。
関係者は「最近、シャンソンを再び歌い始めていました。自分の人生、経験を歌える年齢になったことが理由のようで、本気でプロのシャンソン歌手になろうと決意したようです。かつて誰もやっていなかったアクション女優で日本一を目指し、花創作家にも挑戦したように、いくつになっても新しいことに挑戦する開拓精神で、また『あっと言わせたい』と思っているようです」と話した。
エターナルソングは、音楽評論家で作詞家の湯川れい子(88)が提唱する歌。エターナルとは「永遠の、永久の」の意味。大人に寄り添い、永遠に歌い継がれる新しい歌のことだ。昨年から同ソングのコンテストの作品を公募していた。
関係者は「『お母さん』と呼ぶ湯川さんから依頼を受け、志穂美悦子とまったく関係のない、新人として出演することを決めたようです」という。
芸名の「鬼無里」は長野県にある地名で、コロナ禍前に訪れ、すてきな地名とずっと意識していた。「まり」は初めてレギュラーとなった特撮テレビ番組の役名。ゼロからの本気度を、自ら考えた新しい芸名に込めたようだ。