共同通信社は20、21両日、
衆院3
補欠選挙について電話調査や取材を基に情勢を探った。唯一、
与野党対決の構図となった島根1区は
立憲民主党元職が先行し、
自民党新人は苦戦。9人が立候補した東京15区は立民新人がややリードし、
日本維新の会新人らが追う展開だ。長崎3区は立民前職が維新新人に対し、優位に戦いを進める。
投票先未定の
有権者もおり、28日の投開票日までに情勢が変わる可能性がある。
電話調査は東京15区、島根1区、長崎3区の
有権者と答えた人が対象。東京15区で1019人、島根1区で825人、長崎3区で645人の有効回答を得た。
共同通信社は20、21両日、
衆院島根1区
補欠選挙に関する電話調査を実施し、取材を加味して情勢を探った。
立憲民主党の元職、
亀井亜紀子氏(58)が先行し、
自民党の新人、錦織功政氏(55)=公明推薦=が追う展開となっている。投票先を決めていないのは1割強。
支持政党別に見ると、亀井氏は立民支持と答えた人の9割超をまとめた。
共産党支持層の8割に浸透するほか、「支持する政党はない」とした
無党派層の6割も固めた。
錦織氏は自民支持層からの支持が6割に届かず、3割近くが亀井氏に流れる。公明支持層で錦織氏を挙げた人は半数程度にとどまっている。
年代別でみると、亀井氏は中高年層を中心に錦織氏をリードしている。男女別の支持でも、亀井氏はそれぞれ錦織氏を上回る。
電話調査は、
衆院島根1区の
有権者と答えた人を対象に実施。固定電話で825人の有効回答を得た。
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