自民党の政治資金パーティーをめぐる裏金問題などを受け、3つの衆院補選で勝利し、勢いに乗りたい立憲民主党。しかし、新潟県内では公職選挙法違反の疑いで刑事告発された梅谷守衆院議員の対応をめぐり頭を悩ませている。当の梅谷議員は自身のホームページで「捜査機関に全面的に協力する」とコメントしたのみで、いまだ公の場で説明をしていない。
補選の勝利を次の衆院選の勝利につなげるべく早期の解散を求めていく考えだ。
ただ、新潟県内では選挙への影響も懸念される問題が残されている。
4月30日に開かれた県連の常任幹事会を連絡もなく欠席した梅谷守衆院議員。
新潟県連 党本部に早期対応求める
常任幹事会終了後、立憲民主党県連の西村智奈美代表(党代表代行)は「早急に本人からの説明を含めて党本部の対応は必要だという認識に変わりはない。時間が経っても対応されていないということで、またきょう皆さんからも『とにかく早くやるべき』という話も出たので、改めて話はしたい」と話した。
党本部の岡田幹事長に対し、連休明けにも早期の対応を求めると話す西村県連代表。