自民党青年局は12日、露出の多い衣装の女性ダンサーを招いた近畿ブロック会議後の懇親会が批判を浴びたのを受け、広島市中区のホテルで緊急の中国ブロック会議を開いた。会合後、鈴木貴子青年局長はダンサーを懇親会に招くこと自体は「問題はない」との見解を示した。
【写真】中国ブロック会議終了後に報道陣の取材に応じる鈴木青年局長㊧
党本部と中国5県連の青年局長たち約20人が出席。鈴木青年局長は「大変じくじたる思いを持っている」とあいさつした。その後、非公開で今回の事案や再発防止策などを議論した。
鈴木青年局長は終了後の記者団の取材に「事業の不断の見直しが必要」と説明。一方で「懇親会、お酒、ダンサーに問題があったということではない」と強調した。党青年局は一部参加者の品位を欠く振る舞いに問題があったとの認識を示している。