ガラス張りで公開されている醸造設備
新施設の名称は「YEBISU BREWERY TOKYO(エビス・ブルワリー・トウキョウ)」。サッポロは1988年に恵比寿工場を閉鎖し、生産拠点を千葉県船橋市に移転した。その後も跡地にできた複合商業施設・恵比寿ガーデンプレイスの敷地内に「ヱビスビール記念館」を設けており、今回のリニューアルで再び醸造設備を持たせた。
現地醸造された限定ビールが味わえるカウンター=東京都渋谷区恵比寿で
野瀬裕之社長は「約130年の歴史があるここでしかできない体験を充実させ、ブランドの魅力を国内外に広げていきたい」と話した。5月からは試飲もできる有料ガイド付きツアーも計画している。
施設の開館時間は、平日が正午~午後8時、土日祝日は午前11時~午後7時。火曜定休(祝日の場合は翌日定休)。(鈴木太郎)