栃木県那須塩原市の日光国立公園特別地域内にある塩原温泉旅館「湯守田中屋」は30日、公式ホームページにて、日帰り入浴での「不適切利用」のため、31日より営業を休止すると発表した。再開の見込みは立っていない。
【画像】「酷すぎる」店主の訴え
同旅館の4代目若旦那、田中佑治氏は自身のX(旧ツイッター)で「今日の日帰り入浴客は酷すぎる。女性専用と書いてあるのに男女で入浴。明日の日帰り入浴中止します」と投稿。「最低限のルールを守ってくれなければ、日帰り入浴はもうやりません」などと訴えていた。
同旅館は1884年創業の田中屋が運営する老舗。「塩原温泉源泉掛け流し100%の天然温泉」を売りとしており、施設について「自家源泉を3本所有した毎分300リットルもの豊富な湯量が自慢の宿」と紹介している。