多くの教育研究者が問題視している、奈良教育大学が附属小に対してやった「とんでもない」ことと「攻撃」(2024年3月11日)

前屋毅フリージャーナリスト
教育研究者たちも、「声明」を発表する「とんでもない」ことだった 撮影:筆者

 奈良教育大学が同大学附属小(以下、附属小)で行われてきた教育を「教科書どおりではなく不適切」という報告書を公表したことが波紋を広げるなか、3月4日付けて教育研究者有志が「教育課程の創造的実践を通じたゆたかな教育の実現を求めます」という声明を発表した。

|「攻撃」である

 そこには「呼びかけ人」として17名の教育研究者が名前を連ねているが、その後、声明に賛同する教育研究者の数は急速に増え、3月10日時点で呼びかけ人と賛同者の合計で368名にも達している。それほど、多くの教育研究者たちが奈良教育大学のやったことを批判的にうけとめているということだ。

 

 声明は「不確定性が高い営みである教育に、試行錯誤は不可欠です。だからこそ、とりわけ附属学校では、教師が積極的に研究を行ってきました」として、附属小の教育は「不適切」ではなく「評価すべき授業」としている。

 

 そして、「私たちは、学校における教育課程の創造的実践を前進させ、多様な子どもたちにあった、よりゆたかな教育をしたいとい学校・教師の創意工夫を支援する政策、制度、行政を望みます」と求めている。

 

 声明の呼びかけ人のひとりである千葉大学名誉教授の片岡洋子氏は、奈良教育大学の行為を「とんでもない」と批難し、「攻撃だ」と言う。その片岡氏に、何がとんでもないことなのか、何が攻撃されているのか、を聞いた。

 

|「とんでもない」ことが起きた

―― 奈良教育大学が附属小に対して「報告書」を提出し改善を求めたことを、最初に知ったときの率直な感想を聞かせてください。

 

片岡 2024年1月の新聞報道で知りましたけど、「とんでもないことが起きた」というのが最初の感想でした。教育と学問研究の自由が土台にあるべき大学で、こんなことが起きてしまったからです。

 

 奈良教育大学と同じ国立大学法人である千葉大学の附属小で、2015年度から2019年度までの5年間、私は校長を務めていました。その経験からも、「とんでもない」とおもいました。

 

 もし私が勤めていた千葉大学で同様のことが起きたらどうだろうと考えましたが、大学や教育学部が一方的な調査をして、附属小に対して一方的に「不適切」と言ってくることは、まず考えられませんでした。外部から問題の指摘があったら、「どうなっているのか?」と附属小に問い合わせ、附属小は教育方針について説明し、そこで話し合いがもたれ、改善すべきことがあるなら改善策を一緒に考えていくとおもいます。その合意形成のプロセスが教育と研究の自由の実質をつくるからです。

 

 全国に国立大学法人の附属小がありますが、学問の場としての大学に附属しているわけですから、各附属小ごとの方針の差はあっても、ベースは同じはずです。今回の奈良教育大学のケースも、同じプロセスをとるべきだとおもいます。

 

 にもかかわらず、大学側が一方的に形式的な調査して附属小に「不適切」だと改善を押しつけています。他の国立大学と附属学校で、こんな対応をした話は聞いたことがありませんでしたので、ビックリしました。

|いちはやく行動することが必要、と考えた

―― 「教育研究者有志」で「緊急声明」を発表されましたが、呼びかけ人として17人の研究者の方々が名前を連ねていらっしゃいます。みなさん、同じ思いだったのでしょうか。

 

片岡 議論すれば考え方の違いはあると思いますが、合意できる内容で緊急声明の文章を作成しました。新聞報道があった翌日くらいから知り合いの研究者と「これは見過ごせない問題だ」とメールで意見交換をしていたのですが、いくつかの話し合いの場を経て、ようやく緊急声明を出すことができました。

 

 いちはやく行動することが必要だったので、「有志」で呼びかけることにし、発起人で声明文を検討し、ウェブサイトを立ちあげて、呼びかけ人になってくださる教育研究者を2日間で募りました。そして応答してくださった方々に呼びかけ人になっていただきました。呼びかけ人としてのお返事が間に合わなかった方々も、その後、賛同者になってくださっています。賛同締め切りまで1週間もないのですが、どうにかしたいとおもっていた教育研究者がとても多いのだと感じています。

 

―― 声明には、「国立大学附属学校には、実験的・先導的な学校教育を行うことが期待されています」とあります。奈良教育大学は「不適切」と指摘していますが、むしろ附属小としては当然のことをやっていたにすぎない、ということでしょうか。

 

片岡 私が千葉大附属小の校長をやっていたときの副校長は、千葉県採用の教員で、交流人事で附属小にきていました。その副校長が言っていたことで、印象深く覚えていることがあります。それは、「附属小の教育は、現行の学習指導要領をのりこえる新しい学習指導要領をつくるための教育でなければならない」というものでした。そのとおりだとおもいました。

 

 公立学校にはできない実験的・先導的な教育をつくるための研究をするのが附属学校の役割であり、それを公開研究会で発信しています。全国どこの附属学校も公開研究会をおこないます。子どもたちがどう何を学んでいるか、教師がどんな教材の工夫をしているかなど、公開研究会が附属の教育と研究を検証する場です。奈良教育大学の附属小がやっていたことも、攻撃されるようなことではありません。

|「攻撃」でしかない

―― 「攻撃」というのは?

 

片岡 私は生活綴方(作文)教育の研究をしてきましたので、1970年代半ばに岐阜県の恵那地域の生活綴方教育が低学力につながるなどの攻撃をうけたことと重なってしまって、攻撃と言ってしまいました。自分の生活をみつめながら、生きることや学ぶことについて文章に表現し、考え合うのが生活綴方教育です。それをやっていると授業時間数が足りなくなるのではないか、まちがった教育だ、と議会などから攻撃されました。

 

奈良教育大学側が一方的に「附属小のやっていることは間違っている」としか言っていないようにおもえたので、50年前の恵那の教育攻撃と重ねてしまいました。その当時、攻撃された先生は高齢になっていますが、奈良教育大学附属小のことを話したら、「昔と変わらないことをくり返している」とあきれていました。奈良教育大学附属小でも日記や作文で表現する教育を大事にしてきましたので、そうした教育への攻撃という点で共通しているのではないかとおもってしまったのです。

 

―― 「声明」は、タイトルにも「創造的実践」という言葉が使われています。いま、創造的実践が必要とされているということでしょうか。

 

片岡 教育が現状のままでいいとは、文科省も考えていないはずです。かなり前から文科省も、「個性に応じた」とか「個別最適化」、「協同の学び」など、いろいろ方向を示してきてはいます。それを実際につくっていくのが、創造的実践です。しかし、学校現場では思うように方向転換できていません。

 

 なぜ方向転換できていないのか、それを真剣に考えなければいけないときでもあります。日本の学校教育の大きな課題なのです。

 

―― なぜ、方向転換できないのでしょうか?

 

片岡 いろいろありますけど、ひとつには「教科書依存的な授業」だと、私はおもっています。方向転換するには、子どもたちと接している教師たちが、子どもたちの現状にあわせて自主教材をつくるとかの自由度が必要です。

 

 それができないのは、「大綱的基準」であるはずの学習指導要領が「解説」という分厚い文書になり、それが教科書に反映され、その教科書の「指導書」にそった授業をせざるを得ないからです。。教科書どおりに教えなければならない、あるいは教科書どおりに教えていればまちがいがないかのような状況が、創造的実践を阻んでしまいます。

 

 学習指導要領は根本的なところを大づかみに示すような、もっと「大綱的」なものになったほうがいいし、先生や学校がもっと子どもたちの現状にあわせた授業づくりをできるようにすべきです。

 

 そういう動きを阻むようなことはしないでください、というのが私たちの「声明」です。子どもたちの現状にあわせた創造的実践を抑えようとしているだけでも、今回の奈良教育大学の報告書はおかしい、とおもいます。

|創造的実践を奈良教育大学は否定するのか?

―― 奈良教育大学附属小は、まさに、そういう創造的実践としての授業づくりをやっていたわけですね。

 

片岡 そうです。これからの学校教育を考えるうえでも、附属小が創造的実践に取り組むことは必要で、役割でもあります。教科書よりもっとよい教材をつかった授業とか、単元の履修時期の順番を変えるとか、そういう工夫をするのは公立の学校でも当たり前にできるようになっていく必要があります。そういう授業でなければ、子どもたちの成長を支えていくことはできません。

 

 にもかかわらず奈良教育大学の報告書は、履修の時間数が足りないとか、教科書のここを飛ばしているとかの指摘に終始しています。いま必要とされているところに目が向いていません。時代に逆行しているとしかおもえません。

 

―― 教育は誰のものだと考えているのか、疑問におもってしまいます。教育は誰のものか、片岡さんはどのように考えていますか。

 

片岡 1989年11月に国連総会で採択され、日本が1994年に批准した「子どもの権利条約」の基本的な条文が、ようやく「こども基本法」や「生徒指導要領」にも引用されるようになりました。教育を受けるのは子どもたちの義務ではなく権利だということが、共通認識となる時代になってきています。

 

 義務教育という言葉から、いまでも、教育をうけるのは子どもの「義務」だと誤解している人が少なくありませんが、教育を受けさせる義務を負っているのは、おとなであって、子どもにとっては「権利」なんです。教育は子どもたちのものです。でも、子どもたちが生きいきと学べるような教育でなかったら、子どもたちは拒否したり逃げたりしてしまいます。

 

 だからこそ、繰り返しになりますが、教え込むのではなく、子どもが主体的に学ぶことができる創造的実践が必要なのです。

 

 奈良教育大学の報告書は、大人が何を教えたかが重要だという非常に単純な図式を前提にしています。だから、「教えていなかったからダメ」という話になるわけです。

 

 そこには、「子どもたちはどのように何を学んでいたか」の視点が欠けている

と思うのです。いま必要とされているのは、子どもたちの学びをつくりだす教育

です。奈良教育大学の報告書が、そうした教育をつくることを萎縮させるのでは

ないかと心配です。そうならないようこの問題について教育研究者とこれからも

話し合っていきます。

 

教育課程の創造的実践を通じたゆたかな教育の実現を求めます(緊急声明)〇

 ー奈良教育大学附属小学校に対する報告書をふまえてー 

 

 教育課程の編成を行う主体は学校です。学習指導要領は、細部にわたって教育課程や教育実践を規定するものではなく、大綱的基準です。「各学校がその特色を生かして創意工夫を重ね、長年にわたり積み重ねられてきた教育実践や学術研究の蓄積を生かしながら、児童や地域の現状や課題を捉え、家庭や地域社会と協力して、学習指導要領を踏まえた教育活動の更なる充実を図っていくこと」が重要です。これらは学習指導要領に明記されています。

 こうしたことをふまえて、国立大学附属学校には、実験的・先導的な学校教育を行うことが期待されています(国立教員養成大学・学部、大学院、附属学校の改革に関する有識者会議資料、2016年12月5日付)。

 2024年1月に、奈良教育大学附属小学校の授業が不適切・法令違反ではないかという報道がなされ、国立大学法人奈良国立大学機構奈良教育大学より「奈良教育大学附属小学校における教育課程の実施等の事案に係る報告書」(2024年1月9日付、同年1月17日公表)(以下報告書と略)が出され、文部科学省が附属学校を設置する国立大学法人に対して、今年度中の確認・点検等を要請する通知を出しました(2024年1月19日)。

 報告書では、検定教科書関連書に基づく参考指導時数と比較した記述がされています。検定教科書は学習指導要領に基づいて編纂されたものですが、そこでの指導時数はあくまで一つの案です。学習指導要領そのものに基づいて、奈良教育大学附属小学校の教育課程を分析した場合に、報告書からわかる範囲でも、「社会に開かれた教育課程」「カリキュラム・マネジメント」「児童や学校、地域の実態を適切に把握し、教育の目的や目標の実現に必要な教育の内容等を教科等横断的な視点で組み立てていくこと」等、学習指導要領に示された観点から、積極的な評価ができる点を多く有していると考えられます。不適切・法令違反とまで言えるかどうかについては、教育法等の観点も含めた学問的な検討が必要です。

 不確定性が高い営みである教育に、試行錯誤は不可欠です。だからこそ、とりわけ附属学校では、教師が積極的に研究を行ってきました。その過程には、多くの研究者も関わってきました。その中で学校が主体となって編成する教育課程は、ゆたかな教育を実現する基盤をなしています。

 私たちは、学校における教育課程の創造的実践を前進させ、多様な子どもたちにあった、よりゆたかな教育をしたいという学校・教師の創意工夫を支援する政策、制度、行政を望みます。

 奈良教育大学附属小学校でも、また同校に限らず全国の学校・教師たちも、安心して教育課程編成に取り組むことができ、子どもたちのための学校づくりができるよう、国立大学法人の運営および地方教育行政を所掌する関係者に、冷静な議論・判断を求めます。 

2024年3月4日  

教育課程の創造的実践を通じたゆたかな教育の実現をめざす

教育研究者有志

 

 

呼びかけ人(順不同)(所属は緊急声明公開時のもの)

植田健男(名古屋大学名誉教授)

折出健二(愛知教育大学名誉教授)

鹿毛雅治(慶應義塾大学教授)

勝野正章(東京大学教授)
川地亜弥子(神戸大学准教授)

片岡洋子(千葉大学名誉教授)

小国喜弘(東京大学教授)
小玉重夫(東京大学教授)
子安潤(中部大学教授)

澤田稔(上智大学教授)

清水睦美(日本女子大学教授)
高橋哲 (大阪大学准教授)    

中嶋哲彦(愛知工業大学教授)
中村雅子(桜美林大学教授)
広田照幸日本大学教授)
本田伊克(宮城教育大学教授) 

松下佳代(京都大学教授)

 

賛同者(順不同・お名前等公開可の方のみ)

山崎雄介群馬大学教授)

吉永紀子(同志社女子大学准教授)

大橋基博(名古屋造形大学特任教授)

梅原利夫(和光大学名誉教授)

小野川文子(北海道教育大学教授)

赤木和重(神戸大学教授)

河合隆平(東京都立大学教員)

大津尚志(武庫川女子大学准教授)

渡辺貴裕(東京学芸大学准教授)

藤本和久(慶應義塾大学教授)

神代健彦(京都教育大学准教授)

村越含博(北海道文教大学准教授)

船越 勝(和歌山大学教授)

石原剛志(静岡大学教授)

久世公孝(公立高校教員・日本演劇教育連盟理事)

山本敏郎(日本福祉大学

行田稔彦(日本生活教育連盟委員長・元和光大学特任教授・元和光小学校和光鶴川小学校校長)

後藤 篤(宮城大学准教授)

大日方真史(三重大学准教授)

深澤英雄(和歌山大学非常勤講師)

若松大輔(弘前大学助教

山田哲也(一橋大学教授)

藤井啓之(日本福祉大学教授)

前田輪音(北海道教育大学教員)

園部友里恵(三重大学准教授)

川村拓也(北陸大学)

南出吉祥(岐阜大学地域科学部)

中村清二(大東文化大学

谷口知美(和歌山大学教育学部准教授)

鈴木大裕(高知県土佐町議会・教育研究者)

大野栄三(北海道大学教授)

中島憲(北海道札幌啓成高校教諭)

篠原岳司(北海道大学

石本日和子(相愛大学

八田幸恵(大阪教育大学

住友 剛(京都精華大学教授)

高橋寛人(石巻専修大学

山﨑隆夫(元東京都公立小教諭・元都留文科大学教職支援センター特任教授)

瀧口 優(白梅学園短期大学名誉教授)

鎌倉 博(名古屋芸術大学教育学部教授)

桐井誠(文教大学特務教員)

飯野由里子(東京大学特任准教授)

小滝一志(放送労働者OB・元教育番組ディレクター)

勘米良祐太(武蔵野大学

中野和光(美作大学教授)

星加良司(東京大学教授)

佐藤高樹(帝京大学准教授)

星川佳加(大阪成蹊大学講師)

國本真吾(鳥取短期大学教授)

大塚 類(東京大学准教授)

田端健人(宮城教育大学教授)

亘理陽一(中京大学国際学部教授)

金丸彰寿(神戸松蔭女子学院大学准教授)

瑞希北海道教育大学講師)

南浦涼介(広島大学准教授)

浅井幸子(東京大学教授) 

後藤賢次郎(山梨大学准教授)

田代高章(岩手大学教授)

千田洋幸(東京学芸大学教授)

庵 功雄(一橋大学教授)

岡明秀忠(明治学院大学

本庄十喜(北海道教育大学准教授)

丸山多賀子(兵庫県立芦屋国際中等教育学校

丸山啓史(京都教育大学准教授)

安藤聡彦(埼玉大学教授)

伊藤修毅(日本福祉大学准教授)

前川喜平(現代教育行政研究会) 

高橋英児(山梨大学教授)

伊藤健治(東海学園大学准教授)

呉 文慧(神戸大学研究員)

有田佳代子(帝京大学教授)

浦野東洋一(東京大学(名誉))

久田敏彦(大阪教育大学名誉教授)

熊井将太(安田女子大学准教授)

森本和寿(大阪教育大学特任講師)

松尾奈美(島根大学講師)

影浦紀子(松山東雲女子大学准教授)

木原成一郎(広島大学名誉教授)

大山正博(武庫川女子大学助教

田上 哲(九州大学教授)

木下孝司(神戸大学教授)

西堂直子(大阪青山大学准教授)

宮原順寛(北海道教育大学准教授)

白石陽一(元熊本大学

土佐いく子(和歌山大学非常勤講師)

元兼正浩(九州大学教授)

井口克郎(神戸大学准教授) 

戸野塚厚子(宮城学院女子大学教授) 

漆畑俊晴(静岡市立竜爪中学校教諭)

羽渕弘毅(西宮市立甲陽園小学校教諭)

富田充保(相模女子大学教授)

惟任泰裕(大阪成蹊大学講師)

柳田 綾(桜花学園大学准教授) 

久保富三夫(和歌山大学名誉教授)

渡邉眞依子(愛知県立大学准教授)

山沢智樹(岩手県立大学准教授)

藤武俊(東北大学准教授)

川村 肇(獨協大学教授)

渡部昭男(神戸大学元教授/鳥取大学名誉教授)

小澤浩明(東洋大学教授)

江利川春雄(和歌山大学名誉教授)

山根俊喜(鳥取大学名誉教授)

浅田孝紀(元東京学芸大学附属高等学校教諭、早稲田大学非常勤講師)

酒本絵梨子(自由学園最高学部准教授)

杉浦 健(近畿大学教職教育部)

川村健純(福島県公立小学校教諭)

寺沢拓敬(関西学院大学准教授)

明尾香澄(エリザベト音楽大学講師)

佐藤剛裕(独立研究者)

三上昭彦(元明治大学教授)

宇賀神 一(西九州大学講師)

木村大望成城学園初等学校)

神吉宇一(武蔵野大学教授)

首藤久義(千葉大学名誉教授) 

藤原さと(こたえのない学校代表

酒井佑輔(鹿児島大学准教授) 

樫下達也(京都教育大学准教授) 

松田洋介(大東文化大学

稲田八穂(筑紫女学園大学非常勤講師)

姉崎洋一(北海道大学名誉教授)

川内紀世美(大阪健康福祉短期大学講師

坂田和子(千葉大学埼玉大学非常勤講師)

谷尻 治(和歌山大学教職大学院教授)

筑田周一(女子聖学院中学校高等学校教諭)

戸村拓麦(千葉大学教育学部附属小学校教諭)

川田 学(北海道大学准教授)

杉田真衣(東京都立大学准教授)

井上大樹(札幌学院大学

和田悠(立教大学教授)

平塚眞樹(法政大学教授)

苫米地伸(東京学芸大学教授)

山田康彦(三重大学名誉教授)

山本孝次(愛知県立刈谷北高等学校教諭)

鄭 修娟(九州産業大学講師)

鎌田和宏(帝京大学教授)

松本大輔西九州大学准教授)

近藤徹(元東京都立高校教員)

楠見友輔(信州大学講師)

一盛 真(大東文化大学教授)

三上 純(大阪大学助教

宮田雅己(神奈川大学非常勤講師)

桐田敬介(上智大学・共同研究員)

久保田貢(愛知県立大学教授)

佐々木亮介(北海道札幌北高等学校教員) 

山岡寛樹(元船橋市立高郷小学校教諭・児童言語研究会)

立和名信行(鳴門教育大学附属特別支援学校)

上野舞斗(四天王寺大学講師)

敷田佳子(大阪教育大学等非常勤)

笹山悦子(愛知夜間中学を語る会 代表)

広川由子(千葉県立保健医療大学

門屋祐二(北海道帯広柏葉高等学校教諭)

神谷潤(お茶の水女子大学附属小学校教諭)

杉本義行(成城大学教授/学長)

川口広美(広島大学准教授)

笹島茂(元東洋英和女学院大学

津田英二(神戸大学教授)

西修一朗(大阪経済大学講師) 

江口怜(摂南大学講師)

清末幸雄(関東数学教育協議会研究局員)

福井雅英(元北海道教育大学教授)

古屋憲章(山梨学院大学特任講師)

瀬野由衣(愛知県立大学准教授)

前田晶子(東海大学教授)

長谷川裕(琉球大学教授)

塙 清子(東京海洋大学非常勤講師)

北川健次相愛大学講師)

土屋直人(岩手大学教授)

樋口大夢(東洋学園大学講師)

吉田 文(早稲田大学教育・総合科学学術院教授)

原田三朗(四天王寺大学准教授)

足立淳朝日大学准教授)

菊地栄治早稲田大学教授)

今井理恵(日本福祉大学准教授)

阿部 昇(秋田大学名誉教授)

本山 明(法政大学非常勤講師・元公立中学校教員)

生田あゆみ(21世紀型子育てプロポーザー)

野上 耀介(英数学館中学高等学校教諭)

林 広美(千葉大学教育学部附属中学校非常勤講師)

田沼 朗(身延山大学特任教授)

佐藤陽介(ひたちなか市立外野小学校教諭)

山﨑健吾(日本大学第二中学高等学校教諭)

露木隆夫 横浜国立大学教育学部附属横浜小学校教諭

草原和博(広島大学教授)

三浦綾希子(中京大学准教授)

趙卿我(愛知教育大学准教授)

北島信子(同朋大学教授)

荻野亮吾(日本女子大学准教授)

森久佳(京都女子大学教授)

畑綾乃(筑波大学附属高等学校教諭)

浜田博文(筑波大学教授)

中坪史典(広島大学教授)

七木田文彦(埼玉大学准教授)

安井一郎(獨協大学教授)

上野正道(上智大学教授)

酒井朗上智大学教授)

松下晴彦花園大学教授)

大島 崇(大分大学准教授)

黒田貴子(中学校講師・歴史教育者協議会)

山崎宣次(鈴鹿大学 特任教授)

広瀬裕子(専修大学教授) 

村田晋太朗(三重大学教育学部准教授)

横井紘子(十文字学園女子大学

松千喜(慶應義塾大学教職課程センター助教

知念渉(神田外語大学准教授) 

馬場久志(埼玉大学名誉教授)

瀬尾美紀子(日本女子大学教授)

西垣順子(大阪公立大学教授)

日名大悟(大阪府柏原市小学校教員、学校体育研究同志会大阪支部事務局長)

今井政廣(東大阪市立中学校教諭、全教加盟教職員組合員)

穴水ゆかり(拓殖大学北海道短期大学准教授)

西谷憲明(鹿児島国際大学教授)

内田芳夫(鹿児島大学名誉教授)

伊田勝憲(立命館大学教授)

間宮正幸(北海道大学名誉教授)

秋本倫子(東洋英和女学院大学准教授)

別府悦子(中部学院大学教授)

藤川大祐(千葉大学教授)

河﨑道夫(三重大学名誉教授)

加藤秀一明治学院大学

楠 凡之(北九州市立大学教授)

五十嵐元子(白梅学園大学准教授)

八鍬友広東北大学教授)

佐藤隆都留文科大学名誉教授)

中村和夫東京海洋大学名誉教授・京都橘大学名誉教授)

沼田あや子(白梅学園大学特任講師)

加川博道(和光大学特任教授)

原敬(豊島区立高松小学校教員)

立田順一(東京学芸大学特命教授)

中田康彦(一橋大学教授)

鈴木庸裕(日本福祉大学

牛渡淳(仙台白百合女子大学・名誉教授)

沢田匡(滋賀県公立小学校教諭)

田中昌弥(都留文科大学教授)

伏木久始(信州大学教授)

高山裕明(専門学校非常勤講師)

都筑 学(中央大学名誉教授)

二宮衆一(和歌山大学

仲田康一(法政大学准教授)

渡邊孝枝(十文字学園女子大学講師)

若林陽子(岩手県立大学講師)

高橋亜希子(南山大学教授)

楳本晃章(九州作文の会会長)

竹川慎哉(愛知教育大学准教授)

木下ひさし(聖心女子大学教授) 

宇都幸枝(鹿児島県小学校教員・九州作文の会事務局長)

馬場義伸(大阪元教員)

今林隆博(元教員・放課後デイサービス非常勤職員) 

目良誠二郎(「9条地球憲章の会」事務局長)

前田千代彦(元教員 教育政策研究者) 

伊藤和実(大東文化大学教職専門指導)

櫻井 歓(日本大学教授)

泉宜宏(都留文科大学教職支援センター特任教授)

小野方資(東京家政学院大学教授)

江藤由美子(教員)

髙橋智和(京都市立小学校教員)

伊藤久美子(埼玉作文の会会員) 

薮内恵(東京都公立小学校・主任教諭) 

森 朋子(町田作文の会)

今井恭子(デモクラティックスクールまんじぇ)

古山明男(古山教育研究所代表)

江藤順一(大分民教連)

名達英詔(十文字学園女子大学教授) 

渡辺知恵美(筑波技術大学准教授)

岩田弘志(NPO法人熊本オルタナティブ教育協会理事長)

石田喜美(横浜国立大学准教授)

桑嶋晋平(日本女子大学准教授)

松本博雄(香川大学教授)

瀬川均(海老名解放研・綾瀬中学校教諭)

秋山麻実(山梨大学

鈴木宏哉(茨城大学元教授 障害児生理心理学・障害者問題研究) 

額賀美紗子(東京大学

森村繁晴(埼玉県立大学教授)

三木裕和(立命館大学産業社会学部教授)

渡邉由之(東大阪大学教授)

原陽子京都大学名誉教授)


(※2024/3/119:00時点)

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フリージャーナリスト

1954年、鹿児島県生まれ。法政大学卒業。立花隆氏、田原総一朗氏の取材スタッフ、『週刊ポスト』記者を経てフリーに。2021年5月24日発売『教師をやめる』(学事出版)。ほかに『疑問だらけの幼保無償化』(扶桑社新書)、『学校の面白いを歩いてみた。』(エッセンシャル出版社)、『教育現場の7大問題』(kkベストセラーズ)、『ほんとうの教育をとりもどす』(共栄書房)、『ブラック化する学校』(青春新書)、『学校が学習塾にのみこまれる日』『シェア神話の崩壊』『全証言 東芝クレーマー事件』『日本の小さな大企業』などがある。  ■連絡取次先:03-3263-0419(インサイドライン)