パリ五輪開会式
パリ五輪開会式に参加した古賀紗理那【写真:Getty Images】
開会式前から降り始めた雨は次第に強くなり、選手はレインコートや傘を差して対応。しかし、なかには髪がびっしょりと濡れた選手も。中継ではバレーボール女子の古賀紗理那がポンチョを被った様子が一瞬映し出された。本人は明るく雰囲気を楽しんでいる様子だったが、ネット上には「風邪引かないでねぇええ!!」と心配する声が上がった。
出発前には石川真佑、宮部藍梨らチーム12人で記念撮影も行っていた古賀。今大会限りでの引退を表明しており、特別な大会に。28日にポーランドとの初戦を戦う。
花の都パリでは1924年以来、100年ぶり3度目の開催。32競技、329種目が実施される。スローガンは「広く開かれた大会」で、環境に配慮した五輪を目指している。
パリ五輪開会式 聖火点火者のリネール、自身のインスタでまさかの匂わせ「私をどこへ…」(2024年7月27日『スポニチアネックス』)
聖火リレーの最終走者で登場したリネールとペレクさん(ロイター)
◇パリ五輪 開会式(2024年7月26日 セーヌ川)
パリ五輪の開会式が26日(日本時間27日)、セーヌ川で行われた。
史上初めてメーンスタジアムの外での開催。各国選手団は船に乗り込み、セーヌ川を東から西へ。約6キロのパレードはトロカデロ広場でゴールを迎えた。
聖火の最終走者は柔道男子100キロ超級で、五輪で2度の王者に輝いているフランスのテディ・リネールと陸上女子短距離で五輪金メダル3個のマリージョゼ・ペレクさんだった。
リネールは無事に大役を果たしたが、自身のインスタグラムで1時間前に「私をどこへ連れていってくれるの?」と聖火ランナーを匂わせる投稿をしていた。