元宮崎県知事で衆院議員も務めた東国原英夫氏(66)が11日、自身のX(旧ツイッター)を更新。自民党和歌山県連が主催し、党青年局幹部や近畿の若手地方議員らが参加した会合に、露出の多い衣装の女性ダンサーを複数招いていたことについてコメントした。
会合は昨年11月、国会議員や近畿ブロックの地方議員ら計30~40人を集めて和歌山市のホテルで開いた。女性ダンサーは5人だった。県連青年局長の川畑哲哉県議が女性ダンサーを招いた理由について、記者団に「多様性の重要性を問題提起しようと思った」と釈明した。
ダンサーに口移しでチップを渡す参加者もいたといい、その場にいた青年局の藤原崇局長(衆院岩手3区)と中曽根康隆局長代理(群馬1区)はいずれも役職を辞任した。 ダンサーの体を触ったかどうか、記者団に問われた藤原氏が「私の記憶では触っていない」と述べ否定した。
東国原氏はこの発言を報道した記事を引用。「『私の記憶では触っていない』→便利な言葉だ。触られたダンサーが仮にいるなら、その方の証言や客観的証拠が必要だな」と厳しい文調でつづった。