25年開催「デフリンピック」での連携へ 全日本ろうあ連盟とOHKがスポーツ分野で協定【岡山・香川】(2024年3月7日『OHK岡山放送』)

手話実況などスポーツ分野での情報発信について連携を図ろうと、聴覚障害者の全国組織・全日本ろうあ連盟とOHKが連携協定を結びました。

3月7日に東京で行われた締結式では全日本ろうあ連盟の石野富志三郎理事長とOHKの中静敬一郎社長が出席し協定書にサインしました。

協定は、誰もが一緒にスポーツを楽しむことができる共生社会の実現を目指し結ばれたもので、情報発信や人材育成などで協力することが盛り込まれています。

OHKは、ろう者によるスポーツの手話実況者を育成する手話実況アカデミーを立ち上げていて、連盟はこの活動と連携していきます。

(全日本ろうあ連盟 石野富志三郎理事長)
「手話実況は聞こえない人だけのためのものではなく、誰もが同じように情報を得ることができ、一緒に楽しむことができる。そんな放送ができると期待している」

岡山放送 中静敬一郎社長)
「誰一人情報から取り残されない社会の実現に向けて、全日本ろうあ連盟とともに頑張っていきたい」

連盟とOHKは2025年、東京で開催される聴覚障害者のオリンピック、デフリンピックでの連携を目指しています。