吉谷彩子、地上波連ドラ初主演 “妹”浅川梨奈とドロ沼不倫劇「かなり攻めた内容」(2024年6月13日『ENCOUNT』)

原作は「comico 女性向けマンガ原作大賞」の大賞受賞作
 

吉谷彩子(左)と浅川梨奈がダブル主演を務める【写真:(C)さいマサ/エブリスタ (C)竹野筍・ましき/comico (C) NTV】
 俳優の吉谷彩子と浅川梨奈が7月9日から放送開始する日本テレビ系連続ドラマ『どうか私より不幸でいて下さい』(火曜深夜24時24分)でダブル主演を務めることが13日、発表された。吉谷が地上波連続ドラマでの主演は初めてとなる。
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「凄いお宝映像」「可愛すぎます」の声…吉谷彩子の女子大生時代のメイド姿
 原作は2022年に小説投稿サイト・エブリスタで開催した「comico 女性向けマンガ原作大賞」で大賞を受賞し、comicoでコミカライズした大人気ウェブトゥーン(縦読み漫画)。
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「幸せとは?」という人にとって根源的なテーマをもとに、2人が織りなすドロドロとしたマウント合戦が魅力。特に妹の志保は姉が不幸になるためならどんな手でも使う狂気じみた強烈なキャラクター。現実離れしているような……それでいて当たり前にある人間の「他人の幸せを妬む心理」が鮮烈に描かれる。
 吉谷が演じる名取景子は専業主婦で栄養士の資格を持っており、以前は大手メーカーで食品開発の仕事をしていたが、エリート銀行員の信一との結婚を機に退職。家事全般、特に料理が得意な良妻である。幼い頃から成績優秀、ひかえめな性格で、派手さはないが美人である。8歳下の妹を幼い時からかわいがっており、大きくなってからはどんなことでも相談出来る唯一無二の存在だと信じているが……。
 景子の妹、志保を演じるのは日テレドラマ初主演の浅川。姉とは8歳離れているため、産まれた時からお姫様のように育てられた。家族のマスコット的存在で、何でも姉が面倒を見てくれたおかげで、一人では何もできない甘えっ子に育つ。大きくなると両親はその甘えをとがめるようになり、そして何かにつけて出来のいい姉と比べられて来た。そのうちに姉に対する強い劣等感を抱くようになると同時に、何もできないのは姉のせいだと考えるようになる。
浅川「姉妹の関係性の歪みをぜひ楽しんで」
 以下、吉谷と浅川のコメント全文。
○吉谷彩子
――この作品のオファーを受けた時の気持ちは。
「初めてお話を読ませて頂いた時は、かなり攻めた内容だなと思いました。演じ方によっては、色々な捉え方を皆さんが出来る役だと思ったので、共演者とのバランスを見ながらしっかり演じなければならないなと、少しプレッシャーもありました」
――主人公・名取景子役への想い、役の見どころを。
「景子はとにかく優しく純粋で、人を信じすぎてしまう所があります。優しさが時に人の妬みや嫉妬の感情に変換させてしまう事も、純粋が故に気が付かない。それがいい意味でも悪い意味でも『景子』であり、そこのリアリティを感じていただけたらと思います」
――作品を楽しみにしている視聴者へメッセージを。
「景子と志保の感情がジェットコースターのように加速していく物語展開、老若男女問わず色々な方に楽しんでいただける作品だと思います」
○浅川梨奈
――この作品のオファーを受けた時の気持ちは。
「不倫を題材にした漫画やドラマなどを見る機会も多く、いずれ経験してみたいジャンルだったので念願叶い嬉しい気持ちとともに、自分の中で大きな挑戦になるなと思いました」
――主人公・相原志保役への想い、役の見どころを。
「志保はとても愛らしい子だと思います。志保が幼少期から抱えることになってしまった想いを私が寄り添って一緒に抱えてあげたいと思いながら演じています。二面性のある役柄なのですが、そこを表現する演出が新鮮でとても面白いのでぜひ注目していただきたいです」
――作品を楽しみにしている視聴者へメッセージを。
「深夜、ふと目に入った時にどこか見入ってしまう、そんな作品になれば嬉しいです。姉妹の関係性の歪みをぜひ楽しんでください。全11話、展開が早いのでぜひお見逃しなく」
ENCOUNT編集部