石原さとみが衝撃の変貌…『ミッシング』3週目にワンランクアップ(2024年6月3日『シネマトゥデイ』) 

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映画『ミッシング』より - (C) 2024「missing」Film Partners

 石原さとみの衝撃的な熱演が話題の映画『ミッシング』が、公開3週目にして週末映画動員ランキングでワンランクアップを果たした。

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 初登場7位、2週目8位だった『ミッシング』は、話題の新作が複数公開された3週目にワンランクアップの7位を記録。累計興行収入は3億8,000万円、累計動員数は27万人を超えている。「今までの自分を壊してほしい」と吉田恵輔監督(※吉は「つちよし」)に直談判した石原が演じたのは、ある日突然いなくなった幼い娘を捜し続ける沙織里。被害者であるにもかかわらず、いわれのない誹謗中傷や好奇の目にさらされていく彼女を、出産を経て母となった石原がこれまでのイメージを一新させる熱演で体現している。

 本作へのそんな熱い支持を受け、6月6日に新宿ピカデリーティーチインイベントが行われることが決定。その後、本作では初となる YouTube Live の生配信イベントも実施される。誰でも鑑賞可能な生配信イベントでは、石原、吉田監督、沙織里の弟・圭吾役の森優作、沙織里たちを取材するテレビ局のカメラマン・不破役の細川岳らが登場し、本作を徹底アピールするという。(編集部・市川遥)

映画『ミッシング』は公開中


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解説

「空白」「ヒメアノ~ル」の吉田恵輔監督が、石原さとみを主演に迎えてオリジナル脚本で撮りあげたヒューマンドラマ。幼女失踪事件を軸に、失ってしまった大切なものを取り戻していく人々の姿をリアルかつ繊細に描き出す。

 

沙織里の娘・美羽が突然いなくなった。懸命な捜索も虚しく3カ月が過ぎ、沙織里は世間の関心が薄れていくことに焦りを感じていた。夫の豊とは事件に対する温度差からケンカが絶えず、唯一取材を続けてくれる地元テレビ局の記者・砂田を頼る日々。そんな中、沙織里が娘の失踪時にアイドルのライブに行っていたことが知られ、ネット上で育児放棄だと誹謗中傷の標的になってしまう。世間の好奇の目にさらされ続けたことで沙織里の言動は次第に過剰になり、いつしかメディアが求める“悲劇の母”を演じるように。一方、砂田は視聴率獲得を狙う局上層部の意向により、沙織里や彼女の弟・圭吾に対する世間の関心を煽るような取材を命じられてしまう。

愛する娘の失踪により徐々に心を失くしていく沙織里を石原が体当たりで熱演し、記者・砂田を中村倫也、沙織里の夫・豊を青木崇高、沙織里の弟・圭吾を森優作が演じる。( 映画.com)

2024年製作/119分/G/日本

配給:ワーナー・ブラザース映画

劇場公開日:2024年5月17日

 

 

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