あわら市役所で多言語通訳サービス導入(2024年5月13日『NHKニュース』

あわら市は、外国人などが市役所を利用する際の職員とのやり取りの負担を軽減しようと、4月から、テレビ電話でオペレーターが多言語や手話で通訳するサービスを新しく導入しました。

これまであわら市では、外国人や聴覚に障害がある人が市役所の窓口に来た際、スマートフォンの翻訳アプリやジェスチャーなどで職員とやりとりしていましたが、手続きに時間が長くかかり、お互いの負担になっていました。
こうした状況を改善しようと、タブレット端末で、市が契約した通訳会社のオペレーターとテレビ電話をつなぎ、多言語や手話で通訳するサービスを4月から新しく導入しました。
通訳のオペレーターを介して、職員と利用者がやり取りでき、英語やベトナム語などの13の言語と手話通訳に対応しています。
タブレットは全部で3台あり、どの課にも持ち運んで利用することができます。
市によりますと、同様のサービスは鯖江市でも導入していて、県内の自治体では2例目ということです。
あわら市福祉課の宮川祐美主査は「市役所のすべての課で利用することができるので、市民の皆さんには気軽に利用していただきたい」と話していました。

 

タブレット端末を活用した通訳サービスが利用できます(外国語・手話)(あわら市

外国人や手話を必要とする来庁者のコミュニケーション手段を確保し、安心して窓口でのお手続きや相談ができるよう、タブレット端末を利用したオンライン通訳サービスを導入しました。 

概要
タブレット端末を通して、専門の通訳オペレーターが利用者と市職員の間で通訳します。お互いの表情を見ながら会話ができるため、各種申請にかかる時間が短縮されたり、相談内容を正確に伝えることができます。 利用は無料です。

利用方法
タブレットは福祉課内に設置してあります。
あわら市役所内であれば他の課でも、タブレット端末を持ち運んで利用することができますので、利用を希望される人はお近くの窓口で職員にお知らせください。

対応言語
13言語(英語、中国語、韓国語、ポルトガル語スペイン語タイ語ベトナム語、フランス語、タガログ語ヒンディー語ネパール語インドネシア語、ロシア語)+手話