大リーグで経験を積んできた32歳が、若い選手が多いチームの精神的支柱になると期待が高まっています。
第1打席はフォアボールを選び、第2打席はセンターフライに倒れましたが、7回の第3打席では、速球をはじき返し左中間のフェンスの上部を直撃するツーベースヒットを打ちました。
さらに8回にはチームが2点差に追い上げ、なおも2アウト一塁二塁のチャンスで第4打席に立ち、逆転となる1号スリーランホームランを打って勝利を呼び込みました。
DeNAは、若い選手が多いチームで球団関係者は「勝っているときは勢いがある一方、劣勢の展開になると雰囲気が落ち込んでしまう」と感じていました。
試合後、筒香選手は、今の状態について「まだ試行錯誤が続いている」と話しました。試合を重ねることで今後のさらなる活躍が期待されます。
【試合後の一問一答】感謝のことば繰り返す
Q.試合を終えて、どんな気持ちですか?
A.本当にたくさんのファンの前で、ベイスターズのユニホームを着てプレーできることに感謝の気持ちでいっぱいです。
Q.ホームランの打席は、どんなことを思いながら立ちましたか?
A.前の宮崎さんがフォアボールで出塁したので、まだ点差もありましたし、強い打球というのを心がけていました。
Q.打席に入るときに球場のファンから大きな歓声があがりました。どのように感じていましたか?
A.本当にあれだけの声援をいただいて感謝の気持ちしかないです。
Q.1つ前の第3打席でも逆方向に長打を打ちました。逆方向への長打は収穫だったと思いますが?
A.僕の中での1つのバロメーターが逆方向でもあるので、非常にいい感覚で最後の打席に入れました。
Q.試合を終えて、状態や感覚がいいと感じていますか?
A.たくさんの投手と対戦しないとわからない部分があると思います。きょうはきょうで、また次に試合があるあさってに向けて、いい準備をしたいと思います。
Q.改めて試合をして、ベイスターズというチームのよさをどのように感じましたか?
A.本当にベンチでも活気があって、みんなが試合に集中していると思いますし、どんどんどんどん強くなっていくチームだと思います。
Q.次の試合に向けて、ひと言お願いします。
A.体のケアをしっかりしていい準備をします。
Q.試合中、終始笑顔で楽しんでいるように見受けましたが、どのような思いで、きょうの試合に臨んだのでしょうか?
A.もちろん緊張感というのは非常にありました。チームメートに気を遣っていただいているというのも非常に感じました。助かりましたし、感謝しています。