高崎市吉井町にある上信電鉄の踏切で6日、近くに住む小学4年生の澁澤姫星愛さん(9)が列車にはねられて死亡しました。
事故を受けて国の運輸安全委員会は、鉄道事故調査官2人を現地に派遣し、7日朝から上信電鉄の担当者が立ち会い、調査を始めました。
現場の踏切は、遮断機も警報機も設置されていない「第4種踏切」で、調査官は歩行者と運転士のそれぞれからどのように見えるかや、注意を促す看板の場所などを確認していました。
女の子は当時、犬と一緒にいたとみられ、調査官は今後、運転士の聞き取りや女の子がはねられた車両を確認するなどして、原因や再発防止策などを報告書にまとめるということです。