◆共同親権をめぐる議論の場だった…「今後気をつける」
寺田氏は、3日の法務委の最中に自民、公明両党の委員が長時間離席していたと指摘。中野氏については「法案を提出している立場にもかかわらず、ずっと寝ていた。たばこも何度も吸いに行っていた」と批判し、「どういう自覚をしているんだ」とただした。中野氏は「緊張感を持って職務に向き合っていく。大変申し訳ない」と頭を下げた。
寺田氏が取り上げた3日の審議は、大学教授や弁護士、ドメスティックバイオレンス(DV)の被害者らを招いた参考人質疑。出席したDV被害者は、加害者に身元が明らかにならないようについたてで顔を隠し、涙ながらに実情を述べていた。
中野氏は本紙の取材にも、委員会中の居眠りと複数回にわたる喫煙の離席は事実だと認め、「今後気を付ける」と語った。
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