オスプレイ再開「遺憾」 玉城デニー知事、在沖米軍トップと面談 ターナー氏「安全な運用に自信」(2024年3月22日『沖縄タイムス』)

ロジャー・ターナー中将(左)へ在沖米軍に対する見解を伝える玉城デニー知事(右)=21日、県庁
 玉城デニー知事は21日、在沖米軍トップの四軍調整官で、在日米軍沖縄地域調整官を務めるロジャー・ターナー中将と県庁で面談し、「地元の理解を十分に得ていないままの米軍オスプレイの飛行再開は遺憾だ」との認識を伝えた。ターナー氏は、飛行停止の3カ月間で問題を分析したと説明。自ら試乗したことを明かし、「新しい安全対策の手順がしっかり実施されていると確認した。沖縄でオスプレイが安全に運用できるという強い自信と確信を持っている」と断言した。(政経部・東江郁香)
 
 

 知事とターナー氏の面談は初めてで、約30分間だった。ターナー氏は、知事が求めるのであれば、理解を深めるために県を米軍普天間飛行場に招き説明する考えも伝えた。県基地対策課は検討するとしている。...