落語家の立川志らく(60)が11日、TBS系「ひるおび」に出演。自民党青年局の〝ダンサー口移し〟報道に言及した。
産経新聞によると、昨年11月に自民党の若手議員らが参加した和歌山県内の会合に過激な衣装の女性ダンサーが招かれ、ボディータッチがあっただけでなく、ダンサーに口移しで渡したり、ダンサーの尻を触った人もいたという。自民党の藤原崇青年局長、中曽根康隆・青年局長代理も参加しており、両氏は8日、責任を取る形で辞任した。
問題について志らくは、「女性の議員が1人でもいたらやったのかってところですよね、絶対やれるはずがない」と指摘。
「『用意してもらった物だから止めるのもどうかと思った』って、止めるでしょこれは。大問題になりますよって止めるし、まずこんなこと企画しないし」と批判した。
また、「落語家の宴会だってこんなことしないですよ」と主張。「私学生の落語研究会に入ってる時に雑誌の取材が来て受けようと思ったらAV女優が一緒に来て裸になって一緒に写真撮ってくれって。私喧嘩になって怒って雑誌社帰したことがある。落語に関わるようなふざけた連中ですらそういうのはいけないと思ってるのに政治家ですよ」と自身の経験をもとに語った。
また、企画に携わった和歌山県の川畑県議が懇親会の会場にダンサーを呼んだ理由について「多様性」を挙げたことについては「多様性って使えばみんなが納得すると思って」とあきれ顔。「ほんとにあったま悪いなと思いますよね」と一蹴していた。
東スポWEB