自民党和歌山県連が主催し、党青年局幹部や近畿の若手地方議員らが参加した会合に、露出の多い衣装の女性ダンサーを複数招いていたことが判明。不倫を認め、謝罪した自民党の広瀬めぐみ参院議員(57=岩手選挙区)に続く不適切行為の表面化にインターネット上でも「自民党はお盛んですね」「また岩手の人ですか」などの声が上がっている。
【写真】「令和5年 自民党青年部・青年局近畿ブロック会議」出席者、川畑哲哉・和歌山県議公式インスタグラム(@t2ykawabata)から
今回、発覚した懇親会ではダンサーに口移しでチップを渡す参加者もいたといい、その場にいた青年局の藤原崇局長(衆院岩手3区)と中曽根康隆局長代理(群馬1区)はいずれも役職を辞任。
県連青年局長の川畑哲哉県議は女性ダンサーを招いた理由について、和歌山市で記者団に「多様性の重要性を問題提起しようと思った」と釈明した。会合は昨年11月、国会議員や近畿ブロックの地方議員ら計30~40人を集めて和歌山市のホテルで開いた。女性ダンサーは5人だった。
一方、不倫で謝罪した広瀬氏は、5日に自身の地元・岩手県内で不倫報道後、初めて取材対応し「相手の方との関係については報道されている通り、事実でございます」と不倫を認め謝罪。党岩手県連の副会長を勧告を受けて辞職したことを明らかにした。一方で、議員辞職や離党については否定。会見はわずか7分間で打ち切った。広瀬氏は、2022年の初当選後は、松川るい参院議員(53)が「エッフェル姉さん」として批判を浴びた昨年7月の自民党女性局のフランス研修にメンバーの一人として参加している。
自民党の女性局員に続き、青年局員の“不適切行為”の発覚に、ネット上では「自民党は男女ともにお盛んですね」「青年局も女性局も…凄いですね」「また岩手の人ですか」「藤原衆院議員、岩手3区=花巻市、奥州市など。大谷君、叱ってあげて」「言い訳がひどすぎる」となどと批判されている。