天皇皇后両陛下と長女の愛子さまは、日本赤十字社の医師らと面会し、能登半島地震の被災地での医療支援活動について説明を受けられました。
8日午後4時半すぎ、天皇ご一家はお住まいの御所で日本赤十字社の社長、副社長、医師と看護師の4人と面会されました。 宮内庁によりますと、両陛下と愛子さまは、能登半島地震の発生直後からの日赤の活動をまとめたビデオをご覧になったあと、被災地で医療支援にあたった医師と看護師から活動の説明を受けられました。
石川県珠洲市の被災地で、様々な地域から集まった医療チームをまとめた経験や、輪島市における▼被災者や行政職員の心のケア、▼感染防止対策などに耳を傾けられたということです。
両陛下と愛子さまは、「これまでの活動経験からみて能登半島地震の被災地の特徴は」や、「心のケア、被災者の思いをどうくみ取っていたのですか」などと質問し、ねぎらいの言葉をかけられたということです。 両陛下は、3月下旬にも被災地を訪問される方向で調整が進んでいます。