大型連休初日の27日、都内の公園で生活困窮者のための食料の無料配布が行われ、500人を超える人が長い列を作りました。食品や光熱費の値上がりが続く中、新型コロナウイルスの5類移行後も利用者の数は高止まりしているということです。
宅配代行サービスの配達員の52歳の男性は、先月から利用を始めたということで「去年の大型連休は妻と旅行をしましたがことしは考えることもできません。自炊したり、スーパーで値引きされた総菜を買ったりして食費を削っていますが、光熱費も値上がりしとても困っています」と話していました。
また、45歳の女性は「以前は介護関係の仕事をしていましたが、体調を崩し生活保護と障害者年金で暮らしています。生活費を切り詰めてやりくりしていましたが、食品の値上がりでお金が尽き、食べるものも無くなってしまいました。どうしようかと思って、去年3月ごろから利用するようになりました」と話していました。
ニュースポスト
止まらない食品の値上がり、光熱費や家賃の高騰。
暮らしへの不安など、物価高の影響について、こちらまで情報をお寄せください。
暮らしへの不安など、物価高の影響について、こちらまで情報をお寄せください。