元SKE48のフリーアナウンサー柴田阿弥さん(30)が25日、X(旧ツイッター)で拡散されているデマに怒りをあらわにした。
◆柴田阿弥アナ、クルド人めぐるフェイクニュースの発言を否定の投稿【写真】
埼玉県川口市に住むクルド人との共生問題を扱った22日放送のABEMAのニュース番組「ABEMA Prime」で、Xでは柴田さんが映った画像が拡散。
テロップには「取り締まり強化なぜ?『一部外国人』と共生は」としか記されていないが、投稿には「柴田阿弥 嫌なら日本人が引っ越せばいい」という文面が添えられている。
この投稿には「何を言ってるのか。自分の発言の意味をわかってるのだろうか」「頭いかれてて草」などとネガティブなコメントが目立つ。さらに「ジャーナリスト」を名乗る石井孝明さんが25日、自身のXに「この柴田阿弥という人物、クルド人問題で日本人が引っ越せばいいと本当に言ったのでしょうか。これタレント永久追放レベルに発言でしょうに、拡散希望」と引用投稿。
「言ったという人とそうでないの話があります。めんどくさいので見ない。柴田阿弥氏の発言。みなさんどうぞ」と、真偽確認をしていないことを示唆するコメントも付けた。
これに対し、柴田さんは「大変申し訳ありませんが、そのような旨は全く言っておりません。裏どりもせずに拡散するのは記者として如何かと思いますが。フェイクニュースの拡散は名誉毀損に当たる可能性があります。削除を希望します」と返信。さらに「記者と名乗る人が自身で裏どりもせず虚偽を拡散するとは。
そしてそれを見た人がまた自分で確認もせずに怒っている。なんでも良いんですけど、誹謗中傷とフェイクニュースの拡散は名誉毀損に該当する場合がありますので法的措置も検討します」と不快感を示した。
問題の場面で、柴田さんは「共生は無理、不可としてしまうと、もう一切コミュニケーションが取れなくなってしまう」「『共生不可なんですね』となったら別に引っ越しできちゃう、日本人は。人口がどんどん流出しちゃうというだけだと思うんですよ。共生するための政策と犯罪を取り締まるのは両立できる」などと発言。
共生を拒むことで分断が進み、日本人の住民が流出してしまうことを懸念しており、問題の投稿のように「日本人が引っ越せばいい」という主旨の発言はしていない。