大阪府大東市の職員が上司から約1年間にわたってパワハラ行為を受け続けたとして、市が職員に謝罪していたことがわかりました。
大東市の女性職員(50代)の代理人弁護士によりますと、女性は保健医療部に勤務していた2019年4月から約1年間にわたって、当時上司だった元女性職員(60代)から何度も大声で叱責されたり無視されたりするなどのハラスメント行為を受けたということです。
音声データには当時のやり取りが記録されていました。 (元上司)「あんた私の倍以上の給料もらってて何言うてんねん。嫌やったら辞めてしまい」
女性職員は市に複数回相談しましたが、人事担当者らは「自分で割り切らないと仕方がない」などと回答。女性が弁護士とともにその後も調査を求め続けた結果、相談から4年以上が経った今年2月9日に、市はハラスメント行為と一連の対応について女性に謝罪しました。
大東市は取材に対して「今後このようなことが起こらないように対策を講じる」としています。
MBSニュース