自民県議団「常任委で審査継続」、県民連合「常任委だけでは不十分」 鹿児島県警不祥事「百条委」設置陳情、再び継続審査へ(2024年12月14日『南日本新聞』)

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 鹿児島県議会議会運営委員会は13日、相次ぐ県警不祥事を巡る調査特別委員会(百条委員会)設置を求める陳情を10月に続いて継続審査とした。自民、公明両会派の賛成多数で決めた。
急上昇ワード1位は「県警」 今年「鹿児島県」と一緒にグーグル検索される
 自民県議団の西高悟会長は「常任委員会で引き続き審査を行い、前生活安全部長の裁判次第では設置を検討するとした考え方を変えるほどの状況にない」として継続審査を求めた。
 県民連合の福司山宣介会長は「常任委だけでは不十分」と採択を訴えた。
 県警不祥事を巡る陳情は計22件。最大会派の自民が現時点での百条委設置見送りを決めた9月以降に相次いで提出された。
 このほか、委員会のウェブ配信を求める陳情も継続審査とした。

急上昇ワード1位は「県警」 今年「鹿児島県」と一緒にグーグル検索される(2024年12月11日『南日本新聞』)
 
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30代男性巡査部長の懲戒免職処分で謝罪する牛垣誠首席監察官=11月22日、鹿児島市の県警本部
 
 インターネット検索大手のグーグルは10日、2024年に「鹿児島県」と一緒に検索された急上昇キーワードの1位は「県警」だったと発表した。県警トップの不祥事隠蔽〔いんぺい〕疑惑や現職警察官による相次ぐ性犯罪、県議会による事実解明のための調査特別委員会(百条委員会)設置決議案の否決などがあり、関心が集まったとみられる。
 グーグルによると、調査期間は1月1日~11月20日で、全国の利用者が対象。急上昇キーワードは、昨年と比較して検索数が大きく伸びたもので、今年の話題や流行が反映されているという。2位は薩摩川内市鹿児島市であった「市議会議員選挙」、3位は8月末に閉店した同市の「イオン鹿児島鴨池店」だった。
 全体の1位は大谷翔平選手が移籍し、米大リーグのワールドシリーズで優勝した「ドジャース」。パリで開催された「オリンピック」が2位で、2月に大谷選手との結婚が発表された「田中真美子」さんが3位だった。