会見で謝罪した中村誠吾議員
8月24日、花火大会が行われていた市内の公園で、酒に酔って市民に暴言を吐くなどトラブルになっていました。
暴言を吐く中村議員(視聴者提供)
「お前バカじゃねえか。上の先輩にバレるんだぞ。誰だと思ってんだ、俺のこと」
「もうこれでお前たちのこと救ってやらないからな。政治的には救ってやらないからな」
当時の状況について、会見では。
「酒が好きで、午後2時くらいからDVDを見ながら焼酎をロックで夕方6時まで5~6杯飲んだ。記憶がない、なぜ外に行ったのか、公園にいったのか記憶にない」(中村議員)
自身の行動に気づいたきっかけは、UHBの取材でした。
UHBの取材で気づく
「(Q:映像は中村さん?)もちろん僕ですよ。私も長谷川岳氏の(威圧的言動)を見てひどいなって思いはしてました。だけど私の方がもっと悪いよね」
ただ暴言の相手も覚えておらず…
被害者には名乗り出てほしいといいます。
自身の進退については。
「辞職は考えていません」
「辞職は考えていません。支えてくれて方たちから(映像の様子が)尋常ではないと言われた。あす受診する。今はそこまでしか言えない」(中村議員)
中村議員はすでに所属する立憲民主党に離党届を提出しており、道連が対応を検討しています。
暴言を吐く中村市議(視聴者提供)
中村議員は24日午後8時ごろ、小樽市内の公園で開かれていた町内会の花火大会で、市民の男性とトラブルになり、「お前バカじゃねえか。上の先輩にバレるんだぞ。誰だと思ってんだ、俺のこと」「俺が連合北海道からすべての政治局の担当やってきた。お前らガキなんだよ。お前らより強い。もうこれでお前たちのこと救ってやらないからな。政治的には救ってやらないからな」などと市民の男性に暴言を吐いていました。
所属議員の処分を発表する立憲民主党道連の笹田浩幹事長
その結果、中村議員の言動は「議員として、さらには人としてあるまじき行為と言わざるを得ず、極めて遺憾。まさに」と結論付けました。
党道連の逢坂誠二代表は「このようなことが二度と起こらないよう所属議員に対して厳しく指導を行い、再発防止に努めていく」とコメントしました。