エアコンを利用したり、窓を開けて風を通したり、窓から差し込む光を遮断するなどして、屋内の温度が上がりすぎないように気を配りましょう。温度計を近くに置いてこまめに確認するのも良いでしょう。
暑い日は無理な外出を避けましょう。屋外で活動する場合は、休憩をこまめにとり、スポーツドリンクなどで水分と塩分の補給をします。炎天下では、通気性の良い服を着るのはもちろんのこと、熱を吸収しやすい黒色系の衣服を避けたりするのも効果的です。帽子を使う場合も、時々外して汗の蒸発を促すと良いでしょう。
子どもは大人より汗をかいて体温を調節する能力が発達していません。また、身長が低く地面からの照り返しの影響を強く受けるため、大人が暑いと感じている時、子どもはさらに高温の環境にいることになります。
高齢者になると、暑さやのどの渇きを感じにくくなります。また汗をかいて体温を調節する能力も低下します。温度管理と定期的な水分補給を心がけることが大切です。
まずは呼びかけて反応があるかどうかを確認します。もし反応がない場合は直ちに救急車を呼び、涼しい場所で体を冷やしながら救急車を待ちます。首の周りや太ももの付け根など太い血管部分を氷のうで冷やすのも有効です。意識がはっきりしている場合は、同時に水分・塩分を補給しますが、そうでない場合は無理に口から水分を与えるのは禁物です。
全身が毛におおわれている犬や猫は、体温調節のための汗腺が足の裏などにしかなく暑さが苦手です。ペットが熱中症にならないように注意し、いつもと様子が異なる場合は動物病院に連れて行くなどの対処が必要です。
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熱中症になってしまった場合の最初の措置などについて