鹿児島県警の情報漏えい事件を巡り、鹿児島地検が5日、警察官による犯罪の捜査を行わないようにしたなどの犯人隠避容疑などで刑事告発された県警トップの野川明輝本部長を不起訴にしたと複数のメディアが報じた。ネット上ではこのニュースが話題となり、不満のコメントであふれた。
報道によると、枕崎署員の盗撮事件の捜査を行わないようにしたとの告発は嫌疑不十分、霧島署員のストーカー事件や、県警本部公安課警察官の情報資料漏えい事件を隠蔽(いんぺい)したなどとの告発は嫌疑なしとした。
このニュースにX(旧ツイッター)では「お約束の不起訴」「明らかな県検・県警癒着 そうこれこそ同じ穴のムジナ」「使えない検察だなぁ」「初めからわかってましたよ。お仲間ですからね」「こんなときだけ捜査が速い」「【嫌疑なし】ってことは証拠がまったく無いか真犯人が別に居るような場合なんですが…」などのコメントが並んだ。
当の鹿児島県警に対しても「過護島県警」「警察に対する不信感の罪で本部長はとっとと辞めろ」「警察は自浄作用はあるのか」「組織丸ごと解体させなくていいか? 天罰あたえなくていいか?」などと怒りの声が向けられた。