“ハラスメント辞職”に伴う町長選挙 愛知・東郷町 岐阜・池田町(2024年6月10日『中京テレビNEWS』)

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職員へのハラスメント行為で前町長が辞職した愛知県東郷町町長選挙が9日投開票され、前の町議長の石橋直季さんが初当選を果たしました。
また、前の町長がセクハラ行為を認定され辞職した岐阜県の池田町長選挙では、生命保険会社勤務の竹中誉さんが初当選しました。
東郷町長選挙は、前の町議長で新人の石橋直季さん(38)が、前副町長の新人候補を破り、初当選を果たしました。
今回の東郷町長選挙は、職員へのハラスメント行為が判明した井俣憲治前町長の辞職を受けて行われ、町の信頼回復やハラスメント対策が争点となっていました。
石橋さんは、愛知県内の現役の首長では最年少です。
石橋直季さん:「とにかく皆様の声をしっかりと聞く町政をしたい」
投票率は47.43パーセントで、前回を上回りました。
一方、女性職員らへのセクハラ行為が認定された岡崎和夫前町長の辞職に伴う岐阜県池田町の町長選挙では、ハラスメント防止対策を前提に、人口減少対策などを訴えた、竹中誉さん(53)が、ほかの2人の候補に大差をつけ、初当選しました。
竹中誉さん:「もう二度とこの池田町からハラスメントの問題を起こさないという覚悟のもと、新たな制度・風土をいちからつくっていかないといけない」
池田町長選挙投票率は51.89パーセントで、2023年の前回を下回りました。