東大法学部同期3人の結末
自民党の衆院議員で当選4期目の宮沢博行議員の辞職が、4月25日の衆院本会議で許可された。妻子持ちでありながらパパ活をしたり、何度もデリヘルを呼んでいたことが『週刊文春』で報じられたためだ。
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'93年に東大に入学し、'97年に法学部を卒業後、会社員を経て政治の道へ。'12年の衆院選で当選、防衛副大臣などを務めたが、政治生命が絶たれることになった。
「不思議なもので、これで3人目ですよ」と嘆息するのは自民党の中堅議員だ。どういうことか。
「'17年に不倫問題が報じられた元立憲民主党の山尾志桜里さん(注・現在は菅野姓)、同じく'17年に秘書へのパワハラが報じられた元自民党の豊田真由子さんも、'93年に東大に入学している。それも、3人とも法学部卒業組なんです。パパ活、不倫、パワハラ……どうして'93年入学の法学部卒業生に問題が起こるのか、と永田町ではミステリー扱いされています」
実はこの3人にはもうひとつの共通点が。
「山尾さんは'09年の民主党大躍進時に当選した、いわゆる『小沢チルドレン』。宮沢さんと豊田さんは'12年に自民党が政権を奪還した時に当選した『安倍チルドレン』です。大量当選の年に誕生した東大卒の議員は、問題を起こしやすいということでしょうか」(同前)
3人による「東大'93年入学・法学部卒組座談会」を企画したいのですが、ご出演いかがでしょう?
「週刊現代」2024年5月11日号より